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2010/3/8(〜38) 9(〜108) 10(〜120) 11(〜170) 14(〜488)
亀山さんのは大変読みやすい!
そして、ラスコーリニコフが罪(犯した殺人)に執着し、狂いつつも、自我を保とうとするわずかなる意思による展開がおもしろかった
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〈かなり読み易い〉
3分前にけっこうな長文をここに書き終えたのだが、その文章はIEがバグって消えてなくなってしまった。
もう一度同じことを思い出しながら書くのはかなり面倒なので、さっき書いた内容を一言で要約しておく。
「亀山訳は圧倒的に読み易かった」
ごめん、以上。
(以下、追記)
読み易いのは亀山さんの訳がどうこうという問題というよりも、字がデカく行数も抑えられているからだと思った。もちろんこれは光文社新訳古典文庫全般に共通することであるが。
正直亀山訳はひらがなが多くてちょっと読みづらい部分が多々あった。ただ、素晴らしい訳業には違いない。個人的には池田健太郎訳の方が好き。ちなみに、池田訳は字がとても小さくて読みづらい。
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こりもはまります。
きっと何らかの後ろめたさがある人は主人公に感情移入しやすいと思います。僕もその一人。
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舞台は帝政ロシアの首都・サンクトペテルブルク。
主人公は貧困に苦しみながら法律を学ぶ学生ロマノヴィチ・ラスコーリニコフ。彼は故郷に住む年金暮し母と住み込みで働く妹からの僅かな仕送りで学業をつづけていたが窮迫が極まって大学に行けなくなり身の回りのモノを質草に老女アリョーナから金を借りる生活に堕していた...
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まだ始まったばかりでストーリー的なおもしろさはすくないですが
とりあえず憔悴した主人公の描写がやばい。こわいほどリアル。
社会が混迷を極めた時代に、
人々はそれぞれの正義をふりかざしたりしなかったりしながら、
みんな懸命に生きている。
登場人物みんなにパワーがあって、
たまに見失うけれど、魅力的です。
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【再読】
これも全然、忘れていたなあ。とにかく面白い。
文学の楽しさ、小説の面白さってこういうものなんだなあ、と。
ネットで見ると、亀山訳には結構、難癖を付けている人もいるようだが、大変理解しやすい文章だと思う。
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正直ラストの躍動感は誰にもかなわないと思った。
翻訳者の訳のうまさもあるのだろうが、文章力が素晴らしい。
千の善行のためには一つの罪は犯せる、とするが結局善行では罪は法的に軽くなることはあっても、罪を犯した人間の心を軽くすることはない。
しかし、一つの愛が(そしてその愛はたくさんの人に支えられて存在するのあが)によって罪はあがなわれた。
罪に対する罰は、法的なものではなく、心にどっしとくる罪の意識でしかないのだ。
ものすごい人間ドラマ。
そして、結局は世の中にはびこる貧困がこの罪の理論を確立させてしまったという点で、社会派小説でもあるだろう。
正直ラスト100ページのために読む本といっても過言ではないです。
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どこかで「新訳は読みやすいよ」というのを耳にして、ちょっと背伸びして読んでみた。
主人公ラスコーリニコフは、ある罪を犯す。
個性ある登場人物がからみあい、次々に物語は流転する。
時代背景の違いから、違和感を覚える部分も確かにあるけど、時代を超えて支持される骨太な何かが確実にあるのはわかると思う。
最後の展開もちょっと意外な気がする。
本屋でぱらぱら読んでみて、読めそうなら試す価値はあるかも。
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大学を除籍になり、更に貧困にあえぐ主人公。極貧と退廃とが渦巻く救いのない生活の末、遂に恐ろしい強盗殺人を計画する。しかし計画というにはあまりに杜撰なその犯行は衝動的に行われ、やがて危機に陥っていく。苦悩の末、自らを罰する決心をするが...
正直、この作品の良さが今のところ僕には分からない。あまりに冗長すぎる表現、精神を病んだようなヒステリックな登場人物たち。あまりに過剰で噛み砕けない。これは10代のうちに読んでおくべきだった。読書における体力が落ちたのかなぁ。
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全体的な話の感想はまとめて3巻の時に。
ひとまず、簡単に書けば、読んでて耳が痛い、胸が苦しい感じになる登場人物ばかり。
話云々というよりは、登場人物が皆人間臭くて魅力的。
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<いまこそ理性と光の・・・意志と力の王国が訪れたんだ>
思想性が頭をもたげ始める。いやー、文章も簡潔で、ドスト氏の小説の中で一番読みやすいんじゃないかな。
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これのどこが名作かというと、追い詰めて混乱している人間の心理描写が非常に真に迫っているというところではないだろうか。一見して気の良い人間の腹が立つ面もちゃんと書かれていて、リアル。
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新訳と聞いて
かねて読みたいと思っていた
長編をとりかかりましたが、
1巻は
すらすらと読めて、偏屈な主人公の心の葛藤などは
読んでいてとてもおもしろかったです。
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犯行のシーンが結構生々しい描写で驚いた。
全体的に貧しくて息苦しくて不衛生な雰囲気が伝わってきます。
ラズミーヒンまじイケメン
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110204*読了
ドストエフスキー作品は、昨年読んだカラマーゾフの兄弟に続いて2作目。文学的なことはわからないけれど、ドストエフスキーの作品はおもしろい。はまりこんでしまって、何をおいても読まずにはいられなくなってしまう。続きが気になりますが、図書館で借りているので、今度行ったときに2巻があるかどうか。ドストエフスキーといえば犯罪小説なんですね。知りませんでした。よくこんなに長々と1つの犯罪にまつわる話を書けるなぁ、と脱帽です。回りくどいところが魅力ですよね。狂ってるところも大好きです。