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みんなのレビュー57件

みんなの評価3.7

評価内訳

57 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ぞわっと

2022/04/10 17:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロアルド・ダールが大人向けの作品を書いているとは知らなかったので、興味をひかれ衝動買いしました。読み始めて、びっくり。 シニカルな短編集で、どれも考えてしまうような余韻が残ります。特に、最後の「首」、ぞわっとしました。

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紙の本

一日1話 通学通勤に是非!

2022/11/06 12:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:昆布 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「チャーリーとチョコレート工場」の原作者、ロアルド・ダールの短編集。基本的には一話ごとにゾクっとするタイプのお話です。私は一時間一話ペースで読めたので、通勤通学にちょうど良いかもしれません。

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紙の本

大人向けダール

2016/02/14 20:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kocka - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ダールは子ども向けの作品が多いけど、大人向けの作品もいい」というコメントをどこかて見かけて、初めて手に取りました。
噂どおり、シニカルでブラック!?
人の内面に隠された影の部分を淡々と、うまく描きだしているなぁと思いました。それぞれのお話は短いのですが読んだ後にじわじわくるので、私は1日1話ずつ。続けて読むと、ちょっとお腹いっぱいな感じ(笑)でもクセになります。
旧訳版を読んでいないので比較はできませんが、田口先生の新訳版、読みやすかったです。続きも読む予定。

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紙の本

緊張感とシニカルさのオンパレード。

2020/08/24 23:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

残酷かつ冷たいシニカルな世界。
私たち人間とはここまで残酷で冷酷かつ狂気に満ちているものかと思わざるを得ない。
本書の魅力は、その人間の本性ともいえる性質を否定も肯定もしていないところだろう。
そのどこまでも冷静で客観的な文体が物語の不気味さを助長していた。

異常な賭け事にのめり込む者、非日常的な危機的状況から脱しようともがく者達が淡々と描かれている。
その状況下で、いついかなる時に最悪の事態が起きてしまうのかという緊張感がとても素晴らしい。
個人的に本書はサスペンスとしても一級品だと思う。
緊張感がフッと緩み安堵したもつかの間、予想外の出来事が訪れるのも本書の魅力の一つだろう。

個人的にお気に入りの作品は、「南から来た男」、「プールでひと泳ぎ」、「皮膚」である。
特に「南から来た男」は、終始不穏な雰囲気と緊迫に満ちており素晴らしい作品である。
物語のラストも圧巻の一言。
「プールでひと泳ぎ」、「皮膚」は緊張感の様なサスペンス要素よりも人間の性をとてもシニカルに描いている作品である。
ゾッとしながらもどこか笑ってしまうようなブラックユーモアも内包している。

人間の不気味な一面、狂気を描いた本作。
海外の作家や短編集に苦手意識を持っている人にぜひ本書を手に取っていただきたい。

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紙の本

あなたに似た人と呼びかけてくるようだ…

2016/01/20 16:19

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は加害者だけではなく被害者に対してもその冷たい視線を向けるようだ。罪は一律に人間の存在そのものに介在するといわんばかりに、作品に超常現象はなくあくまでも人間の物語であり、その上であなたに似た人と呼びかけてくるようだ。

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2013/05/22 17:45

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2013/06/08 17:14

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2013/06/22 00:01

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2013/10/19 21:50

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2014/03/08 09:20

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2014/10/21 10:38

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2015/03/03 00:01

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2016/07/30 00:12

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2016/11/04 10:34

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2018/07/13 22:05

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