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ダンナが池井戸さんにはまりたくさん買ってきたので便乗中。先に読んだ「オレたち花の…」より銀行員のいやらしさというか習性みたいのが随所にある。意図してるんでしょうけど嫌なかんじ。
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『俺たち花のバブル組』の前作。主人公半沢のことがさかのぼってわかり興味深かった。やられたら倍返し、銀行員である前に人間たれ、サラリーマンであれば羨ましい限りのストーリー展開は小気味よかった。銀行の人間関係やしくみも噛み砕いて冒頭に書かれていて読みやすかった。
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「民王」「下町ロケット」「乱歩賞作品」に続く4作目。乱歩賞よりずっとよかったです。民王や島たちロケットのような痛快さがあります。タイトルからユーモア小説かとおもっていましたが、全く違った内容でした。
銀行がこうなのかどうか、元銀行員の書いた本を読みながら、それでも半信半疑。まあ、都市銀行の上部ではなかなかどろどろしたものがあるのでしょう。バルブ時代に憧れの銀行に就職し、バブルがはじけ、銀行の立場は地に落ちて、しかも、今は辛い立場の中間管理職。そんな辛い立場の大阪西支店融資課長・半沢の活躍を描いています。
社内権力に立ち向かうのは痛快ですが、ちょっと、、っと思うような行き過ぎのようなところもある感じです。そのあたりから言うと、下町ロケットや民王の方が無邪気に楽しめます。それでも続編が読みたくなる勧善懲悪企業小説です。
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小説のいろはの「い」の作品。主人公が巻き込まれた事件の全貌を知るのが早く、後はそれに対し進めて行くだけ。読み手も謎となる部分が無い為、展開がダラダラとしたもの感じ退屈。
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2回目読了。
大阪スチールの東田社長と半沢課長との戦い。
その中で、支店長や本部の人間との戦いもあり
なかなか面白い。
ミステリーというより、人間模様が色濃く描かれた作品。
理不尽な上司を痛快にやっつけるシーンなどはおそらく
同じ立場の人間であればものすごく共感できる箇所なのだろう。
※ありがたいことに、自分は理不尽なことは言われたことないのでわからないが・・・
ともあれ、仕事で疲れた時などに読むと痛快なのかもしれない
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池井戸さんお得意の銀行小説。
バブル時代に入校した主人公(現在、融資課長)が
支店長命令で無理やり融資させられた先が倒産。
失敗を全て主人公の責任に擦り付けようとする
支店長(とその取り巻き)と戦いながら、
倒産して夜逃げした社長を追いかけるという
ミステリー的な要素も少し加わった経済小説。
期待以上に自分の好きなタイプのストーリー展開でした。
というのも、僕は「正義v.s.悪」の分かりやすい構造と
「最後に正義は勝つ」という
安易な(失礼!)ストーリー展開が大大大好きなのです。
そんなお話がハマる方には、絶対おススメできる一冊です。
■半沢シリーズ
・オレたち花のバブル組
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167728044#comment
・ロスジェネの逆襲
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167904381#comment
・銀翼のイカロス
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167909170#comment
・半沢直樹 アルルカンと道化師
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4065330718#comment
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痛快サラリーマン応援小説かな。
想像してたような重たい経済小説ではなかった(少し残念)。
でも、銀行の業務ってこんななのかな?ということ
垣間見ることできて面白かった。
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2011/8/29読了。
銀行を舞台にした企業小説は数多くあるが、書く人によって受ける印象が大きく変わるということがとても興味深い。この著者の場合は、難しい専門用語や法律知識はほとんど登場せず、銀行という組織が抱える硬直性やジレンマを抽出し、ドラマティックにな展開に仕立てている。
不良債権にお堅い組織、出世競争など、この小説でも銀行という存在の悪い部分が前面に押し出されているが、逆に銀行の良い部分にスポットライトを当てるような小説にも出会ってみたいものである。
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銀行業務のいろはが分かり易く描いている。しかしどの本を読んでも銀行はくらいところだ。主人公の父親のコメントで銀行は出世しないとつまらないという言葉は名言。
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バブル時に入社した銀行員を主人公とした物語。ストーリーは勧善懲悪の展開であり、おもしろ楽しく読めた。主人公の考え方や体験が自分自身のそれと一致することも多く、引きずり込まれた。半日で読了。
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今話題の池井戸さんの作品。銀行の課長が、支店長に貸し倒れの責任を押し付けられ、それに対して闘いを挑むお話。
前回読んだ『空飛ぶタイヤ』でも思ったのですが、企業に関する諸々の話が自分にとっては知らないことばかりで面白いです。
あとは「勧善懲悪」的展開が好きな人は、間違いなくはまるでしょう。最後、課長が支店長に仕掛けた反撃は、血も涙もないものですが…
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たまには経済小説も読もうかなーと思って、直木賞を受賞した池井戸潤さんの本をチョイス☆
支店長命令で無理に融資の承認を取りつけさせられた会社が倒産した―――すべての責任を押しつけられそうになった融資課長の半沢は…?
正義感溢れるというよりかは、自分の未来のために頑張る半沢の、行動力があって強気な姿にすかっとする作品。
経済小説は読まない私にも、わかりやすく言葉が説明されているのでさらっと読めました。
結末は大体わかっちゃってお話が進むのでハラハラ感は特にないけれど、銀行ってどんなとこかなって興味あれば楽しく読めるんじゃないかなって思います。
読みやすかったので、池井戸潤さんの他の作品も読んでみたいです。
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バブル末期に入社したこともあり、タイトルを見ておもわず手をとったところ、さきごろ「下町ロケット」で直木賞を受賞した池井戸潤の作品。嵌められた主人公、半沢が債権回収を進める中、新たな事実、人間関係が次々と明らかに。元バンカーの著者は、日本の銀行批判を作中で繰り返す例が多いが、本作もその類にもれず、その減点主義、俗人的な人事などの悪癖を辛辣に批判する。しかし、それらに打ち勝とうとする主人公、半沢のしぶとさ、強さそしてアメリカ映画のようなエンディングにすっきりとした読後感。やはり主人公はじめ際立ったキャラクターと、次々と明らかになる新たな事実に一気に読み込める。
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会社の先輩が突然貸してくれました。バブル入行の銀行員が十数年後にとあるトラブルに巻き込まれる話。
父が銀行にはいったのはバブル前だけど、きっと似たような考え方だったんだろうなぁ。僕らの代で銀行に夢抱いているひとは少ないだろうけど。
入行前によんでたらそこまで面白くなかっただろうけど、いま読むと面白く読めました。痛快です。
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直木賞受賞作「下町ロケット」同様にテンポの良さで読みすすむ事が出来ました。
必ず組織に潜む「理不尽さ」に我慢しつつ仕事を していると思いますが、そんなものを吹き飛ばすような爽快さがありました。まさしく頑張れサラリーマンですね?
かつて自分自身のモチベーションの維持の為に、高杉良さんの経済小説をよく読んでいましたが、同じようにモチベーションの維持には池井戸潤さんの本は良いかも。