とても面白い!!
2015/03/22 02:05
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど!と思う本でした。与える人こそ成功する、という事実がじっくりと説明されています。とてもわかりやすかったです。誰かに何かをしてもらった時、お返しをしないとバランスが取れない気がしてしんどく感じていたには、与える人の考え方ではなかったからなのだと気がつくことができました。またゆっくり読み直したいと思います。
「与える人」こそが最も成功しやすい。
2018/06/30 20:34
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投稿者:七慢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「与える人」こそがやはり社会に最も貢献する。
そして「与える人」こそが最も成功しやすい。
「与える人」が心がけるべきは,
1 「他者志向」
他者の利益を増大させながらも自分の利益も増大させ,自己犠牲に流れない。
2 対象の拡大
貢献する対象を広げて,行き詰まり感を減らす。
3 燃え尽きないように,きちんと計画を立てて与える。
ペースと機会と限度を決めておく。与えた結果が目に見えるようにしておく。
「奪う人」に利用されないようにも気をつけながらも,社会全体のパイ(利益)を増大させよう!
受け取る側から与える側へ
2015/08/30 11:23
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投稿者:shiny - この投稿者のレビュー一覧を見る
受け取ることを優先するテイカーと、バランスをとるマッチャー、与えることを優先するギバーの3種類に分類し、どんなメリットや特徴があるかを明らかにする本。1番成功者が多い一方で、1番落伍者も多いのがギバーである。どんなギバーになれば成功しやすいかも書いてあり、自分の行動を改めようと思える良書。
やや懐疑的ながら総じてアグリー
2015/05/31 19:28
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投稿者:KY - この投稿者のレビュー一覧を見る
GiverはMatcherやTakerに都合の良いように使われてしまうのではないか…という当然の疑問にもしっかり答え、且つ対処法も示唆しています。が、実際のビジネス環境ではそううまくいくものでもないのかなーという疑念は拭えず。読み物としてはなかなか面白いです。
「与える人」になる意識
2018/02/25 22:08
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
与える人というと、「自己犠牲」を連想していたが、本書ではそれを「他者志向」と呼ぶ。
大局を見れば、人は与える人、「ギバー」を重視する。
とは言え、人はギブアンドテイクで考えがちである。その辺の事情を本書は細かく分析し、
「こういう研究結果が出ている」といった具合に論理的に「与える人」になることを
勧め、そして、「与える人」の何たるか定義している。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギバー、ティカー、マッチャーなどなど……。与える、ということが、こんなに役立つとは……。かなりの衝撃的な書物ですよ、これ。
ただし、実践できるかは……ですが……
理論はわかるけれど
2019/10/27 19:16
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投稿者:risa - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の言いたいことはわかるけれども、事例がアメリカの会社、人が多く、「アメリカ人によるアメリカのための本」という感じがしました。シリコンバレーのコミュニティは日本の中では真似することは難しいですが、身近な人間関係の外側も大事にすることは実践してみたいと思いました。
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ギバー、テイカー、マッチャーに分けて、それぞれの特徴をわかりやすく取り上げた本。自分は結局、どのタイプか。ギバーでありたいと思い、行動する反面、テイカーやマッチャー的な行動もある。「根っからの〇〇」な人もいるが、時と場合によるという人もいるのかもしれない。
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タイトルで損してるせいで遠ざけがちな一冊。でも本当は、全人類が読むべき一冊。
一見、怪しげなビジネス書の類に見えがちだが、そんなことは決してない。心理学アプローチから、社会科学的・論理的に、重厚な論理展開を用いて、「情けは人のためあらず」で日本人にはおなじみの、利己的・他己的志向の違いがもたらす影響を語られている。
ふだん生活を送る中で考えることの多いテーマだけに、ここで示された結論の鮮やかさに、かなりの衝撃を受けた。なるほど!の連発。
