紙の本
異常な健康
2017/03/08 09:20
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中の健康志向を痛烈に笑い飛ばすところがよかった。極端から極端へ走るのは、アメリカも日本も同じなのかもしれない。
電子書籍
健康について
2014/05/06 16:13
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投稿者:天上大風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
至言が文中にありました。わかってていることは、適度なスポーツはたぶん体にいいと。。。
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(2013年7月8日読了)
健康に良いとされているあらゆる事を、風変わりな男が実際に試した様子が書かれている。
タイトルの直訳は、「死ぬほど健康に-完全な体を追い求めた男のささやかな旅路」らしいが、とてもささやかどころではない。体にとってはもちろん、精神面に関しても、環境に至るまで、突き詰めている。
作者の身内の事も書かれていて、特に叔母の生き方を近くで見ていたからこそ、躊躇なくあらゆる事にトライ出来る地盤ができていたのかもしれない。
試している事柄以上に、家族、身内への愛情が伝わってくる。
最後に、付録として、物語であればあらすじのようなモノが付いている。それは作者からのアドバイスでもある。この分厚い本を読む勇気がなかったら、ここを読んでから目次で本文を検索して読んでもいいかもしれない。でも、先に書いた身内への愛情が読み取れず、この本の魅力は半減となるだろう。
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アメリカ在住のジャーナリストが、ありとあらゆる健康法に挑戦した記録。次々と出てくる珍健康法に、アメリカって極端だなと笑って読んでいたが、よく考えたら日本も似たようなもんだな。
この作者は、やる前からどう考えても怪しいような健康法も、ひとまずまじめにやってみて、できるだけ公平に評価しようとしていて、好感が持てる。
トレッドミルデスクには笑ったが、読み終わってみると結構良さそうに思えるからすごい。
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本書は高級誌『エスクァイア』の編集者兼ライターである筆者が『世界一ヘルシーになる!』という某海賊マンガの主人公のような決意をして、あらゆる方法を検証しては試すというものです。筆者の挑戦をどう見ますか?
どうも僕は自分の体を使って試すといういわゆる『体験ルポ』というシリーズが大好きなようで、これも気にはなってはいたのですがなかなか読むことができず、先日ようやく入手して読了することが出来ました。高級誌『エスクァイア』の編集者であり、ライターである筆者は家族サービスであるバカンスで休暇中に突然肺炎と発症し、現地の病院へ緊急入院するというまことに持って衝撃的なオープニングから始まります。
病床の中で筆者が決断したことは『世界一ヘルシーな男になる』というまことにもって奇抜なものでございました。NYに戻ってきた筆者はあらゆる伝を使って情報を調べ上げ、雑誌記者というポジションを十二分に活用し、最新の健康法をリストアップするのです。そのリストは53ページにも及び、すべてを消化するには2年もの歳月を要するようになるのでした。ここに記録されているのはその七転八倒の記録です。
個人的にはそろそろ健康というものが気になり始めた頃なのですので、本書に出会ったのはある種の『運命』だったのかも知れません。さらに本書の衝撃的な事実は著者が自家製トレッドミルデスクの上で立って歩きながら書き上げるというすさまじい手法をとっているのだそうです。総歩行距離は1800キロにも及び、まさに長い長い『旅路』であったと推察されます。
文章全体を貫くものは著者独特のユーモア溢れる筆致で、過酷なものでもどこか面白みを感じさせるのは筆者の『真骨頂』であるかと思われます。構成は全27章に及び、それぞれに体のパーツがつけられ、それに関した健康法が提示および実践されます。中には日本人にはなじみの深い『和式便器』を自分でカスタマイズして痔の対策法にしたり、食事に関しても様々な工夫を自分で重ねていて、とても面白かったです。
ハイライトはトライアスロンに挑戦しているところで、ここは過酷ながらも、とても読んでいて面白かったです。これがきっかけで筆者の著作を読み始めたのですが、一冊一冊がとても分厚いので、結構エキサイティングな人生を歩んでいるのかなとそんなことを考えております。
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あまりのバカバカしさに(とはいえ、真面目に信じられ実行されている健康法ばかりだけど)厚さを感じないで、笑って読み進んでしまう。
ルームランナーの上で歩きながら本書を書く筆者の写真は秀逸!
