鳥山先生ワールド
2023/03/18 15:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編ですが、登場人物やストーリーなど、インパクト強めの鳥山先生ワールドが全開です。絵も綺麗ですので、一読の価値はあるかと思います。
鳥山明作少年漫画の王道
2023/03/30 02:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1998年に週刊少年ジャンプに掲載された鳥山明作品で、「COWA!」(1997年~1998年)「SAND LAND」(2000年)と共にドラゴンボール終了後に短期集中連載された3本の内の1つ。内容は幼い頃に遊び半分でキツネのギギを殺した少年カジカがその代償として受けた呪いを解くため霊となったギギと共に千の命を救う旅に出る。その途中でギャングに追われていた少女ハヤを助けたことで大きなトラブルに巻き込まれ―という話。少年(主人公)、少女(トラブル)、竜(ミッション)、強敵(ライバル)、お調子者(小悪党)、悪者(ラスボス)とDBを彷彿させる魅力あるキャラ達、クスリと笑うくだらなさ、ちっと面白い不思議な技、夢中になる迫力とテンポのあるバトル、驚く敵の変身と主人公の成長など鳥山ワールド全開で進んでいく展開にグイグイ引き込まれました。さらにラストが鳥山先生らしくて読後感が爽快、これを全12話でまとめる構成の上手さも光ります。当たり前ですが絵も綺麗なので読んでいて全く苦になりません。誰もが安心して楽しく読める漫画です。
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乱暴物が狐つきになりいいことをすることで元の人間に戻ろうとする話。鳥山明さんはこういう話が味が出ておもしろい!
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DBに似た感じだったのは否めませんが、カジカの性格が可愛くて続きを求める作品でした。ただ女の子の役割がいまいち…。お供のキツネも可愛かった!
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シナリオは普通。ノリはドラゴンボール。
出てくるキャラが全部「魚の名前」だったのが印象的でした。
背景に書いてあった賞金首の名前も「ブルーギル」とかでしたw
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イラスト風だからなのか絵が、すごく静か。
戦闘シーンもグワッとこない。
熱を感じない冷めた印象。なのでストーリーもいまいち?
『サンドランド』の方が面白いと思った。
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ドラゴンボールに近い、
ドラゴンボールでない
でもドラゴン出てくる
格闘まんが。
絵が安定していて読みやすい。
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なんとも言えなすぎて、
読後、ぼんやりする漫画。
伏線回収もちゃんとしてるし、
その数も多いから
きれいにまとまってるなーとは
思うんだけど、
キャラクターの個性が全員弱いので
物語自体にチープさを感じてしまう。
ヒロインかと思ってた女の子は
早々に退場して
伏線回収のためだけに戻ってくるし、
敵ポジションだったイサザは
名前の語呂も悪いし
そもそも9割がたベジータだし
なんとなくでカジカと和解してるしで、
登場させる意味あったのか…って疑問が残る。
主人公のカジカには
一応1000匹助けるっていう
目的があるんだけど、
今回の事件に対しての目的ではないから
直接的に繋がってなくて違和感があった。
仲良くなったヒロインが
タマゴとの交渉材料にされて怒るとか、
カワ族を滅ぼした原因が
ギバチにあったとかじゃないと
根本的な作りとしておかしい気がする。
今回の事件に対しての
別の目的が作れてたら
もう少し良い主人公になってたと思う。
お金のために必死で走り回る
ドンコのキャラだけは、
目的も愛嬌もしっかりしててよかった。
久保先生の【バーンザウィッチ】と同じで
売れるぞ!っていう熱量を失ってると
技術だけを堪能する虚無マンガが生まれるの、
なんでなんだろうかぁ。
ありがとうございました。
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キツネの呪いを解くために、1000の命を救う旅に出ることになった少年カジカの物語。冒険記というか珍道中というか。Zじゃない頃の『DRAGON BALL』って、こういうテイストだったなぁ、と懐かしく読みました。
とはいえ、もうちょっとだけ続くんじゃ、の「もうちょっと」の部分がないと『DRAGON BALL』がここまでの人気を得ることはなかったんだろうと思います。なくても大人気の漫画ですけどね。
フリーザとスーパーサイヤ人の物語は、大興奮でしたから。大人気に大人気を掛け合わせて掛け合わせて、すごいことになりました。リアルタイムで小学生だった自分は、毎週ワクワクとドキドキ。
強敵をどうやって倒してゆくのか乗り越えてゆくのかのワクワクドキドキがサイヤ人編以降だとすると、冒険のワクワクドキドキがそれまでの『DRAGON BALL』。「カジカ」にあるのはそれでした。久しぶりに読んだけども、楽しくてニヤニヤしちゃいます。
多くの少年たちを今も昔も、これからの先の未来でも、ワクワクとドキドキの楽しさに引き摺り込ませてくれる鳥山明作品。
新作が発表されることは無くなってしまいましたが、これまでの多くの感動と興奮を与えてくれた作品たちに感謝です。漫画だけでなく、DQをはじめとしたキャラクター達にも。
リアルタイムで『DRAGON BALL』を読めた幸福は、一生の宝物。
ご冥福をお祈りいたします。