宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版40 精神寄生人の陰謀 みんなのレビュー
- クラーク・ダールトン, 松谷 健二
- 税込価格:341円(3pt)
- 出版社:早川書房
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40話: 精神寄生人の陰謀、クラーク・ダールトン著(20巻「精神寄生人の陰謀」)
2017/10/01 23:48
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投稿者:shilvio - この投稿者のレビュー一覧を見る
1984年6月17日、アルコンから3光年離れた赤い恒星ヴォガの15惑星のうち、第4惑星ツァリトからアルコンの副皇帝ツァルルトであるデメソル提督から招待を受けた。ツァルルトは、ローダン達が超弩級戦艦を奪ったことを知っており、隠す代わりにアルコンを機械の支配から奪うための秘密を要求したのだ。それは外縁封鎖リングの突破方法だった。
ツァリト人にはモーフと言うクラゲ状の生物が付いていて、弱い能力により洗脳されていることが、ミュータントの調査で判明した。ローダンはモーフの除去を決断し、2週間をかけて惑星中でミュータントにより命令が実行された。その過程でモーフを操る存在が分かったが正体はつかめなかった。振り返ってみれば、どの惑星にもミュータントがたいていいるのかもしれない。
また圧政に対しては必ず抵抗勢力がいるもので、ツァリトの地下運動組織とミュータントはコンタクトを取った。ツァルルトを暗殺してしまおうとしたため、ローダンから阻止された。
ローダンとトーラの距離は縮まり、トーラはテラナーになることを選ぶと言った。そして幸福について発言した時、ブリーが入ってきてしまった。まったくお邪魔なやつだ。一方クレストは、ハガード博士に人体の細胞更新が可能なのか質問した。ハルナハン軍曹が恒星タトリラの月で百万歳になる存在を発見してから、不死性の秘密を教えてくれるかもしれないと考えたらしい。トーラとクレストの心理の変化が楽しみだ。
せっかくモーフを除去したのに、ツァルルトが2,000匹を輸入せよと命令した。モーフを操る存在が手を打ったのである。アルコン人の心理の変化以外、あまり変化のない話であった。
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39話: 三惑星系、K・H・シェール著(20巻「精神寄生人の陰謀」)
2017/10/01 23:45
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投稿者:shilvio - この投稿者のレビュー一覧を見る
催眠教育に入っていなかった事実がクレストから告げられた。アルコンは、水晶界/居住専用のアルコンI、銀河系通商/工業/内需農業用のアルコンII、宇宙最大の造船所のアルコンIIIの3惑星からなっている。第3惑星が狭くなり、3万年前に第2/第4惑星を3,000年かけて移動させた。3つの惑星とも太陽との距離や軌道が同じであり区別がほとんどつかず、知っているアルコン人はごく少数だ。秘密にする意味が分からないし、話しの進展で出てきたのだろう。
ローダンは優秀な人員と《ガゼルI》で、フィクティヴ転送機によりアルコンIに遷移した。3惑星は外縁・内縁要塞リングを擁しており、外縁リングは約5,000の巨大なプラットフォーム型要塞からなり、内縁リングは第6-8惑星のことだ。リングを通過してアルコンIにいることは、《ガゼルI》が安全だという論理だそう。なるほど。
もとツォルトラル王朝の宮殿に住む、現在の新皇帝オルカスト家のオルカスト21世を訪ね、何もできないことを知り、がっかりしたトーラ。異種族の補助要員と積極的なアルコン人をアルコンIIIへ訓練のため送り届ける役のケノス提督を尋ねるよう助言された。ケネス(187歳)に会い、認められたテラナー達は、ツェルコンの第5惑星の種族とし、ツォルトラル家の近衛隊としてくれた。ケネスがツォルトラル家からツェルコンVの精兵を奪った形として。
クレスト/トーラと、ローダン(変名タン・ロ)以下53名は18号輸送船でアルコンIIIに輸送された。
新型超弩級戦艦のウニヴェルズム級《ヴィースト・アーク》に配置されたローダン一行は、これを盗んだ。得意の手段である。そして第5惑星に遷移して、吸引状態を破壊して《ガニメード》と共に逃げた。1984年6月3日、《タイタン》と命名された。
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