横文字が!脳に沁みる!
2016/01/31 20:07
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投稿者:ADUMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
最早このシリーズについて、多くを語る必要も無かろうという感すらある人気シリーズである。
レビュータイトルは作品に対する注文などではなく、
作品の表現があまりに的確であるが故の感想である。
本当に正直勘弁して頂きたいと言いたくなるくらいのストレスフルな事件やキャラクター構成の緻密さは、
ライトノベルという固定観念に留めておくのはもったいないとすら思える境地である。
それくらい、ライトノベルという表現形態を最大活用している作者氏の執念とも言えるものを毎度毎度叩きつけられる事が、
心地良くすら感じられる恐ろしい一本である。
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『でもね、比企谷。傷つけないなんてことは出来ないんだ。人間、存在するだけで無自覚に誰かを傷つけるものさry…』いい言葉です。平塚先生カッコよ過ぎ。渡航先生の文章は最近はなにに手を出してるかわかるし非常に個人的で日常的な部分も含まれていて、日記のようなイメージを改めて感じました。ライトノベルではあるが内容は純文学と言ってもいいんじゃないか?ぼっちと最近人間関係に悩んでる人は必ず読むべき。それとげふんげふんモルスァwwwwwwwwwwwwww
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ああ、ここで静ちゃん表紙なのね…
というわけで俺ガイル9巻読了です。
少しずつズレていた八幡の行動が、前巻の選挙で奉仕部に亀裂を入れる結果に。
そのモヤモヤする状況のまま今巻に突入したわけですが。
伝えるべきことを言っても伝わるとは限らないからと言って伝える努力をせずに終わらせるのはいかがなものか。
言う事や伝えることの辛さなんてものは本人の気持ち次第なわけで、それを恐れて守るべきものを放棄するならその程度の物と言う話。
心から失いたくないと願うなら辛さなど恐れずに解り会おうとすべきだし、言ったことで壊れることが無いよう最大限の注意と努力を払うと思うのだが、普通はそうでないんかね?
もちろん解りあう事を放棄することも時には必要だと思いますが、それにしても彼らは迂遠な行動がすぎる気がします。それこそ「自分らしさの檻の中でもがいてる」かの様に。
それもこれも今巻で少し前進しました。
あの言葉をなぜ選んだのか、そして最終的に二人が受け入れたのかは理解の範疇を超えますが、
結果から見てとれるのは、八幡の素直な感情の吐露が、内容を伝え切らずとも、思いを伝え、雪乃の願いを引き出したのかなってこと。
ほんと捻くれた連中ですねめんどくさい。
そんなことはさて置き、最後のパーティはすげえよかった。川なんとかさんのママっぷりも目に浮かぶし、留美も京華もぜひ映像で観たいね。
青春の迷走劇もいいですが、こういうシンプルで王道な着地の方が素直に感動できますね。
もうすぐ最終巻。2期も決まったってことは、予想通り2期に合わせて完結するんかな?
2期はもう少し気合はいってるといいなー作画。
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あれは7巻だったろうか・・修学旅行の一件。そこで生じた状況が生徒会長選挙で更に悪化し、クリスマスにまで尾を引く。アニメ第2期制作決定!と本作の帯に告知が載っていたが、やっぱ修学旅行からスタートしてクリスマスまでをやるのだろうなぁ。すると第1期と比べ一本筋の通った見応えのある物語になりそうだ。かなりヘビーだけど・・。本作を読了しアニメにも大きく期待が膨らむのである。併せて、川なんとかさんの出番をもっと増やして!と切望するのである。サキサキ大好き。
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奉仕部へ依頼が来るも、以前も同じような流れに陥り悩める八幡・雪ノ下。そんな中、八幡に手を差し伸べる平塚先生マジイケメン。表紙を飾るのは伊達ではなかった。ほんとマジ誰か貰ってあげてください(切実)奉仕部は完全な雪解けとはいってないだろうけど、以前の雰囲気に戻ってきたのは読んでる方としてはホッとしました。
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しばらくギクシャクしていた3人の関係がやっと修復できてよかったなあ。今回も、鬱展開続いて行くようなら読むのやめるところだった
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今回は特に印象強い巻となった。前巻では、解決こそされたものの、奉仕部3人がなんとなく後味悪い関係のままで終わってしまったが、今回はその原因が物語を通して徐々に明らかにされていく。内容も勿論だが、ストーリーを通して描かれる心情、表現はとても共感する部分が多く感動した。平塚先生が表紙になるのがうなずける。スッキリ!
