銀河英雄伝説外伝５　短篇集 みんなのレビュー

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＞「食いたいものも食わせてくれないような国家や社会のために死ぬ必要はない。それが民主主義の原則です。ちがいますか？」(p.20)

＞「若さとはなにかを手にいれようとすることで、老いとはなにかを失うまいとすることだ。それだけで総括できるものでないことはむろんだが、この逆ではないこともまたたしかなのだ。」(p.230)

＞要するに、存在意義(レーゾンテートル)を失った国家というものは、消えるしかないということですね。国家は永遠ではないんです。”国家は永遠なり”などというのは妄想、あるいは信仰にすぎないと思いますよ。(p.288)

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創元SF文庫の新装版を「いいなー」と眺めていましたが、なんと外伝5巻が出るとは！
徳間ノベルスも徳間文庫もみんなそこまでいかなかったのに！
高校時代図書館で借りて寝食忘れて一気読み
当時はお金がなかったのと徳間ノベルスのデザインがどうしても受け入れられず、本棚に置くのが嫌だった
徳間文庫版が出たときは嬉々として買い集めましたが、これもデザインが安っぽくていやだった
創元SF文庫の表紙は星野之宣
やっぱり欲しいなぁ

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久々に読む銀英伝です。
この一冊はトクマノベルズ版には収録されなかった短編集。
いずれは残りの14冊もこの文庫で統一したいな〜なんて思ってます。
（高いだけの徳間デュアル文庫はいらない）
やっぱり銀英伝はいいですなぁ。至高の作品です。

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ついに外伝も最終巻。
今回は金髪さん＆赤毛さん祭り。
読めば読むほど失ったものの大きさが心にしみます。

有名な作者対談も。
「銀河○○伝説」、ちょっと読みたいｗ

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今巻の収録作は今回初めて読みましたが、なんか意外にショックだったのがキルヒアイスがラインハルトを好きな人の弟、好きな人を思い返す縁、という感じでとらえる視点が案外多かったことです。ラインハルトが知ったら有刺鉄線のなかなんて幻さ！みたいにやさぐれないか心配になりました。
スロットやってみたらば全部読み返したくなってます。

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ラインハルトとキルヒアイスの二人の幼い頃のエピソードが可愛すぎる！甘えるラインハルトとこっそり友情確認するキルヒアイス、本編の最後の方からは全く想像できませんね。
それにしても、この二人の行動はやんちゃで片付けるには大げさで、大人の振る舞いというには可愛らしくって本当に好きです。
このままずっと続いて欲しかったけど、そうもいかないのが現実ですかね………。苦い。

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既に何度となく読み返している銀英伝。この物語には色々な意味で影響を受けた。
この長い物語に外伝があり、全てを読んだつもりで二十年以上が過ぎていた。外伝5の存在を知らなかったのだ。ガビーン(ToT)
まあ、銀河英雄伝説らしい文体に久し振りに相対した。
変わらないなぁ。
この物語の決定的に悪いところをひとつ。
読了後暫くは自身の口調が帝国訛りになってしまうことだ。
大人気ないことは重々承知しているのだが。

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　CSで放送されているアニメはなんのオリジナルアニメだろうかとずっと思っていました。
　わたしこの外伝5の存在を知らなかったんです！！だってノベルスで出てるの４までなんですもの。
2011年にもなって読む銀英伝新作！

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　外伝でキルヒアイスが沢山出てくるのは、正伝で余りにも早くいなくなってしまったからなのかな。
　この中では『汚名』が一番好き。ラインハルトとセットじゃないキルヒアイスが見られるので。

　メックリンガーとケスラーも出番が多かったね。2人とも好きなキャラクターなので嬉しい。

　これで外伝も全て終了。でも他のキャラクターについてももっと色々書いて貰いたかったな。

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ラインハルトとキルヒアイスがメインなので、2人の友情がたっぷり楽しめます。ヤンがあまり出てこないのが残念。
巻末のロングインタビュー「銀河英雄伝説のつくり方」も面白い。