著者の主張は、決して難しいお勉強の世界でのみ作用する話ではなく、幼稚園児以上の人類に皆あてはまる程、普遍的なお話。話し方もとても分かりやすい展開となっているので、高校の教材としてもぜひ使ってほしい。
さすが最年少終身教授、鮮やかで温かい、人間味溢れた論理展開、心地いい。今後のご活躍も期待しております。
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他者のために役立ちたいと思い行動する「ギバー」の実例と彼らの行動原理が詳細に説明されている。
100%ギバーの定義に当てはまる人はいないだろうが、自分の行動と似ているという点も必ず見つけることができるだろう。
ギバーであることは長い目で見れば強みであるが、成功するのには、他者思考であると同時に利己的でもあるべきだという点が興味深かった。
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前半はギバーになるとどんなよいことがあるか、後半はギバーとしてどんなことに気をつける必要があるか、と述べている。
ゆるいつながりの大事さ、交渉事は通常はゼロサムではなくパイを大きくすることが可能なこと、重要なのは才能ではない、弱みを見せること、人に虚心にアドバイスを求めることの重要性、など、なんとなく思っていることが実際には逆であることが、実例と背景となる理論をもって説明されており、説得力がある。
ギバーには、他者志向と自己犠牲と二つの動機があり、自己犠牲ではつけこまれてしまい、消耗してしまう。卑下や、根拠のない全能感からくるギブではなく、自分の能力とバランスのとれた他者を助ける心が大事なんだと思う。スキルがなくてはギブにはならない。もっと助けたい・できるようになりたいという動機もギバーにはあるわけだ
最後にテイカーをもギバーとしてふるまわせるようにできる仕組みが紹介される。うまく考えれば組織ももっとよくできるはずで、そのためにはたとえば IT などを含めた”仕掛け”がこれからはもっと大事になってくるだろう。興味深い。
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「使った以上に帰ってくる」っていうお金の話は知ってるけど、全てがそうなる時代なのか?ってところが気になる。
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結論。間違っていない。与えることは絶対に間違っていない。
でも、自分のことを犠牲にしてまで与える必要はない。
それをしてしまうと、結局ただの良い人で終わってしまう。
この本の良いところはこの点だと思う。ただ、与えればいいってだけじゃないんだってことを教えてくれる。
与える人(ギバー)の中でも、全員が成功しているわけではなくて、全く成功していない人もいる。
トップ層とボトム層に分かれていて、その違いがどこにあるかを明らかにしているから役立つ。
具体例も豊富で非常に読みやすいし、頭に入りやすい。
人材育成に関わる者として、期待をかけられるとその期待に沿った成果を出しやすくなるという
「自己成就予言」は非常に興味深かった。
他人からの期待であっても、自分はできるんだっていう自信を持つことが非常に大切なんだってことが
よく分かる。
「ボランティアなんて大嫌い。偽善者がやることだ」なんて思ってる人におすすめ。
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与えることで成功できるのか?答えは”イエス”である
本書の具体例からも、それがはっきりとわかる本で面白かった
今からの時代は昔の考え方では成功は難しい、もっと前を見て歩こうと最近良く言われていたので
この本はその「先」を見ている本でした。時代の先を見たい、これからの成功者の考え方を知りたい人におすすめです。
憎まれっ子が世にはばかる時代ではないと気づかせてくれて勇気がでるのと
時代の流れが早い現代で、どうやって幸せになるかはっきりと示してくれる本でした
まず、与えるものはモノというわけではない、考え方だということに気付かされました
例えば「自分に利益をもたらさない人をどう扱うかで、その人がどんな人間かわかる」
上司にはおべっかを使って自分の時間を捧げるが、部下はないがしろにして自分の時間を使わない
そういう人がどうなるかは、なんとなくわかりますし、本書ではもっと掘り下げて議論されていた
さらに心理学的な面からも、自分では気づきにくい「ギブすることのメリット」と
与える人でも成功していない人もいる、成功をわけるのはどの部分なのか??
を「成功した教師、失敗した教師」などの例えなどでわかりやすく伝えていた
ゆうきゆう先生の本に通じるところもあったので、ゆうきゆう先生の本を好きな方にもおすすめです。
「やられっぱなしで終わらせない! ことばのゲリラ反撃術」
これとか
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他者に対して「与える人(他利的な人)」が『人脈づくり』、『協力』、『人に対する評価』、『影響力』でどのようなコミュニケーションの方法を取るか、闇雲に「与える」だけではダメだなど様々な局面で実験結果などを踏まえとても論理的に解説していて得心!と同時に大きく心が揺さぶられる好著です。本書の存在をfbの投稿で教えて頂いた素敵なギバーのKさんに感謝☆