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東京BABYLONファン必見!!
2003/11/04 22:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mika - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに星ちゃんと昴流の結論が出ます。二人の本音がやっと見える一冊。そして北都ちゃんの死の真相、北都ちゃんだけにかけることの出来る術の謎、北都ちゃん最後の星ちゃんとの間に交わされた会話など東京バビロンを読んだ人なら気になって仕方のなかった事の真相が明かされる1冊とも言えます。
賛否両論あるとは思いますが、私的二人のこの結論は納得です。
昴流君の「本当の望み」には、かなりびっくりしましたが、星ちゃんの最後の本音とも言える言葉に更に大ドンデン返しをくらった気分でしたよ。
詳しく書かないので、是非読んでみてください!! Xのなかでこの1冊だけでも読んで見てください。
昴流と星史郎の終止符
2016/12/28 19:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう一人の丁によって二手に分断されてしまった七つの封印。神威たちのいる靖国神社では何も起こらず、レインボーブリッジにいる昴流と星史郎のバビロンから続いていた宿命の対決にようやく終止符が。北都の命をかけた最期の「呪」が叶わず、昴流にとって一番辛い結果に終わってしまった。もう永遠に昴流の願いは叶わない。星史郎の「殺されたい人に殺される」という願いは叶ったけど。最期に星史郎が昴流に囁いた言葉…「僕は君を」の続きはたぶん昴流の一番言って欲しかった言葉を言ってくれなかっただろうな。「殺せない」とか。
宿命の相手
2019/02/10 14:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう一人の丁によって二手に分断されてしまった七つの封印。神威たちのいる靖国神社では何も起こらない。東京BABYLONより持ち越されていた北都ちゃんがその命をかけた術のついに発動
昴流は「あの日から」・・・でも、星史郎は「桜の下で出会った日から」
2020/11/07 21:48
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星月夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星史郎の最期の告白考察を含む、ネタバレの感想になります。
Babylonレビューでも書いたが、最初に読んだ時から、
9歳の昴流に一心惚れしたな…と感じていた私にとって、
16巻で星史郎が選んだ結末は、それを証明する終わり方で、切なかった。
星史郎の告白は、昴流君だけに聞こえて、読者には明かされなかった。
読者それぞれの感じた台詞が入るだろうけど、その答えは作中に描かれている。
昴流は星史郎に、綺麗で婉曲な告白をする。
「こんな幻覚を使わなくても
僕は桜に捕らわれたままです あの日から」
昴流にとっての「あの日」とは、ENDで描かれた、再会して一年の日だろう。
9歳からあの『桜』に呼ばれていたけど、まだ捕らわれてなかっただろう。
昴流の告白はここで止めて欲しかった。
北都ちゃんの最期の『術』も狙った星史郎は、愛する昴流を見ながら死ぬ願い、
桜塚護を終わらせる願いを遂げて、昴流を『君』と呼びかける。
この『君』に、どれだけ強くて深い想いが込められているだろう。
星史郎は「『桜』の下で」出会い、印を刻む前の幼い昴流だけを『君』と呼ぶのだ。
昴流の「あの日から」に対する、星史郎の答えは?
やはり「『桜』の下で出会った日から」だろう。
桜塚護の最期の告白に、出会った時の『桜』は必ず入ると感じる。
「桜の下にいる人たちは苦しくないんですか?」の一言で、一心惚れして、
昴流『君』が『好き』で『特別』で『勝ち』で『死体』と『区別』していたのだから。
「桜の下にいる人たち」とは、死体ではなく、陰陽師の星史郎と昴流の二人を指すと解釈する。
星史郎は、桜塚護の自分が「苦しくないんですか?」と、
幼い昴流に問われた気持ちになったのではないだろうか。
本当は桜塚護(暗殺者)で苦しかったと、最期に告白して死んでいったと思う。
Babylonで「愛してもいない」と、自分の気持ちを裏切った。
昴流に殺されて桜塚護を終わらせる目的を遂げ、暗殺業から解放されてやっと、
愛する本心を告白して、死んでいったのではと感じる。
自分の命を賭(と)して桜塚護を終わらせる『賭』を選んだ星史郎は、
北都ちゃんを殺しても、優しい昴流には自分を殺せない可能性を見出していた。
16巻の、北都ちゃんと星史郎の最期の会話で、
『僕』は北都ちゃんの『術』を狙ったと、『』で示している。
勘の鋭い北都ちゃんは、星史郎が、
昴流を愛している故に、庇って右目を失明したことも、
暗殺者故に、一緒に生き続けられなくて苦しんでいることも、
自分の最期の『術』で自殺することにも、もう気付いていた。
「償えない罪はあるけど
人を愛しちゃいけない人なんていないんだよ…星ちゃん」
この台詞に、桜塚護としての苦しみや悲しみが凝縮されて表現されている。
星史郎は切ない悪魔(暗殺者)だけど、サイコパスではないと思う。
私にとっての星史郎の最期の告白は、
僕は『君』を・・・星史郎は昴流『君』を
昴流は「あの日から」・・・でも星史郎は「『桜』の下で出会った日から」。
『特別』に想っていたのだと。
昴流と同じ年頃の子供を暗殺した後、
「『桜』の下で」出会った時から、一心惚れした、報われない狂気の恋だった。
暗殺業を続けながら、愛する昴流と一緒に居る事は苦しかっただろう。
だから一年だけしか、一緒に居られなかった。
昴流の『綺麗』な『心』のような『真白』な『桜』の咲く未来を選んだ。
愛する昴流を見ながら、桜塚護(暗殺業)を終わらせた、狂気の恋だった。
人間関係の難しさ
2001/03/18 01:58
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投稿者:ともき - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気漫画家CLAMPなので画面の使い方や絵柄はとても上手です。見せ場もしっかりあり、迫力があります。この話はCLAMPの手がけている作品の中で一番暗いと思います。その暗さは悪い意味ではなく「人間関係の難しさ」や「心のコミュニケーションの大変さ」を表しているからです。ふとした事で人間の気分は変わります。そして、気持ちを伝えるのがとても下手なのです。
X16巻では別作「東京バビロン」の登場人物、皇昴流と桜塚星史郎の戦いと、丁と心の中の丁との戦いがメインになっています。どちらも悲しく辛い戦いですが、お互いが自分なりに精一杯頑張っている姿が描かれています。まだまだ続きますが、ここから展開が早くなりそうなので要注意です。一つ文句を言わせてもらうと、1日1日がとても長いので(1日を2巻分かかったときも有りました)もう少し話の展開を早くしてくれれば、もっと読み易くなると思います。
世の女性はみなタイプ
2001/10/31 23:27
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投稿者:浅倉南 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『昴流』わたしの中では一番好きなキャラでした。はっきりいってタイプです。クールで繊細で優しい。世の男性にないものを兼ね備えています。でも、その能力がある故、悲しみもしょって暗い影を落としています。念願の星史郎の決着のすえ、今後のキーパーソンになることでしょう。見逃せません!