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GOTH夜の章(上)とGOTH僕の章(下)の2冊組みです。
猟奇的な犯罪に興味を持つ、「夜」と「僕」のふたりの高校生が事件に遭遇して行きます。
かなり、グロテスク表現がありますが、読みやすく面白かったです。
でも、登場人物の人間らしい葛藤や感情が少し足りなさがありましたが、あとがきに『登場人物や犯人たちは全て妖怪だと思って欲しい』と書かれていたので、なるほどと思いました。
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世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚する少年「僕」。最後にはぎょっとする程の驚きがあります。
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黒髪の美少女、森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で『僕』らは、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた。暗黒系・リストカット事件・犬・記憶・土・声が収録されている傑作短編集。初めて読みましたが素晴らしい作品です。全て最後まで読むと「なるほど」と読み返したくなるミステリー色の強いホラー作品。キャラクタも変わり者を魅力的に描き、とても素敵! 全体的な流れも考えてあり、記憶→声への森野の心の動きも、ラストぐっときました
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この世には殺す人間と殺される人間がいる。自分は前者だ――そう自覚する少年、「僕」。殺人鬼の足跡を辿り、その心に想像を巡らせる<GOTH>の本性を隠し、教室に潜んでいた「僕」だったが、あるとき級友の森野夜に見抜かれる。「その笑顔の作り方を私にも教えてくれない?」という言葉で。人形のような夜の貌と傷跡の刻まれた手首が「僕」の中の何かを呼び覚ます。彼女の秘密に忍び
寄った彼が目撃するのは……。
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読了日:2006.01.**//
夜の章から続けて読んだ為か、夜の章ほどの衝撃はなかった。面白かったけど。
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やっぱり空の境界っぽい雰囲気がぬぐえませんが、でも……やっぱり乙一ですね。うん、乙一だ。
流石にこれだけの作品を読んでいるとトリックも見破れるようになりました。最後のトリックは種明かしより先に判った……!
いつもの作品より一層ラノベ感が強いこの作品ですが、でも一般受けはいいんだろうなあというのはとてもよく判ります。ううん、面白い。自分の年齢層にはこういうのがあってるのかもしれませんね。でも自分は「さみしさの周波数」とかのほうが好きですが(笑
この作品の主人公はあくまで森野だったという気がします。
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人間の残酷な部分を覗きたがる若者ーGOTH。
悪趣味だろとおもいつつも、
のめりこんで行く自分がいた。
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学校の図書室で借りて、「僕の章」だけ読みました。
ちょっとグロかったかなあって思ったUu
あたしは「土」好きかもなあ$
短編集だと思ってたら、全部繋がるながーい話だった 笑
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短編集ですが、全ての短編をあわせて1つの話と見る事も出来ます。ミステリィちっくな作品で、乙一の暴力的な部分が強調されているように感じました。
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2006, 2, 2 読破 + 間違えて下巻から読んでしまいました。といってもあんまり物語りに支障はないと思いますが。既に漫画版読んでしまっているので。
一番最後の「声」が漫画版にはない物語で面白かったです。イツーキの違う一面が。
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“夜の章”とあわせて。
主人公・“僕”と森野夜。
猟奇的な事件にふたりは惹かれ、興味を示す。
そして、事件の犯人へと近づいてゆく・・・。
エグいの、グロいのがダメなので楽しみきれず。
想像して気分が悪くなってしまう。
猟奇的な事件の行為、結果自体にそうなってしまうというのもあるけれど、何よりもその事件を起こす、”人間の心理”に一番影響を受けてそうなってしまう。
この作品も、文章表現に、“えげつないこと極まりないほどの過剰表現”はなかったものの、そういった心理部分に的を絞っているように感じられたので、少しテンション下がり気味。
でも、あくまでも、そういった部分のみに焦点を置いているわけではないところが、乙一作品の良いところだなと。
主要人物、そして、語り部である“僕”はあくまでも客観的に物事を見ていて、感情論で何かを見たりはしない。
つねに冷静。
著者があとがきで述べられているように、彼は”人間”として見てはいけないのかも?と思うくらいに”人間”らしからぬ様子。
けれど、彼の周りの人々は違う。
そして、事件を起こす殺人犯たちすら、感情を所有しており、その感情-楽しい、苦しい、やるせない、様々ではあるが-ゆえに、罪を重ねてしまう。
ひととひととの繋がりなども書きつつ、たくさんの“罠”をしかけた本作品。
どんくさい私にはそれを見抜くことなどできようわけもなく、ぜーんぶひっかかってしまいました。
ので、ぜーんぶびっくりし、ほぉーと感嘆。
怖かったけれど、面白かった。以上。
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同作の「夜の章」を先に読むべき。私は「夜の章」よりも好きですね。”手首”を集める「リストカット事件」懐いていた子を”土”に埋めた「土」殺された姉から届くボイスメッセージ「声」の3本が収録されています。ラストにはただただヤられっぱなしです。”僕”の器用さが怖いわ・・・。内容はダークでも文章はライトで読みやすいので是非ともオススメの一作。
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間違えてコッチから読んでしまいました。
理由は夜の章のカバーが僕の章に付いていたことを気づかなかったからです。
頭が混乱して内容が入ってこなかった…(汗
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少女の白い腕には、細い傷跡があった…。ついに、主人公の名前が出てきましたねぇ。やっぱり今回も、意外な結末がおおくて吃驚しまくりですよ。乙一さんは、すごいっ。
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夜の章の続き。ひとつひとつ主人公が異なって良い。これで終わってしまうのはとても残念。僕と夜・・大好きだな。最後凄いラストで自分の頭では理解出来ずにいるが最高の作品!