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タイトルから察するに「女子として生きる者、女子力向上に勤しむべし!!」という内容かと思ったのですが、実際は正反対。
世にはびこってる「キレイ至上主義」ってどうなん？という疑問を投げかけている本。
これ読んでると我々女子がいかに踊らされているかがよくわかります。
いいかげん、すっぴんの権利を認めてください。
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見た目至上主義 をキレイイデオロギーとし、それが支配する現状の実体験をまじえた化粧文化考察。化粧の効用の自己変身や見せたい自己演出のみでなしに、存在承認としてのみだしなみの流行美の抑圧に傷付いている筈なのに、他者に美のプロデュースを委ねるTV変身番組の「イタさ」迄。が、イデオロギーとした割には、みた目に翻弄されるアイデンティティには踏み込まない現象止まり。
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表題はもちろん反語的表現。キレイは「楽しい」。でも、キレイは「苦しい」。キツい。キレイにまつわるダブルバインドを原点に、著者はその行動力でどこどこまでも疑問を追いかけて、調べてしまう。新聞記者ですらネット検索で情報を収集し、足を使うことがほとんどない時代に。彼女のそんな無駄で過剰なパワーが、人にものを考えさせる。
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つまりは化粧で化けろって話。
あーあ、くだらん。
こんな媚び媚びな女には死んでもなりたくありません。
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女は見た目が10割・・・なわけはない。
しかし、内面が全てとも言い切れない。
やっぱりキレイなほうが人生得するようにできている気がする。
日本社会では、女は美を目指すべきであり、それを拒否するのは悪であるという共通認識がある。
男が身だしなみを整えなくても「男じゃない」とは言われないくせに、女がキレイを放棄すると「女じゃない」と言われるのはなぜだ。
そういう価値観はなんか嫌だ。
化粧くらい楽しくさせてくれー!!!!
という主張と認識していますが、当たっていますか。
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「キレイ・イデオロギー」と名付けた「きれいでいなきゃ女でない」とせかされるようになっている世界の仕組みの話。
…というのが一言感想でしょうか。
最近の子供の化粧や、美魔女などに代表される結婚してもキレイ、こども産んでもキレイ、年をとってもきれい、という皆がｋ例でなきゃいけないかのような圧力。
美人の見方とかブサイクの見方とかそうゆうのでなくて、無難に「各人の美しさ」があったはすでない？と呼びかけていたように思います。
化粧品メーカに惑わされないで、ってことですね、自分をもっててコギレイなのが一番。
一番心に残ったのは「美人のプロ」「美人の素人」って感が方、美人のプロは自分のことを「美人！って思っていて（必ずしも完全皇帝でなく、「修正の余地ありだけどキレイ、と思っているのも含む）は美人でいるための努力はおしまなく、また当然と思っているのでそれが辛くない、一生懸命に美人でいられる人で、そういう人は批判もされにくい。逆に中途半端なのは批判される。その「美人の素人」に安井モヨコが挙げられていました。
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≪目次≫
第１章 「キレイ」は楽しい、「キレイ」は苦しい
第２章 女はここまでやっている
第３章 キレイはこうして煽られる
第４章 自由に「キレイ」になりたい
≪内容≫
女性が化粧をするわけ、について女性が揺れ動く心を分析したもの。読者は、女性よりも男性を意識しているかな？
≪へえ～≫
〇ｐ６７～６８
香水全般を「フレグランス」と呼び、香料の濃度で種類分けされている
パルファン（Parfum）：いわゆる「香水」で、最高濃度。６～８時間有効
オー・ド・パルファン（Eau de Parfum）：４～６時間有効
オー・ド・トワレ（Eau de Toilette）：３～４時間有効
オー・デ・コロン（Eau de Cologne）：１～２時間有効
〇コンビニコスメの大手、DHCは「大学翻訳センター」の略。
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図書館にて。
女性が見た目を美しくすることに努力をする心理、状況や環境を分析した1冊。
苦笑しつつも納得。
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キレイ・イデオロギーなんてくそくらえ！！
自分が生きたいように生きればいいじゃん、周りにふりまわされるな！
キレイ・イデオロギーに乗っ取られて生きるのもその人次第だし、反抗するのもその人次第。
自分の好きなように生きればいいじゃん、周りもそれを受け入れる心が必要でしょう？
女だけが化粧するなんておかしい！！女だけが周りの目を気にしなきゃいけないなんて疲れる！！
私はこんな私でも好きになってくれる人と一緒に生きていく！！じゃないと疲れるから！！！
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もっと安っぽい内容かと思っていたら、女性の美に対してまじめに語っている。
いずれにせよ、本人が満足すればいいんじゃないのかなと思った。
素人の美人って表現が面白かった。この人素材はいいのになぁという人がいるけど、ちっともきれいにしない人はやだな。
・・・本人が満足すればいいわけじゃないね、私。
もうちょっとパッとした化粧しろよ、眉毛ぼさぼさだよ、何でいい年して髪の毛後ろに束ねてるのよ、白髪染めろよ、口紅真っ赤は似合わないよ、と常日頃女性の外見に突込みばかり（心の中で）入れてるのでした。
女は見た目が10割。
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うーん…キレイのイメージが脅迫的になり暴走しているなあとは思ったけど,私に新しく情報を与えてくれる本ではなかったかな。
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読書レポート：女は見た目が１０割 鈴木由加里 著 （平凡社新書） | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3996
読書レポート：女は見た目が１０割 鈴木由加里 著 （平凡社新書）その２ | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=4023
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2006年刊行。著者は東洋大学社会学部非常勤講師。｢キレイ｣を、周囲やマスコミなどから煽られる点が興味を引く。著者いわく、美人でないが男好きのする女を上手く描写する姫野カオルコの小説は読んでみたい。
