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投稿者:Quetzalcoatl - この投稿者のレビュー一覧を見る
何年かに一度、読み直すので、新訳で読んでみた。江川訳とはかなり印象が異なる。
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亀山先生ありがとうございます。再び。カラマーゾフ読んだときからこの日を待ち焦がれていました!本屋で知ってびびった。ちょっと教えてくれてもいいのに。で、2巻はいつ出るんだよううう。早くお願いします。
ふざけるのもいいけど、とにかく妙に明るい訳が私は好きです。とうとうラスコーリニコフ。読書ガイドも相変わらずすごい。ラスコーリニコフ。散歩中に立ち止まって小銭を数えたりするとこが好きだ。ラズミーヒンも。カラ・・もそうだけど、探偵小説みたいに、ディティールが細かくて興奮する。ラスコーリニコフはでも、意外に存在感が薄い気がする。作者が今までのよりロージャに近くなってる気もする。よくわからない。
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言わずと知れたドストエフスキーの代表作
罪を犯した少年の良心の呵責に苛まれる心理描写が非常に面白い
最後に訳者が解説を加えているので、より背景など理解が深まる
学生時代からロシア文学好き
彼のテンポと人間の闇と当時の時代の闇にスポットをあてた心理描写を昔から愛してやまない
10代のうちに読む事をお薦めします
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ドストエフスキーの代表作のひとつ。日本をはじめ、世界の文学に決定的な影響を与えた犯罪小説の雄。歩いて七百三十歩のアパートに住む金貸しの老女を、主人公ラスコーリニコフはなぜ殺さねばならないのか。ひとつの命とひきかえに、何千もの命を救えるから。
2009年7月17日購入
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お金がなく大学を除籍になったラスコーリニコフ。
学生であった自分と極貧生活の落差、若者特有の考えの定まらなさにより、次第に精神的不安定に陥った彼は、金貸し老女の殺害を実行してしまう。
そのショックから精神状態はますます悪化し、自首や死を考えるが、ふとした気まぐれで為した善行で少女に感謝されたことを期に、再び生きる力を取り戻す。
あらすじはこんなかんじ?
ひたすら思い悩んで思い悩んで、精神異常一歩手前のような状態がひたすら続く主人公。
読みにくい…読んでるとテンション下がる…。
でもロシアの作品だって体感はとてもある。
あと2巻読んでみよう。
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一番最初に手に取ったものが読みづらかったから、読みやすそうな光文社版でチャレンジしてみたら、予想通りとても読みやすかった。
読みやすいから読み進むペースも自然と前回より早くなってた気がする。
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09/09/16★★★☆
亀井郁夫/訳
元学生ラスコーリニコフはペトルブルクで貧乏暮らしをしていた。
ある日偶然聞いた情報により以前から計画を立てていた殺人を決行する。
直後にラスコーリニコフは罪の意識にさいなまれるが…
「なるほど、もうはじまっているのか、ほんとうにもう、罰がはじまってるってことか?それ見ろ、思ったとおりだ!」は名言。
序盤は苦手のロシア人の良く分からない長い名前と退屈な会話に辟易していたけど、
殺人を犯す直前当たりからはまり込みが加速。
その部分を読んだ日の夜は、殺人を犯してビクビクしながら頭がおかしくなっていく夢を見た。
なんて単純な脳みそ 笑
罪を犯したのにまだ三分の一が終わったばかり、先が読めない
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アル中のマルメラードフが駄目過ぎる。『闇金ウシジマくん』の登場人物みたいで、駄目っぷりが全く古くない。馬車に轢かれて死んでしまうという最後も散々だ。とても好感が持てるキャラクターだった。1巻だとラスコーリニコフの殺人の動機がよく分からない。金品を強奪するのが目的のように思えない。
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罪を犯したものに起きる罰。これは決して他人事じゃない。
そんな箱庭の物語。これは面白い!本当におススメです。
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やっと読み切った・・・・・・!!
数年前新潮文庫版で、最初の酒場のあたり(ばあさんを殺しに行ってすらいない)で脱落した私が読み切れましたよ。やったね。
ドストエフスキーは波に乗るまでに時間がかかります。
あ、あと自分の精神状態も大事ね。
へこんでいたからすらすら読めた(何か間違っている)
「天翔ける風に」を見に行く前後で読んだので、登場人物とリンクさせて読むのがおもしろかったです。
あと、読みこなせた大きな理由は、雪組さんの「カラマーゾフの兄弟」で神の捉え方がなんとなくつかめたからだと思います。
グルーシェニカの歌で、視界が広がったもの。
神様をどう位置付けるかって感覚は捉えにくいもんなぁ。
「罪」と「罰」については、読んでからもぐるぐる考えてしまいます。
一つの側面からしか見ないことも罪なんでしょうね。
もっと知識とか考え方とかをインプットしたら再読したい。
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「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」について、がっつり語れる友人がいる人生は、素敵だと思う。
ドストエフスキーの文体は独特なので、最初の1時間はなんだかしっくりこないかもしれない。そこで我慢をして読み続けると、いつの間にか100%ドストエフスキーの世界観にどっぷり浸かっている自分を発見できますよ。
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まだ上巻だけしか読んでないし、違う訳で読んだんですけどね。
亀山先生の訳で、是非読みたいです。
でも、時間がないと無理だなぁ。
隙間時間にパパッとはいきませんものねぇ。
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きっかけは、大江健三郎氏が、「小説の経験」の中で、「若い頃(彼は小学生)背伸びして読んでそれほど面白くなかったものが、今読むと全く違う印象がある」というような例としてこの本を挙げていたので。
私も、読んだという事実だけは記憶しているのに、話はど忘れ。読んでみて、内容の深さに驚かされた。
登場人物が皆、象徴的な性格で、1人として無駄に書かれていない。
考え方も、非常に現代に通じるものがあり、共通点を見つけてびっくりしたりする。
ルージンは、もろ、モラハラ男である。(自分より地位の低い、でも周りには自慢できるようなできた娘をそばにはべらして、善人ぶって自分に酔っちゃうのが大好き、とか。)
カテリーナは、もう、ストレートにわかりすぎで、滑稽に描かれれば描かれるほど泣けてくる。
スヴィドリガイロフも、にくったらしい役なのに、最期の夜の描写が見事。
印象に残ったのは、この3人。
今回、新訳を選択。今風の語り口で読みやすくはなっているんだろうけど、世間知らずのお母さんがなんだか忘れたが最初の方でカタカナ英語使ってたのが妙に場違いだったし、1対1の会話で、やたら「叫ぶ」って動詞を使ってるのが気になった。熱意をこめてつい声が大きくなるんじゃなくて、たんに興奮して金切り声挙げてるみたいな印象で...
あとがきの解釈は、なかなか興味深かった。
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すらすら読める、そして理解できる。ラスコーリニコフの気持ちが想像できる、マルメラードフの境遇に涙ぐむ、貧乏のつらさが胸にしみる。ペテルブルグの人たちの息遣いが 本のそこかしこから聞こえてくる。
大学生のときに読んだ新潮文庫版とは、まったく違う。自分が年をとったからか、訳がよいからなのか。
亀山「罪と罰」は、わかりやすい。買って損なし。
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登場人物みんながみんな性格が歪んでて面白いです。あと、言い回しがみんな回りくどいのは、これはロシア文学の特徴なのかしら筆者の特徴なのかしら。