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新装文庫版再読。やっぱりこれは最大の大技トリックでインパクト抜群! 再読が楽しい一冊です。
そしてこの館は。おそらく、一番まともに住んでみたい館かも(笑)。
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記憶をなくした老人。失われた自分を取り戻す為に自らが遺した手記を謎解く。
そこに書かれていたのは、一年前に黒猫館で起こった奇妙な事件の詳細。
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アリスは白兎を追いかけて穴に飛び込んだ。 アリスが黒い子猫を抱いて鏡を覗き込むとこよから始まるんだよ。
こっちは館モノらしいトリックとストーリーで面白かった♡
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十角館以来久々に読む綾辻行人の館シリーズ。
そこここに散りばめられた伏線、館に関する驚きの真実といい、満足のいく面白さだった。
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【あらすじ】
6つめの「館」への御招待―自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。
【感想】
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ここまでスケールの大きいミステリーギミックは初めてだった。読み終えると、結構分かり易い伏線が至る所にあったなぁと気付かされるのだが、読んでいる最中は全くその展開が読めなかった。かなり面白いと思う。
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新装版で再読。
ある意味シリーズいちスケールの大きい館。何気ない描写のひとつひとつが伏線になっていて、大体仕掛けはわかってたのに全部拾い切れなかった。
アリス原作は未読なので一度ちゃと読んでみたくなりました。
新装版で十角館から再読をしてきて、どの巻でも共通して言えることだけど、仕掛けを解った上で再読してみると割とわかりやすく手がかりが提示されていることに驚く。あくまでもフェアなところがすごい。わかりそうで解らないそのギリギリを掠めて見事欺いてくれる技量に毎度拍手を送りたくなります。
これにて館シリーズ新装版はラスト。次は奇面館の文庫化待ちかなぁ。
ノベルス、旧版と同じことを書きますけどゴキブリ怖い島田さんはかわいすぎる。そして人の性癖見抜く青司こわい!
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小説の読み方講座のような趣も。見取り図と関連するところはさすがに気づいたけど、他のとこはなるほどなーという感じ。
8割解っても2割がわからなければ。本文でも解説でも触れているだけに、強い信条なのだろうなぁという感じ。まぁ言われてしまってはこっちも ふん という感じではあるけれど。でも2割を鮮やかに決める手腕を持ってる作家さんという信頼もあるので、結局読み耽ってしまう。
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これが館シリーズの中で一番読みやすかったかも。
黒猫館、と言うわりには猫の存在はあまりなかったけれども。
もっとウジャウジャいるイメージでした。
なんとなく犯人はわかっていたけれど、そうくるか⁉︎という感じでした。
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シリーズ屈指の大仕掛け。スケールがでかい。読み返してみて手記の中にたくさん伏線があったことに驚いた。以下に詳しい感想があります。 http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou908.html
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綾辻さんのミステリーは、「ん?おかしいぞ?」「あっもしかして…!」という餌をよくばらまいてある。今回もガブッと食いついてしまったわけですが、最後の「ウワーーヤラレターーー!」感はすくなめかなぁ。
でもスケールの大きな仕掛けであることは間違いない!
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館シリーズ第6作目。今回の館は黒猫館。
記憶を失った老人の依頼により、彼の手記を手がかりとして鹿谷門実と江南が黒猫館で起こった殺人の謎を解くというのがあらすじ。
なんだろ、私が館シリーズに求めるレトロな「これぞミステリー!」という雰囲気はあまりなかった。加えて、今回は手記から過去の事件を暴くという内容のため自ずと伏線が多く(解説参照)、鈍感な私でも老人の正体が分かってしまった。犯人の使ったトリックまではわからなかったけど、なんとなく犯人も分かってしまった。
ただ、館の秘密に関しては全く思い浮かばず、こんな大胆な真相だったとは!と驚き。解説に「読者が見抜ける80%ではなく残りの20%が重要」といった旨が書かれていますが、「黒猫館の殺人」の残り20%は綾辻さんでしか思いつかないだろう大胆な内容だったと思います。
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十角館、時計館に続いて館シリーズ3作目。
黒猫館は…かなり早い段階で、この人怪しいなって思い始めその予感外れたらいいのになって思いましたが
犯人は予想したとおり。
今作は、過去の事件を振り返るお話で。
ストーリーにスピードとハラハラ感がなかった。
今作は江南くんと作家さんコンビの活躍が…地味ですw
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この前に「時計館の殺人」というすごいのを読んでいたので、ちゃんと楽しめるか不安だったけれど、1日で読み終わってしまいました。
あとがきに書いてあった“80%までは見抜けるかもしれないが、問題は残りの20%にこそある”。うん確かにそこそこ見抜くことはできた。あとは鹿谷さんの誘導によりうっすら気づくこともできた。きっと勘のいい人なら完全に見抜くこともできるんじゃないかなあ。
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館シリーズ、ですね
十角館から、いくつかすっとばしてしまい…これが2冊目のようです
いくつか、あれそうだっけ?と疑問符ついた箇所もあったけど、普通にスルーしてしまいました…
作者にとっては、良い読者、なんだろう笑