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評価:☆5
間違い続ける青春ラブコメ第9弾。
※発売直後のためネタバレ注意。
前巻から引き続き重たい展開が続く。
奉仕部メンバーは正しくないと分かっていながらも「欺瞞」に満ちた関係を続ける。
『表面をなぞっているだけなら、いずれすべては摩耗する。』という現状を的確に表した文にはゾクっときた。
椅子に重ねられた距離感描写も切ない。
そしてその関係を必死に繋ぎとめようとする結衣が良い子すぎて涙が…(ノд;)
結衣派の自分としては八幡とゆきのんはもっと素直になれよと言いたくなるw
今回は海浜高校と共同でクリスマスのイベントをすることになるんだけど、会長でカタカナ語大好きな玉縄のウザさが半端なかった・・・最初は面白いキャラだと思ったんだけどw
みんなの意見を取り入れるのは悪いことではないけれど、あそこまで徹底されるとめんどくさいよね。
いろはすはウザキャラだったはずなのにこの巻ではちょっと可愛かった悔しいw
「なんですか傷心につけ込んで口説いてるんですかごめんなさいまだちょっと無理です」
とかニヤニヤしちゃうじゃん?w
一色の件でも留美の件でも、全部自分のせいにして抱え込んでしまうのが八幡の優しいところであり悪いところでもある。
ゆきのんの「あなたのせい、と、そう言うわけね…」という台詞もあるし、やっぱり一人で抱え込まずに頼って欲しかったんじゃないかな。
全部素直に吐き出せたら八幡じゃないけどね。
でもだからこそ、八幡が感情を露わにしたシーンは胸が熱くなった(´;ω;`)
まだまだ言葉足らずだけど、きっと気持ちは伝わったはず。
これまでの展開がキツかったから、307Pの挿絵だけでウルってくるよ…
しかし平塚先生の言葉って何であんなに心に染み込んでくるんだろうね…泣きそうになる。
ここぞというときに支えてくれる存在って心強いよね。
あの人が独身なのは絶対おかしいw
あと由比ヶ浜パペット可愛すぎてヤバかった。実際してるシーン想像しただけで萌え死にそうw
長く続いた展開も一見終わりを告げたようにも思えるが、ここからどう持っていくか。10巻も楽しみです。
「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をするということだよ」
「俺は、本物が欲しい」
「あたし、今のままじゃやだよ……」
「いつか、私を助けてね」
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これまでの嫌な雰囲気が解決するので読後感はすっきり。
葉山のほうが大変なことになりそうだが、奉仕部の三人がまた仲良くなったのは見ていてほほえましい。八幡よくやった!
本物がほしいという彼の依頼をどう解決するのか。雪ノ下と由比ヶ浜の活躍が早く見たい。
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ようやく6巻からの長い辛い話を抜けた感じ。
いや、どの巻も面白かったんだけど、ギクシャクっぷりがもう見てられない感じだったのでかなり辛かった。
しかし、今回でそれもようやくの終止符をうち、
それぞれ新たな1歩を踏み出すと言う感じになりつつある。
しかし、ストーリーが進んだ分、もう終盤なんだなあと実感させられるのが寂しい所でもありますが……。
この先どんな展開になるのか楽しみでたまりません。
しかし、一色がこんなに重要キャラになるとは思わなかったなあ。
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すごい、八幡が青春してる……
いや、八幡どころじゃない……
まちがいつつも前に進んでいけるのが羨ましいと感じるようになってしまって、なんだか年をとったなぁと思う次第です。
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自分の高校生時代を思い出すなあ。わたくも「本物」を求めていた覚えがあります。そして得られないとわかってどこか捻くれるという。
世の中というのは純粋な奴には,というよりも純粋な奴にこそ,生きづらいのかもしれませんね。もっとも,純粋な奴が生きやすい世の中なるものが仮にあったとしたら,逆説的に響くかもしれないが,それは多くの人々にとって生きづらい世の中なのだろうけど。。。
とまれ,ぽんかん⑧さんのイラストの上達ぶり,書き込みぶりに脱帽なり。
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ところで八幡の「幡」と「蟠り」って似てるよね。そんなわだかまりもいよいよ雪解けを予感させるシリーズ全体のクライマックスのような9巻。
人間関係の葛藤がリアルすぎてつらいものがありましたが、それを救った平塚先生の心に染みる台詞の数々。表紙になるのも頷けるほどのカッコ良さでした。
あ、今更だけどアニメ2期おめおめー。どこまでやるのかそのへんも楽しみにしつつ。
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最初から最後まで胸が締め付けられるような長い巻だった。ただ、最初と最後は締め付けられる理由は異なっていた。
最初はうざいキャラなのかと思った一色も三浦も、戸部も葉山も、物語が進むにつれて、実際に人が知り合うに連れて理解していくように色々な面が見えてくる。
いろは逞しかったなー。感心した。
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自意識の化け物とまで言われた八幡が自身の感情に気づき…それに従うとは正直思わなかった。
本物を欲しがる八幡に惚れそうになった。論理的に物事を考えた結果、感情に行き着くヒントこそは平塚先生からもらったが、自分でそこに辿り着いた結果、どうすればそれを満たすことができるかまで導くとは…