紙の本
チビカモ性格診断
2011/12/29 22:56
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の身の回りの事をマンガにしたコミックエッセイ。「身の丈ワイルドライフ」を標榜している。
とりのなん子ワールドは健在だが、合わない人には何が面白いかわからないだろう。
今回、印象に残ったのはカルガモ親子のエピソード。
個人的に鳥に興味を持つようになったきっかけがカルガモ親子の姿を見た事だったので、その話にはどうしても反応してしまう。
当初、ひたすら親の後をついて回っていたチビカモ達が2,3週間もすると、親そっちのけで、あちこち駆け回るようになり、親がグワグワ鳴きながらチビカモ達の後を追いかける、という光景を何度か目にした。
おそらく親はカルガモ語で「待ちなさい」と言っていたのだろう。
それでも比較的、親につきまとうチビカモや、すぐあさっての方向に行こうとするチビカモなどがいた。
作品中でもチビカモ達の性格の違いはありそう、とチビカモ達を観察するシーンがあり、当時の事を思い出した。
おそらく他の人でも似たような事を考えて、カルガモ親子を眺めるのだろう。
ところで、詳細は公開されていないが、作者は盛岡市在住。
11巻で大震災の日以降の事が描かれ、今回の12巻では、すっかり震災に関する事は息を潜めたように見えるが、一箇所だけ触れている部分があった。
「春先(3/11以降)二ヶ月ほどの記憶が薄い」そうだ。
やはり、まだ影を落としている。
影が完全になくなる事はないだろうが、それがいい方向に昇華されて欲しいと思う。
紙の本
今回もおっとビックリ笑ってしあわせ気分
2012/01/07 23:37
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんこのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とり好きさんは寄っといで。
とりぱん12巻発売ですよ~。
今回一番笑えたのは、「私はビートリズ」でした。
マンガの仕立てかたがちがうとこんなにも変わるのだなぁとつい唸ってしまいました。
それからリスの話、「そおなんだー!」と爆笑しました。
たぬきも勿論笑えました。私も行きたいです。某いきつけリサイクルショップ。きっとありえないショッキングなものがわんさかと眠っているのでしょう。剥製を依頼したであろう元持ち主さんのセンスがすごいです。・・・まさか作成した業者さんが考え抜いたのでしょうか?それとも単にスキーの本場があるから?(気になるひとはすぐに買い物かごへクリック☆)
もしも今度リスを見かけるチャンスがあるなら、じいっと観察してみようと思いました。
笑える生き物生態観察日記、すごく面白いです。
とりぱんで忘れちゃイケナイ、虫ムシむしのネタ話も盛りだくさんです。
投稿ネタもとても驚きエピソード満載◎
紙の本
年2回の楽しみ
2012/02/25 10:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:NORIKO - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回楽しみにしています。
ゆったりとした雰囲気と独特の表現が大好きです。
野鳥がこんなに面白いなんて!
カラーページは特に楽しみ、
なんてかろやかな発想を持った人だろうと毎回感心します。
紙の本
鳥好きに
2022/04/28 21:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
地方暮らしの鳥好き・とりのなん子さんのエッセイコミック。
気取ったスローライフではない、地に足がついた生活の中で野鳥たちを見つめる。
その距離感が絶妙!
紙の本
わがふるさとパラダイスヶ浜
2015/11/09 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:へっぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うみねこはかっぱえびせんを餌と認識してるから、指出したら危険なのよね〜とか、微笑ましく読みましたW
まだウニあんまりいないけど、また来て欲しいな。
投稿元:
レビューを見る
いいなぁ、「とりぱん」大好きです!!(*^_^*)
北東北の季節ごとの空気感が肌に気持ちいい「とりぱん」も早や12巻め。野鳥の話をメインとしながらも、お料理やご近所の木々や虫たち、街で見かけたご夫婦、飼っている金魚たちの尽きせぬネタ、とか、どれもこれも面白いです。
今回は、読者からのおたよりコーナーのページが多くて、それもまた、なんか笑えるものばかり。
「晩御飯な~~に」と帰宅した友人Kに,家族が「キジ鍋よ」と。それだけでも、ふ~~ん?なのに、「おいしい~~、どこのキジ肉?うちの猫が獲ったとか?」と笑う彼女の次コマは、し~~んとなった炬燵の食卓に、怒った猫の顔。あはは・・・そういえば、私の知り合いの猫も自分より大きなキジをくわえてきた、という話を聞いたことがあるけど、そのキジはどうしたんだろ??と初めて思った。(#^.^#)
前室、捕獲網、バックヤードまで揃った豪華三重構造の蜘蛛の巣の話も面白かった。なんか居候の蜘蛛たちまでそこにいついているみたいで、それはヒモなの?それとも非常食??なんてあたりが、自然界の非情さ(#^.^#)を語ってるような??
