紙の本
雪山の修学旅行、衝突する想い
2009/03/28 22:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きな変化はいつだって非日常の世界で起きる。夏休みに亜美の別荘で起きたことも、そう。そして今回は、修学旅行の雪山に転換点が訪れる。今日と変わらない明日を望む心を日常と呼ぶのならば、いつもと違う場所で変化が起きるのは当然なのかもしれない。
クリスマス・イブに竜児と実乃梨の間に起きたことは自分のせいだと考えた大河は、竜児との慣れ合い生活をすっぱりと断ち切り、竜児と実乃梨の関係が上手くいくように努力し始める。そんな時に実施される修学旅行。一見、仲良しメンバーを集めたかに見えるグループの中では、それぞれの感情が渦巻き、一触即発の状態。ほんのちょっとしたきっかけでそれは崩壊し、むき出しの感情がぶつけ合わせられる。これまで丁寧に丁寧に、壊れないように大事に覆い隠していたものを吹き飛ばすように。
一番の核心にいる人物でありながら、これまでまるで傍観者のようにしていた竜児が、渦の中心に放り込まれるとき、ストーリーは収束に向かって動き始めるだろう。
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2008/08/10
何で新品で買ったんだろう…
もうこれ、中古で十分だよ。ってかアニメ化にかこつけて、全部うっぱらおうかな。
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2008/08/20 完読
ピリピリしながらも何とか平穏を保っていたそれぞれの関係に変化が。
こんなケンカしたなー。
おっさんには何もかもがなつかしいw
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噛みあってなかった歯車が動きだして、なかなかシビアな展開ですね。女同士の喧嘩が読みごたえありました。
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登場人物たちを悩める萌えキャラで終わらせない、女子の本気の喧嘩の描かれ方がすごい。セーブかけてなくてマジで良い。特にみのりんの暴言とか、男子は読んで引かないのだろうか。いや、引くようなら「とらドラ」の良さを分かってないってことだ!(勝手に自己完結)
もう駄目!本格的にハマった!もどかしいんじゃあああ!w
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自分の本心は言わない言えない知られたくない。相手の本心は知りたい言ってほしい言わせたい。苛立つ気持ちがぶつかって歪んで軋んで嫌な音を立てる。立ち竦んだり誤摩化したり自己嫌悪の苦い修学旅行。
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待ちに待った修学旅行!のはずが傷心の竜児、落ち込みながらも気持ちを新たに頑張ろうと決意するけどなかなか上手くはいきません。
一方大河は二人のためにも竜児から離れることを決意します。
勃発する男子VS女子のバトル、それに続いて起きるみのりんVSあーみんの大喧嘩、楽しい旅行というわけには行きません。
異常なまでのみのりんの意地とあーみんの優しさと孤独、そして明かされる大河の本音、女の子に大注目です。
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始業式前日。インフルエンザからようやく回復したものの、精神的にはいまだ立ち直れない竜児に、大河は自立宣言を突きつける。それは…、他ならない竜児と、実乃梨のため。そして幕を開ける新学期。竜児はぎくしゃくしながらも実乃梨となんとかもう一度向き合おうとする。折りしも学年最後のイベント、修学旅行が目前に迫っており、竜児はそこで実乃梨の真意を確かめようと決意するが―。なにやら雰囲気の変わった大河と北村、新学期になって突き放すような態度をとる亜美。それぞれの思惑を秘めた修学旅行の行方は!?超弩級ラブコメ第8弾。
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いわゆる修学旅行編。
クリスマスを経て、それぞれがそれぞれの想いに向かって良かれと思って行動するけどそれが絶妙に空回って悪い方向へどんどん進んでいく、重く心に突き刺さる展開です。
特に女子同士のケンカが物凄くリアルで・・・。
そして最後に大河が漏らす言葉により、物語はついに佳境へ。
今後の展開からも目が離せません。
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インフルエンザから回復し、学校はついに新学期。竜児と実乃梨のため、大河は自立を宣言し、いっさい竜児の世話にならないようにし、亜美は竜児のことを避けるようになっていた。
そんな中、学校では修学旅行が迫っていた。竜児はこの旅行中で実乃梨の真意を聞こうとするが、男子vs女子、実乃梨vs亜美と喧嘩が絶えず、なかなか聞けない。
そして大河が史上最大のドジをかまし・・・。
すべて白日のもとに晒されることとなった八巻です。
亜美の気持ち、実乃梨の気持ち、そして大河の気持ち。それぞれがはっきりと言葉で語られていました。
竜児は一体どうするのでしょうか。後半に続く・・・といった感じの締めになっています。
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佳境を迎えるにつれ、ヒロイン3人と主人公の関係は複雑に絡み合うことに。しかし、それは結局単純な構図に色んな気持ちがないまぜになってしまった結果であり、主人公である竜児は最後の最後でそのことに気づく。
前巻からの流れとしてはまとまりのある内容。全体として誇張表現になりがちなところはあるが、それもキャラをくっきり見せたいという意図の上であると思うので読みづらさはなし。
前半の流れよりむしろここに来てからが面白い。今まで絡むことのなかった糸がぐちゃぐちゃに混ざり合ったことで話に展開が生まれている。
また、アニメの時に比べ、心理描写も多少わかりやすくはなっているので、そういった意味でも読みやすい。
次巻を楽しみにさせる内容だった。
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ドタバタラブコメのとらドラの8作目。
今回は、亜美のセリフ
「-あんたが、それで、本当にいいならね」
の一言に凝縮されていると思う。
自分の本心に気がついてしまったが、押し殺し、実乃梨を立てようとするも、最後の最後で本音を吐露してしまう大河。
かたくなに仮面をかぶり続ける実乃梨。
ちらっと本音(?)を言いつつも「バカだから嫌い」と自分にも言い聞かせようとしている亜美。
・・・なんですかこの苦い展開は;;
修羅場はあるかなぁ・・とは思っていたが予想外の実乃梨と亜美の間で爆発するし。
奇しくも大河の本音を聞いてしまった竜児の行動が次のポイントかなぁ。
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せ…切ない…
泣きそうになっちゃったよ…
みのりんの気持ち
大河の気持ち
そして竜児の気持ち
複雑に絡んでしまったそれを、綺麗にするには
もう何本か切ってしまわないといけない
切らないと今のまま絡んでぐちゃぐちゃで
みんなが複雑でモヤモヤとし続ける
しかし気持ちを切るのは痛くって苦しくってキツくて…
あ~みんは一人でそれをやってのけた
彼女は大人だったから
そうせざるをえなかった
痛い痛い痛い
切ない切ない切ない…
アニメを見てしまっているから結論は知っているけど
それでも切ない
僕は友人に
大事な大事な君に大切な大切なあの人を渡せるかな?
無理だと思うよ…
でも君があの人を大事にしてくれる
あの人が君を大事にしてくれる
そう確信できたら譲れるかもしれない。
痛い痛い痛い
切ない
辛い
恋ってどうしてキラキラしていないんだろう?
輝き続けてくれないんだろう?
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修学旅行編。大河の気持ちを考えながら読むと切なすぎる。
みのりんの思いと亜美の思いがぶつかり合うシーンは青春してる感じがして良かった。
そしてラストシーン。大河の気持ちを知った竜児がどう出るか楽しみだ。アニメで見て知ってるけど(笑)
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ぐっはああああああああああああああああああ。
て言いたくなる展開。
なんで人間は素直になれないんだろう。