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紙の本
辞書に愛着が湧きました。
2018/09/22 00:01
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投稿者:イザベラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルはずっと知っていましたが、映画化されたりでミーハーな感じがしてすぐに読もうとは思いませんでした。
しかし、読み始めるとどんどんと物語を通じて言葉と辞書の魅力に取り憑かれていきました。何も考えることなく、自然と口にする言葉にどんな意味があるのかを辞書は的確に伝えてくれます。それを当たり前に思っていましたが、この本に出会ったことで、辞書作りの裏を知り、そこにかかる年月や熱意を知ることで、辞書を手に取ろう。という気持ちになりました。気がつけば、自分も辞書作りに関わっているような気がして、完成した時、それを見届けることができなかった松本先生のことを思い出して、自然に涙が流れてきました。
三浦さんの作品は初めて読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
電子書籍
辞書を見る目が変わったかも
2017/12/24 02:57
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投稿者:hirok - この投稿者のレビュー一覧を見る
「辞書編纂」っていう、お固そうなテーマに及び腰でしたが、本屋大賞受賞を機に購入。危惧は空振りでスルスルっと読める感涙ものでした。辞書を見る目が変わったかもしれません。それと、ひら(カバーを外したところ)にもお楽しみがあるので、未見の方は要チェックですよ。
紙の本
辞書を味わう
2017/11/10 11:01
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書のイメージが少し変わった。辞書とは、言葉の正しい意味が書かれている本であり、多くの場合、私の知りたいことに答えてくれない本と思っていた。けれど、そうではないのだ。辞書とは、編集者だけでなく、作成にかかわる人々の言葉に対する感覚や考え方を集め、精査したものなのだ。辞書も小説と同じように、言葉を味わうものだと思った。この小説を読んで辞書が少し好きになった。
紙の本
辞書の編纂
2017/09/06 12:54
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書の編纂にまつわる物語。これほどの奥深さがあるのかと驚嘆すると共に、言葉というものが持つ力を改めて実感させられ、これからはより大切にしたいと思う。
紙の本
れんあい
2017/01/17 21:06
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投稿者:taku - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦しをんがこれ引用しようとほくそ笑んでいる姿が目に浮かぶ
れんあい【恋愛】 新明解国語辞典(第5版)
特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。
電子書籍
船を編む?
2016/11/12 00:52
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投稿者:あんころしゅーくりーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦しをんと言う作家の本を初めて読みました。題名の意味がよく分かりませんでしたが、辞書編纂という地味な職業の主人公でありながら、真面目なのにどこか笑えるユーモアにあふれる作品です。主人公に彼女ができるくだりも、色っぽくて、しかしほのぼのして、そして笑えます。最高傑作です。
紙の本
「まほろ駅前〜」に続いて同著者を選んだ
2016/09/24 04:58
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投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「まほろ駅前多田便利軒」に続いて同じ著者のを読んで見た。 これも「本屋大賞」を受賞しただけのことはある、労作と感じた。 いつもは、何気なく、ちょっと判らない文字や、語句を引く辞書のウラに、こんな苦労と努力が隠されていたんだと感じる本。
電子書籍
あっと言う間に
2016/04/20 12:30
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投稿者:さや - この投稿者のレビュー一覧を見る
あっと言う間に読み終わりました。
映画が公開された時に気になっていた作品で、思い出したように読み始めました。
実際に読んでみると、地味な世界の話なのに、何故かスピード感がとてもあり、ドキドキハラハラしました。
主人公は物静かでとても冷静なのですが、それがかえって共感しやすく、自分とは違う世界の話であったも感情移入していきました。
紙の本
馬締さんのまじめさに感動
2016/03/16 06:39
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書編集を描いた名作です。
辞書一冊が出来上がるまでこんなことやってるんだ!と発見が多く、それに関わる人々の心情も丁寧に描かれていて、引き込まれます。
読み終わったら自分の持っている辞書が好きになること間違いなし。
馬締さんのピュアすぎる恋も見どころです。
紙の本
辞書を作る人たち
2015/12/31 23:35
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投稿者:aruco - この投稿者のレビュー一覧を見る
辞書の編集部を舞台にいた物語です。
新しい辞書を作る編集部員の人間模様が面白いです。
また、ふだん何気なく使っている日本語の意味を解説しろと言われたら、
うまく説明できるでしょうか。この本を通して、改めて日本語の深さ、
面白さを知ったような気がしました。
紙の本
舟を編むとは辞書を編纂すること
2015/08/27 22:15
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投稿者:T.H. - この投稿者のレビュー一覧を見る
まことに珍妙な人物だが憎めないタイプの主人公。普通のサラリーマン社会ならうだつのあがりそうもない男が、類まれなる美女のかみさんをゲットはするし、成果は上げる。そこが爽快なる読後感をあたえる。
紙の本
大渡海
2015/03/22 05:53
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
「辞書」という言葉の海を進むための舟を編んでいく。 文字で紡がれた舟に乗って言葉の海をゆらゆら漂っていたい。 『大渡海』… 読みたいな。
紙の本
舟を編む
2014/12/30 20:52
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投稿者:ユウナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つの辞書が、出来るまでに、どれだけの年月が、費やされているのか…。すごく素晴らしい物語でした。電子辞書など、便利な物がありますが、やはり、自らページをめくり、調べると言う事は、大切何だと考えさせられました。
紙の本
とても良かった
2014/07/15 08:49
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投稿者:バオバブ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に映画のほうを観たのですが、原作の方は登場人物をより詳しく書かれてあって、
深みがあり、ユーモラスな文章にも思わずクスクス。
辞書を作るのがこんなに年数のかかる、大変なこととは知らなかったので驚かされました。