世界が混乱していても
2015/08/26 09:37
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世の理を司るという「はじまりの樹」と、破壊を司るという「絶園の樹」をめぐる騒動は、ラブコメ編へと突入する!
時間の牢獄から救い出してくれた高校生・滝川吉野を供に連れて世界の現状を見まわる旅に出た「はじまりの姫宮」である鎖部葉風は、兄と慕う星村潤一郎からの示唆で、自分が吉野に恋をしていることを自覚する。そして、彼女が思いを募らせれば募らせるほど、吉野の彼女を「はじまりの樹」が排除してしまう可能性が高いことを悟る。
一方、絶園の魔法使いと仮認定された羽村めぐむは、不破真広や鎖部左門、エヴァンジェリン山本らの許に送られ、魔法使いとしての訓練を受けることになる。そして、彼の絶園の魔法使いとしての破壊力の強大さを知った早河巧は、それを利用して世論を操作しようと目論む。
読者は、滝川吉野の彼女が不破愛花であることを知っている。つまり、葉風が吉野に恋したことで「はじまりの樹」が愛花を殺した可能性があることを知っている。それなのに物語上は、吉野に恋した葉風が吉野の一挙一動に喜んだり落ち込んだりラブコメる様を見せられる訳だ。そのギャップが、すこしふしぎ。
そしてその読者の認識に、いずれ葉風も追い付いてくる。その時に交わす吉野と葉風のやり取りは、深く、そしてどこか異常だ。魔法使いとして異常な能力を持つ葉風が、普通の高校生であったはずの吉野の異常さを心配するという構図になるところも、すこしふしぎ。
そして早河の策動は、世界の様子をまた少しずつ変え出していく。
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「世界の命運をかけたラブコメなのか!?」(オビの宣伝文より)
正にそういった内容の巻になっております(笑)。しかしラブコメ話だけというわけでは勿論なく、特に第24話にて吉野が初めて見せる新たな一面は、吉野というキャラクターに深みを与えており、とても良かったです。
ちなみに…2011/12/12発売の月刊少年ガンガンでは、巻頭カラー&特製クリアファイルがついてくるらしいです(笑)。
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毎巻毎巻最高に面白い。登場人物の行動にドギマギしたり、驚かされたり、息を吐く暇もなくあっという間に読み終えてしまう。そして続きが気になって仕方がない。
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やっと吉野くんが愛花ちゃんの彼氏だということを葉風ちゃんに言いました。
ずっと守ってきた秘密だったけれど、葉風ちゃんが悩む姿を見て話さないといけないと思ったんだろうけど、それを聞いたことにより葉風ちゃんは吉野くんをあきらめるどころか、もっと思うようになってしまって……
これで本当に吉野くんが絶園の魔法使いだったら大変だなぁと思います。
今まで見ている分には吉野くんが魔法使いという感じはしませんが。
そして愛花ちゃんは可愛かったです!
帯の「世界の命運をかけたラブコメなのか!?」は良かったです(笑)
~収録話メモ~
第二十話「理不尽な話だ」
第二十一話「何やら企んでいるようであり」
第二十ニ話「マリンスノー」
第二十三話「ほんものの魔法使い」
第二十四話「旅は終わりだ」
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愛花ちゃんと吉野がかわいい。二人の話をひたすらみてたいくらいかわいい。
絶園の魔法使いの格好を見て、誰も何にも思わなかったのかな・・・。
葉風さんの吉野への思いは、恋から母性愛にチェンジしたの?これで吉野が絶園の魔法使いだったら怖いね。
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なんか吉野が泣いちゃうところはやっと吉野がその
感情をあらわにしてくれたってことでなんかもらい泣きしそうでした
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葉風ちゃんのカワイさを堪能する巻です。
これに尽きます。
吉野とどう接していくべきか思い悩む姿は非常に惹かれます...!
でも毎回小出しにされるエピソードで見える愛花ちゃんのカワイさも捨てがたいっ!
...失礼、本性が出てしまいました。
羽村の隠れた"絶園の魔法使い"のスキルの高さ、そして匂わされる"絶園の心"の持ち主の存在。
そんな人間はいるのか...?
そして同時進行的に、吉野と葉風の物語は進みます。
唐突にラブコメです。
羽村の活躍と、葉風のカワイさが光る巻ですね...何やら次巻でまた大きな動きがありそうです。
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葉風が恋する女の子から慈しむ母親へ変わるさまが印象的。ただ母親が子どものために牙を剥くということもあるわけなので、はじまりの樹や絶園の樹に対してどう出るかは吉野しだい、というあたりがドキドキします。
それにしても、愛花と吉野の歪み方がどういうものなんだろう?と思わずにはおれません。
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☆3.7 (お話途中の感想)
全巻で一区切りが着いた感があってどうなるのかなと思いましたが、嵐の前の静けさ/間奏的な一冊で、ラブコメ調もありですが、あとがきでも書かれていた通り、色々と水面下で進んでいるように感じられて展開が楽しみにある一冊でした。ちょっと絵が崩れてきてる気もしますが、まぁ、まだ大丈夫でしょうか。
初め「いいな」と心に強く残る台詞も出てきたし、帯にもでていた台詞も、結構好きです。
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ラブコメ万歳だけじゃない!吉野の感情がわかったり...今までのモヤモヤが消えてく感じ。計算??かなり面白くなってきた!!
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一気読み終わり。葉風を現代に戻すかどうか、の左門との駆け引きのところが一番面白かった!個人的に真広より吉野が好きかな。頭のいい子は好き。
葉風が吉野を好きになってからのあわあわ具合とかも可愛くていい。それにしても愛花ちゃんの罪深きことよ…笑。続きが楽しみ!
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「はじまりの魔法使い」がいるなら「絶園の魔法使い」もいる。混迷をきわめて、ラブコメ編に突入する気配。世界の命運をかけながら、この軽さが良いんですよね。
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話は進んでるんだろうけど
葉風のラブコメ的な展開だったな。
最初の方の展開に比べたら軍とか魔法とかで戦うとか論理し合うっわけじゃないからすごくはないけど、これはこれで重要な感じ?伏線?みたいな感じがした。
今後の吉野、真広たちの行動に注目だな。
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葉風の可愛いラブコメ会。
物語としては静の部分にあたるのだろうが、その中でも着々と状況が整えられていく。
水面下でひたひたとみんなの関係性が変化し始める。
今回の物語では吉野が背負った、起きた事が悲劇とならないように未来を紡いでいく考えは、スパイラルの中で大きなテーマとして表れていたのと同質なのだろうなぁ……。
スパイラルで強く影響を受けた考え方の一つなので、何とも感慨深い。
というわけで今のところ吉野が好きです。
左門は見た目もポジションも私がハマるテンプレなキャラクターなので今回はハマるまい……と思っていたのですが、やっぱり気がついたら好きになっておりました。
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新展開になってから思っていたけど、左門て相当冷静なんですね。ついでにちょっと天然ぽいというか表情ない。初登場のときが吉野に動揺させられてあんなやったからもっとカッとなったりする人かと思ってたけどそうもなかった。冷静やからこそ堅実な案とかも隅々まで考えられるんだろうなーと。
そしてまたww話の内容がシリアスなのにww姫様の説得に時間かかるだろから・・・ってどうしてカラオケに移動しているんだ!ww笑ってしまいました。なんなんだろうこの大人たち・・・天然なの?