紙の本
子供のときのワクワクが蘇る
2017/05/31 07:44
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームズシリーズの珠玉の短編集です。
「赤毛組合」
「くちびるのねじれた男」
「まだらの紐」
といった今では話の内容を知っているものでも、
子供の頃に読んだワクワクが蘇ってくるようです。
この1冊さえ読んでいれば
ほかのホームズシリーズは読まなくてもいい?
と思えるほどの名作ぞろいです。
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シャーロック・ホームズ物全作品読破に挑戦中
2023/08/27 21:49
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
「赤毛組合」や「まだらの紐」など、メジャーな作品はこれまでに読んできたが、そうでないものは結構読んでいなかったことを改めて発見。収録作のいずれもが、魅力的ないしは不可解な謎の導出にはじまり、それらがホームズ&ワトソンのペアによって一気に解決に向かっていくさまは謎解きとスリル、疾走感に満ちており、改めてホームズ物の面白さを再確認した。
なお、「ボヘミアの醜聞」はポーの「盗まれた手紙」を、「まだらの紐」は同じく「モルグ街の殺人」を、「技師の親指」はやはり「落とし穴と振り子」を意識してかかれたと思しく、また「木無(ぶな)の木屋敷の怪」におけるカルロの存在は、ダーグの『1793』により意識されているのではと推察。
さらに云えば、278頁に「なにせ、このスコッチ帽というやつ、わたしの年には似合わないし、威厳も損ねますから」とあるが、これは訳意不明(誤訳では)。あと、343頁で、呼び鈴の紐を蛇が本当に「通り道」に利用できるのかどうか、個人的にはどうも疑問である。
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ホームズ好きにオススメ
2016/06/26 17:07
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投稿者:シロナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はシャーロキアンで、シャーロック・ホームズが大好きです。今回買った「シャーロック・ホームズの冒険」は特に私が好きな「まだらの紐」や「ボヘミア王の醜聞」など、合計12編の短編集でとても読み応えのある作品でした。
深町さんの和訳も魅力的で、ビクトリア朝のイギリスを味わうことができ、よかったです!
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残酷すぎない所がとても好感。
2016/04/21 23:07
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投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書会の課題本。
ホームズはたくさんのファンをいつまでも持ち続ける有名探偵ですが、子ども用にリライトされたものを読んでいたくらいでした。
12短編の完訳ですが、知っていたのは『赤毛連盟』『まだらの紐』という有名どころ。
改めて読んでみると19世紀後半、ヴィクトリア朝時代の短編にもかかわらず(ホームズは麻薬を吸っているにもかかわらず)時代を超えて読むに値する謎解きの数々でした。
最近流行りの残忍で不条理なグロテスクな殺人とは無縁の世界である、という所が一番好きです。
反面、古色蒼然としている部分もあり、完訳版は読むの時間かかってしまいました。
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『ボエミアの醜聞』
『赤毛組合』
『花婿の正体』
『ボスコム谷の惨劇』
『五つのオレンジの種』
『くちびのねじれた男』
『青い柘榴石』
『まだらの紐』
『技師の親指』
『独身の貴族』
『緑柱石の宝冠』
『椈の樹屋敷の怪』
2010年2月20日購入
2010年2月27日読了
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再読。
阿部知二翻訳、1960年初版、この本は1975年44版。
昔の文庫本って字が細かい。
今の世でも「赤毛連盟」「まだらの紐」は傑作だと思う。
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「現代の文学」の講義で「まだらの紐」についてふれたことからこの作品を読んでみたくなって読んでみた。シャーロックホームズは、恐らく最初に読んだことになるのだろうと思う。推理小説はあまり読まなかったが、これを読んでみて他にも読んでみようという気になった。
意外性という面で、「赤髪連盟」「唇のねじれた男」が面白かったが、このように推理を楽しむという形を中心にしている面が強いものは、推理小説を読み慣れると面白くなくなるかもしれない。逆に「ボヘミアの醜聞」「ぶなの木立」女性が冒険的に活躍している作品は、慣れとかに関わらず楽しめるだろう。また他のシャーロックホームズも読んでみようと思う。
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イギリスのドラマ「SHERLOCK」が面白く、ちゃんと読んだことのなかった原作を読むことにした。小学生の頃、学年誌の付録に「まだらのひも」の漫画がついていたし、図書室で、子供向けに書かれた「モルグ街の殺人」や「黄金虫」「暁の追跡」なんかを読んでいた頃、「赤毛同盟」「唇のねじれた男」は読んでた気がする。今回まとめて短編を読んで、やっぱおもしろいなあと思った。謎解き自体もだし、ホームズの言動も。解説を読んで、時代背景や著者ドイルの来歴が反映したものだと分かるが、矛盾を抱えたところがまた魅力的なんである。ワトスンとの友情が思いのほか厚かったり、ワトスン自身もけっこうユニークな人だったりすることに改めて気付いた。
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100年を越えて、なお魅力的なキャラクター、舞台、物語。ホームズさんって、こんなエキセントリックな方だったのねw
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短編集スキー。
いや~相当粒ぞろいの内容ですよコレ!
ボヘミアで、ホームズが初めて意識する女性が出てくるんですね、ドキドキ。
つうても、全然恋愛っぽくないのがいいんですけど^^;
なぜにここまで恋愛嫌いなキャラにしたんだろう、ドイル先生。
今読むと、改めて現代のミステリーもののあらゆる要素が詰まっていることにビックリ。
「赤毛同盟」のカラクリなんてよくよく考えるとコントか!な感じだけど、でも、こういうミステリー今でもあるよね。
うーん。すごいな。ドイル先生。
そしてホームズとワトソンが仲が良いのが微笑ましいvv
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面白かったー。
「The Man with the Twisted Lip :: くちびるのねじれた男」は知っていた話だったけど、
ホームズだったのか。
学研とかで読んだような微かな記憶。
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赤髪連盟、まだらの紐とかはミステリに興味なくても名前だけは聞いたことがあるんじゃないかと思うほど有名な作品。
ただ読んでなくても大抵のストーリーを知ってしまっていたので新鮮味がなかったのが残念。もっと早く読んでいればなぁ。
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再読。創元版。「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「花婿の正体」「ボスコム谷の惨劇」「五つのオレンジの種」「唇の捻れた男」「青い柘榴石」「まだらの紐」「技師の親指」「独身の貴族」「緑柱石の宝冠」「撫の木屋敷の怪」有名タイトル詰めな巻。
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渡独の飛行機内で読了しました。小学校くらいで読んでると思うのだがほとんど覚えておらず、また楽しめました。
描写がかなり昔のロンドンということでイメージできないことも多いのだが、短編だし、何度も読みたいと思いました。
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訳:深町眞理子、解説:戸川安宣、高橋哲雄、原書名:THE ADVENTURES OF SHERLOCK HOLMES(Doyle,Arthur Conan)
ボヘミアの醜聞◆赤毛組合◆花婿の正体◆ボスコム谷の惨劇◆五つのオレンジの種◆くちびるのねじれた男◆青い柘榴石◆まだらの紐◆技師の親指◆独身の貴族◆緑柱石の宝冠◆模の木屋敷の怪◆