投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
第3回本格ミステリ大賞受賞作。
GOTHは内容とはあまり関係ない。
シリアルキラーとそれに似た感性を持つ2人の主人公。
2人の主人公のうち殺人者により近い感覚を持った男の子,
「僕」に焦点を当てた短編3作。
思春期には死について考えることは多い。
描写は残酷だが,それだけではない。
ダークではあるが,ピュアにも思える。
この感覚描写は独特で面白い。
夜の章と同じく,どの話にも錯視的な驚きがあった。
個人的には「声」が驚かされた。
やはり,少年Aなどの心理には興味深いものがある。
一読の価値はある。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
06.08.12 購入
06.08.15 読了/
最後の「声」でもまた騙されました〜。グロい話ばかりかと思いきや、ラストはなんだか爽やかに終わって読後感は悪くありませんでした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「GOTH―夜の章―」と同じく暗くて重いです。主人公に感情移入出来ないのが大きな原因でしょうか。
でも連作短編集なので何とか読めました。これが長編だったら多分、キツイだろうなぁ。乙一氏は長編より短編が面白いと思います。叙述トリックは相変わらずお上手ですね。最後の最後に主人公である「僕」の名前を出すところも上手い。
あと、やっぱり“黒乙一”より“白乙一”が好きです。“黒乙一”はグロい…。でもこれだけ書き分けが出来るのも乙一氏の才能なんでしょうね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
文庫で読んだためか上下逆に読んでしまった。でもそれが最後の種明かしを残しておいてくれたので文庫なら下から読むのが良いのではないかと思った。
登場人物の心理を理解するのには私にとってはやや難。犯罪心理についてもっと描いてほしかったが、あとがきに作者の意向もあったので了解できた。その分色々考えさせられる。
謎ときの部分は楽しめた。
固定概念を引っくり返させることが読み進めるうちに明らかになって行く点は面白い手だ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最後のほうは主人公がどっちなのかわからなくなりました。
でも、やっぱり面白い。
乙一さんはまりますよ、これは。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
でもこの名前(夜の章・僕の章)だとどっちが前だか分からない。(表紙とって読む人なので)逆から読んでしまいました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これは激しく混乱した。途中であれ?と思いその答を出そうと頭を悩ませたけれど、文字・文章の独特の描写で激しく騙された。あー!だまされた!とすがすがしく思うんじゃなかな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
私の乙一入門作2。
オチを読んだつもりで、展開に裏切られると悔しくて、嬉しい。
読むときはぜひ夜の章と一緒に。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
夜の章のが先だったみたいで・・間違えて下巻の方から読んでしまった。今度夜の章も読もう。
乙一の本は他にZOOぐらいしか読んだことがないけれど、なんとゆうか・・静かに怖い。後からゾッっと怖さが遅れてくる感じ。
怖いの好きじゃないんだけど・・なんかついつい読み進めてしまう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
順番間違えてこっちから読んじゃった。ばかだ。個人的な意見ですが。ラノベを食い物にしようとする周りに負けるな乙一! とか言いたい。この物語がどうこうってわけでもなく。やっぱだた賞を取っちゃったから。「・・・ここから出しなさい」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
収録されている話全部好きなんですが、「声」にはやられました。
あの猟奇的な感じがなんとも言えません。森野可愛いなぁ。
ちゃんと理解するためにも、もう一度読みたいです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「声」、少し理解が出来なくて何回かページを戻りました。
やはりこれもえぐい。
でも面白い。さすが乙一氏。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
古本屋でたまたま買ってみたら面白かった。でも、読み終わったあとに実は後編の方だと気づいた。『僕』が冷静すぎてかなり怖い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
夜の章よりこっちの方がスキです。
怖かったけどやっぱりよかった、これを読んでからグロいのが割りと読めるようになりました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
初めての乙一作品。
猟奇殺人が描写されていて、読んだ時は衝撃的でした。
この手の作品は あまり読んだことがなかったのだけれど、
文学作品に比べてかなり読みやすい。
でも、この作品。
乙一さんいわく 人間の狂気を描きたかったわけではなく
「ファンタジー」だと。殺人者は妖怪だと。
ヒーローがモンスターからヒロインを守るファンタジーを書いたつもりだったそうな。
そうやって、再度読んでみると 違った見方が出来 面白かった。
他の乙一作品も読んでみたくなった。