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もともと普通の人よりは健康に関心があったジャーナリストが、巷の健康術を片っ端から試す二年間の記録。へんな方法も多く、ばかばかしくて笑える部分もある。
二年経過後の脂質の数値はとても良くて、ちょっとやってみたい、と思わせる。
砂糖を減らして、日常的に体を動かす、ならやれそう。
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プロローグ
1章 胃 正しい食事をする
2章 心臓 血の巡りを良くする
3章 耳 静寂を手に入れる
4章 お尻 座ってばかりの生活におさらばする
5章 免疫系 バイ菌に負けない
6章 胃、再び 完璧な食事をする
7章 性器 もっとセックスする
8章 神経系 痛みを減らす
9章 大腸 正しいトイレ習慣を身につける
10章 副腎 ストレスを減らす
11章 脳 もっと賢くなる
12章 内分泌系 有害物質のない家で暮らす
13章 歯 完璧な笑顔の持ち主になる
14章 足 正しく走る
15章 肺 上手に呼吸する
16章 胃、三たび 完璧な食事をする―まだまだ続く旅路
17章 皮膚 しみやしわをなくす
18章 心臓、再び 完璧なトレーニングをする
19章 瞼の内側 完璧な睡眠をとる
20章 膀胱 飲み物を正しく摂る
21章 生殖系 下半身を強化する
22章 鼻 嗅覚を高める
23章 手 魔法の指の持ち主になる
24章 背中 まっすぐ立つ
25章 目 見る能力を高める
26章 頭 事故で死なないようにする
27章 ゴール
エピローグ
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体にいいとされているあらゆることを実践する体験ルポ。
これだけなら、試してがってん系の良くあるネタなんだけど、著者の微妙な拘り具合が絶妙な味付けになっていて、なかなか面白く読める。
「適度な運動+適切な食事」×継続
個人的にはこれが一番の健康法と考えているのだけど、この著者も種々実践している中で運動習慣と適切な栄養摂取には色々取り組んでいる。
特にトライアスロンに挑戦するくだりと、トレッドミルデスク(この本歩きながら原稿をタイプしているのだ)に対するこだわりは読みどころだと思う。
俺もやってみようかとかなり真剣に検討してしまった。
ちょっと相容れない部分もあったり(ノイズキャンセルヘッドフォンをつけて日常生活を送るとか)するが、そこは著者も書いている通り合わないものは採用しなけりゃいいわけで、良さそうなとこは取り入れてみようかと思っている。
参考書のように読むのもいいけど、長生きしているおじいさん、エキセントリックな叔母さんとの交流部分が、この本の味わいを醸し出していると思うので、できたら最初は通しで読んだほうがオモロいだろうな
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ボキャブラリーが豊富で表現がユーモラスな中年の男性が思い付く限りありとあらゆる健康だとされてる物事をいろんな角度から試して行くっておバカな本。
発想は面白いんやけど中弛みしてる感じは否めないな。
本人も途中で嫌になる時期来てるし…。
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体にい事を試しまくることを本にする、という動機があっての本なのだけど、それでもいい。ストーリーとしても先が気になるし、テクニックとその評価としても興味深い。バカバカしさをエッセンスに入れながら、健康であれ、と自分に鞭打つ。
何かに特化した健康本よりも、世の中を健康にしてくれると思うなあ、これは。
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著者が健康に良いとされる事を実践してみたという本。
健康情報の本としてよりも、娯楽作品として読む本だと思う。まあ、一つ二つくらいだったら試してみるのもよいのかもしれない。
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健康プロジェクトで自己改善。食事、血液循環、静寂、座生活、免疫系、セックス、痛み、トイレ習慣、ストレス、脳、有害物質、歯、走る、呼吸、皮膚。
情報としては日本も同じくらい行き渡ってる感じ。脳トレも。専門機関や専門家へのアクセスは良さそう。
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健康男。タイトルだけで笑ってしまう。
世の中に、いろんな健康法は、山積みである。
科学的根拠の乏しいものも含めたら、物凄い量。
何を信じて、何を実行するか。
著者は、自らの身体を実験台にしながら、一つ一つ試していく。面白い。実に、ユニーク。
ただし、健康法に拘り、やることを増やしたら、人は不健康になりそうな気がします。
私は、座らないでデスクワークをするのは難しそうだと思う。でも、食べるもの、身体の使い方など、事細かな習慣を良いものに変えることはできるはず。
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数年前から気になっていて、やっと読めました!
著者の表現が面白くて、笑いながら読みました。健康には必ず伴う死。祖父や叔母を通して、健康に生きるとは?とも考えたり、人に薦めたい一冊。