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ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。今回はそんな僕らの事件簿から、いくつかをご紹介しよう――ミンさんを巡るストーカー事件「はなまるスープ顛末」、アリスご執心の酒屋を襲った営業妨害事件「探偵の愛した博士」、平坂組のバカども総勢を巻き込んだ誘拐事件「大バカ任侠入門編」に、特大100ページ書き下ろしのオールスター野球騒動「あの夏の21球」を収録。
シリーズ初の短編集。どうかなと思ってましたが良かったです。短くてもちゃんと綺麗にまとまっていて、特に書き下ろしはリアルな野球の話がネットゲームの世界にカギがあって、アリスが珍しく体力的に頑張ってるのは面白かった。いつも大きな話の流れで一冊を形成してますが、こういう風に小さくてもニートたちが活躍できる短編もいいんじゃないかな。どんどんアリスとナルミのフラグがたってる気がするんだけど、アリスっていったい何者なんだろう・・・?表紙がとっても爽やかでかわいい。
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夏休みに起った小規模な事件たち.
というわけで,
・はなまるスープ顛末
・探偵の愛した博士
・大バカ任侠入門編
・あの夏の二十一球
の4本でござるよ.
しかしアレだよね.
鳴海くんは高校生ということなのに学校に行ってるイメージがないよね.
いつもはなまるラーメンでニートと居るか
アリスの事務所でアリスとイチャイチャしているか.
進級,出来るのか?
留年なのか?
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今回は短編でまとめられてました。
日常に起きる事件を中心に書かれてました。(それ以上のものも何個かありましたが…。)
とても、面白かったです。
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今回は短編集です。
第一話「はなまるスープ顛末」は、ミンさんの家にストーカーが押し入り、その行方を追う話。第二話「探偵の愛した博士」は、小さな酒屋を経営している岡林友造(おかばやし・ともぞう)が、店の酒に異物を混入されるなどの被害を受け、アリスたちがその犯人をさがす話。第三話「大バカ任侠入門編」は、平坂組の事務所に、大家の娘の陣内(じんない)カオリを誘拐したという脅迫電話がかかってきて、鳴海が事件を解決にみちびく話。第四話「あの夏の二十一球」は、少佐たちの行きつけのゲームセンターがヤクザの「ネモさん」こと根本喜一(ねもと・きいち)強迫を受けており、鳴海たちが店の存続をかけて野球の勝負をする話。
いずれも、他巻の長編より軽いテイストに仕上げられており、ライトノベルらしいキャラクターの立ちまわりとマッチしているように感じました。個人的にはこのくらいのギャグ成分強めの内容のほうが好みです。