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「せんせい」の心情が巧みに表現されてます。
大人になった今なので、理解・空想が膨らむ話でした。
あの時「せんせい」も同じ心理だったのだろうか。。。
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JR武蔵野線、吉川駅にある本屋さんの店長に勧められて購入しました。短編集だから読みやすいです。1つ目の「白髪のニール」はなんだか泣けてきました。果たして自分はどれだけ子どもたちに影響を与えているのか、考えさせられました。
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重松さん 2冊目!!
これも入院中にもらった本。
素直に面白かった。
せんせいを題材にした短編集。
特に良かったのは、「白髪のニール」、「ドロップスは神様の涙」、「泣くな赤鬼」。3作。
「ドロップスは神様の涙」は、いじめを題材にしているけど、それを見守る優しい大人がイイ!!
自分も保健室ッ子だったから、あの温もりというか 優しさが嬉しかった。
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6人の先生の、6つのお話。時を経てわかり合う先生と生徒。この本を読んで、今までお世話になったたくさんの先生を思い出しました☆後で私も、先生との想い出をまとめてみようと思いました(*^^*)♪
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心温まる話。
重松清の「青い鳥」みたいに読後感が、とても気持ちが良い。
特に赤鬼先生とヒデおばは良い話だった。
昔は、先生といえば大人の代表で、何も迷うことはないと思っていたが、実際、自分も大人と呼ばれる歳になって、実はせんせいも迷いがあったのではないかと思えるようになってきた。そして、そんな中出会えたこの本は、とても心温まるものであった。
重松清の本は、迷える大人が読んで、心を癒す本だと思うし、この本は、その例に漏れないものと思う。
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この歳になると、このテの短篇は本当にやばい。今こんなんで僕の人生いいのか。って気分にさせる天才だと思う、重松清。
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仰げば尊し我が師の恩。多くの先生に出会って、今の自分の礎ができたと思う。
「泣くな赤鬼」には涙した。お薦めBGMは、小田和正「言葉にできない」。
サクマ(式)ドロップや山本コージなどなど小ネタもポイント高い。
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スラスラと読めた。
先生も「人」。
いつの間にか自分が「先生」よりも歳を重ねている事って
この本は教えてくれた。
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タイトル通り、せんせいのお話の短編集。
重松さんの本は外では読めません。
泣けてしまうから。
泣けるけど、読了後はあたたかな気持ちになります。
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先生って大変。
あと、子どもの力は凄い。
先生が失敗して「しまった〜」となっていても、子どもはしっかりその姿を見て学ぶ。
「にんじん」の話が切なかった。先生がどうしても好きになれない生徒の伊藤くんを自分のなかで「にんじん」と呼び名をつけて呼んでいた。人を嫌いになるのは人間だから仕方が無いけど、生徒を嫌いになってしまうなんて。。。でも、にんじんが良い大人になっていてホッとした。
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短編集。各ストーリー、先生目線だったり、子ども目線だったりでそれぞれ楽しめた!先生も生徒も人間臭くていいなー。「にんじん」、「ドロップスは神様の涙」がお気に入り。
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先生も人間だから、いろんな人いますよね。私が子供だった時の先生、娘や息子達の先生、子供が大好きで教師になった人、子供は嫌いだけど教師になった人。本当にいろんな先生がいたな、、、、。
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【せんせい。】 重松清さん
先生、あのときは、すみませんでした-。
授業そっちのけで夢を追いかけた先生。
1人の生徒を好きになれなかった先生。
厳しくすることでしか教え子に向き合え
なかった先生。
そして、そんな彼らに反発した生徒たち。
けれど、オトナになればきっとわかる。
あのとき、先生が教えてくれたこと。
ほろ苦さとともに深く胸に染み入る、
教師と生徒をめぐる六つの物語。
『気をつけ、礼』改題。
(文庫本背表紙より)
☆
まだ読んだことのなタイトルだったので
借りてきてみれば、「気をつけ、礼」が
改題されたものでした。(^^ゞ
すでに読んだ内容ではありますが、折角
なので、再読しました。
やっぱり重松さんはいいなぁ。
中学、高校時代お世話になった先生の年齢を
すでに越えた年齢になっている自分。
先生ってオトナだと思ってたけど、考えたら
現役で生徒を受け持つ先生は30代~40代
なんじゃ、若造じゃがな・・
っと岡山弁の重松さんの言葉が、違和感なく、
ストンと心に落ちます。
今、自分を振り返り、間違っていたと思うこと、
今も間違っているかもしれないこと、多々あります。
はっきりいって自分の行いが絶対正しいという
自信はありません。
この本を読んで当時の先生もそんな不安を持ちつつ、
それでも自分が正しいと信じて授業をしていたのかな・・
多くの未完成の人間(子ども)を相手にする先生。
きっと、後からあの時、自分は間違っていた・・
と思うことが一般の人よりも多くあるんだろうな
とか思ったりしちゃいました。
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重松清の短編集。
「せんせい」という存在をいろんな角度から描いた作品。
前は『白髪のニール』がお気に入りやったけど改めて読むと『泣くな赤鬼』が心にすごくひっかかる。
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先生と生徒、各視点から描いた短篇集。
ワタシは先生にはなっていないんだけど、かつて生徒であったし、そして今は先生と同じ大人になっている。
どちらも体験しているがゆえに、妙にリアルで、懐かしいし、心を動かされた。
変な先生もおったし、素晴らしいなと思った先生もいたなー。
どれくらいの先生がワタシの事を覚えているだろうか。
子供の頃にお世話になった先生たちは、
身近な大人として彼らもきっと一生懸命だったんだろうなと読後思って、胸が締め付けられた。