電子書籍
テンポ良く読める
2022/03/19 17:26
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
芸能人のエッセイは疲れた時にパラパラ読むようなものと思っていましたが、この人は違いました。
演技でなく文章力も高い。どんどん続きが気になり、あっという間に読んでしまいました。自力でもがいて進むような、等身大の姿が魅力的でした。
別のエッセイも読みたいと思います。
紙の本
いつもと違う状況を楽しむ才能
2017/01/12 23:58
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は映画の撮影で訪れたフィンランドの紀行文です。
片桐はいりさんがサルミアッキの激しい味に悶絶し、アジアと一味違うマッサージに癒され、四輪バイクで広大な農場を爆走します。脱線しがちな文章から、フィンランドの文化と人柄だけでなく、片桐さんの慣れない環境(食、言語、時間感覚などなど)を楽しむスキルが滲み出ていました。
北欧雑貨のような表紙デザインも個人的にすごく気に入りました。
紙の本
はいり的な・・・
2024/01/28 18:50
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投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
片桐はいりさんに都内某所で出会ったのは、20年前近くだったろうか。昇りエスカレータで上へ行く私、下りエスカレータで下がるはいりさん、途中すれ違った時の圧倒的な存在感、忘れられない。彼女は背が高いから上から見下げられる感じだった。ファンの私はドキッとした。
「わたしのマトカ」は、「かもめ食堂」の裏話的なものだが、独特の飾らない筆致が好感を呼ぶ。「北欧」と一括りにされがちな彼の地の決して人筋縄ではいかない風土に触れ、興味深く、面白く読んだ。単なる旅行譚ではない。はいり的な、あくまではいり的な旅日記。
はいりさんは、その後、どちらかへお出かけでしょうか。また、是非、読ませてほしい。はいり的旅日記を。
待ってます!
電子書籍
フィンランドに行きたくなる
2019/04/04 23:05
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投稿者:黒豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画『かもめ食堂』の撮影で訪れたフィンランドでの日々を綴ったエッセイ。
フィンランドについての知識はほぼゼロでしたが、読み終わる頃にはフィンランドに行きたくなりました。
片桐さんの海外での順応力の高さも魅力的です。
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2010.02.14. 日曜の本屋巡り(4店舗)にて、平台で発見。「かもめ食堂」の話?とか?先に「グアテマラの弟」を読んだ方がいいのかな。それなら、図書館にあるみたい。
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基本的にエッセイが得意ではないわたしが、読みたかった片桐はいりさんの旅エッセイ。
「かもめ食堂」は大好きな映画だけれど、それよりも、大好きというより「この人を知りたい!」と強く思う、はいりさんの文章に触れたくて。
期待以上の文章でした。
変に飾り立てることのない文章、表現。
「独特な表現をする自分」に酔っているような言葉遣いがもっとも苦手なわたしが、心から楽しめて、光景が浮かぶエッセイでした。
自己陶酔することなく、でも、単なる説明や感想だけではない、素敵な文章です。
ますます片桐はいりさんを好きに、、いえ、もっともっと片桐はいりさんを知りたくなりました。
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ずっと読みたいと思っていて、今回文庫になったので、購入。
「かもめ食堂」の撮影でフィンランドに行っていた時のエッセイ。
思った通り、おもしろい。
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映画「かもめ食堂」で訪れたフィンランドでの
人々、風景、食べ物などとの出会いの本。
片桐はいりというとても気になる俳優さんのとても素朴でいい旅。
言葉の通じないフィンランドだからこそ起こる面白さに加え、
彼女のコミカルな動きを想像しながらよむので目の前で映像を見ているような気分になれる。
フィンランドの夕暮れ、黒い森、人々という旅先の美しさ、
過去に旅したカンボジアやグアテマラなどのエピソード。
そして和食朝食をつくる姿勢のいい俳優の姿を想像して、
こちらも背筋が伸びる。
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フィンランド行きのフィンエアーの中で読みました。
彼女が表現する、「薔薇色の頬をして笑う」という表現が本当にフィンランド人にはピッタリの形容でした。
フィンランド人は彼女の表現と同じで、行く前に読むことができてよかったです。
文体は彼女の素で書いてある感じがよく伝わって、お洒落ではないけど、正直でエピソードが面白くって楽しく読めました。エッセイはそんなに好きではないのだけど、とてもよかったです。
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「マトカ」はフィンランド語で「旅」。
映画の撮影で訪れたフィンランドを、片桐さんらしい目線で綴ったエッセイ。
この人はどこに行ってもすっと馴染んでしまうのに、きっと馴れ合わないんだろうなぁ。
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片桐はいり・・・面白い!!
「かもめ食堂」の撮影日記かと思ってあまり期待していなかった分、
読み終えたときの充実感が大きかった。
センスある文章で、国や人の魅力を紹介している理想的な紀行本。
フィンランドの魅力はもちろん、著者の魅力も感じることができた素敵な本でした。
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映画『かもめ食堂』の撮影の為に訪れたフィンランドでの日々を綴ったエッセイ。素直で真っ直ぐな文章が読みやすく好感的です。また行動的で何でも受け容れる著者の人柄が好ましい。話の途中で、ふと以前訪れたアジアやアメリカの旅先に意識が飛ぶのも、旅情を醸し出していいですね。
ああ、また『かもめ食堂』が見たくなってきた。
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映画『かもめ食堂』が好きで、うっかり購入してしまいました。うっかりしてよかった、名エッセイです。トラムのおはなしが凄くよかった。
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募る北欧への思い。
とは関係なく、素晴らしかった。ムーミンのくだりで涙が出た。
なんでもっと早く読まなかったんだ私!!!!
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このエッセイが書かれるきっかけとなった、映画「かもめ食堂」が好きなのと、表紙の可愛さにひかれて購入。
電車で読んでいて、おもわず「くすっ」となり、危ない(笑)
はいりさんのような、計画しない旅行、してみたい。
自分が旅行を一緒にした気持ちになる本ですね。