投稿元:
レビューを見る
鳥(+生物)見好きの「あるある」のエッセイコミック。12巻まで続くとわ。
「第320羽」の春先(3/11〜4月下旬)の記憶が薄いという表現が身にしみました。
個人的には書き下ろしコーナーのめるりさんがとても気になる…。
投稿元:
レビューを見る
作者の身の回りの事をマンガにしたコミックエッセイ。「身の丈ワイルドライフ」を標榜している。
とりのなん子ワールドは健在だが、合わない人には何が面白いかわからないだろう。
今回、印象に残ったのはカルガモ親子のエピソード。
個人的に鳥に興味を持つようになったきっかけがカルガモ親子の姿を見た事だったので、その話にはどうしても反応してしまう。
当初、ひたすら親の後をついて回っていたチビカモ達が2,3週間もすると、親そっちのけで、あちこち駆け回るようになり、親がグワグワ鳴きながらチビカモ達の後を追いかける、という光景を何度か目にした。
おそらく親はカルガモ語で「待ちなさい」と言っていたのだろう。
それでも比較的、親につきまとうチビカモや、すぐあさっての方向に行こうとするチビカモなどがいた。
作品中でもチビカモ達の性格の違いはありそう、とチビカモ達を観察するシーンがあり、当時の事を思い出した。
おそらく他の人でも似たような事を考えて、カルガモ親子を眺めるのだろう。
ところで、詳細は公開されていないが、作者は盛岡市在住。
11巻で大震災の日以降の事が描かれ、今回の12巻では、すっかり震災に関する事は息を潜めたように見えるが、一箇所だけ触れている部分があった。
「春先(3/11以降)二ヶ月ほどの記憶が薄い」そうだ。
やはり、まだ影を落としている。
影が完全になくなる事はないだろうが、それがいい方向に昇華されて欲しいと思う。
投稿元:
レビューを見る
とりぱんは毎回、思わせぶりな表紙と面白い4コマ、表紙のオチ、そして綺麗なエピローグという構成が素晴らしいと思います。4コマ漫画ってこの構造上,どうしても単調になりがちですが、4コマにとらわれない誌面作り、そして詩的で幻想的なラストにいつも感動しています。
でもマンネリを脱した『私はビートリズ』も最高でした(笑)。
投稿元:
レビューを見る
毎回毎回新刊が楽しみな漫画です。
今回は、ますます鳥以外の動物ネタも満載でしたが、あのトイプードルらしい生き物の話も楽しみ!!
毎回毎回のどかな気持ちにさせてくれます。
ありふれた生き物のありふれた幸せをこれからも読ませてくださいませ。
それは極上ですから。
投稿元:
レビューを見る
新刊を楽しみにしている一冊です。
可愛らしい鳥と達観したような巻末などのギャップ、
または絶妙なバランスがいい感じです。
個人的にはカラスが巻を重ねるごとに登場回数が増えてきて、
楽しみであります^^
投稿元:
レビューを見る
ふとしたコマに、普通に震災のことが描かれてるのが盛岡在住らしい感覚だなと。それもほんの少しで、99%はいつものとりぱんです。ホオノキの花の話が好きだな。
投稿元:
レビューを見る
通常運行ではあるモノの、やはりどこかに「あの日」を感じさせてしまうエピソードも多少ある、昨年春から秋までの北東北(主に盛岡)のナチュラルライフ。偽トイプー(=羊)めるりさんと独身女子るりさんの心配な共同生活を描く新シリーズの行方が心配…もとい期待(笑)。
投稿元:
レビューを見る
(2014.07.08読了)(2014.06.27借入)
第297羽~第322羽が収録されています。初夏から秋にかけてのお話です。
鳥、昆虫、ペット、植物、生活雑話、いろいろの話題が取り上げられています。
カルガモのヒナの成長の様子、今迄取り上げられていなかったのが不思議なくらいです。
コムクドリも今まであまりなかったような、コムクドリは今住んでいるO船渡市でも見ることができて、6月に見かけました。
金魚の話題も取り上げられています。病気の話や尾びれが裂けた話が出ています。
ロングヘアの女性の寝姿の話は、へえ、そうなの、という感じでした。
☆関連図書(既読)
「とりぱん(2)」とりのなん子著、講談社、2006.09.22
「とりぱん(3)」とりのなん子著、講談社、2007.05.23
「とりぱん(5)」とりのなん子著、講談社、2008.05.23
「とりぱん(6)」とりのなん子著、講談社、2008.11.21
「とりぱん(7)」とりのなん子著、講談社、2009.05.22
「とりぱん(8)」とりのなん子著、講談社、2009.11.20
「とりぱん(9)」とりのなん子著、講談社、2010.05.21
「とりぱん(10)」とりのなん子著、 講談社、2010.11.22
「とりぱん(11)」とりのなん子著、講談社、2011.06.23
「野鳥ガイドブック」志村英雄・山形則男・柚木修著、永岡書店、1990.04.05
「ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑」久保田修著、新潮文庫、2010.04.01
(2014年7月9日・記)
内容紹介(amazon)
野鳥・家庭菜園・猫・方言から、わんこそばやカマキリや夕焼けやガスタンクまで、“日常”のすべてをネタに綴られる北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!ネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。
庭のエサ台を訪れる野鳥を中心に、猫・昆虫・金魚・料理・物置・温泉…と日常すべてを素材に綴られる、北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ。12巻はおっきな犬や狩人バチや牛など、いつも以上にいろんな生き物たちが登場。“震災後”の東北も語られます。かわぐちかいじ公認・おなじみパロディ編『私はビートリズ』も 収録! 描き下ろし漫画も計22ページと大サービス!!
投稿元:
レビューを見る
最初のカラーページに描かれた雉は、若冲ばりに美しい!鳥のみならず、金魚の話題、読者コーナーの金魚手術、金魚人工呼吸も面白い。そのほか、昆虫ネタも。