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お夏二つの顔
2021/12/22 23:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなこと書くとアルセーヌルパン二つの顔みたいになるけど……。犯罪者の二つの顔ではなく、毒舌の老女と、夜の街を行く女という設定。ギャップが面白いし、勧善懲悪とまではいかないが、結末が良いのでほっとします
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謎の(笑)天女が
2021/05/20 23:42
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
勧善懲悪というには些かスケールが小さいが、地味な庶民(ハッキリ言って貧乏人)の日常における「悪(不幸)」を取り除くべく謎の(笑)天女が活躍。
人情噺ではあるが主人公のお夏が日常的に、噂の天女とは正反対の毒舌を吐きまくっているのだからべとつかない軽妙な面白さがある。
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201407/安定の面白さ。特段目立つとこはなく、ありがち設定な時代物だけど、女将のお夏と料理人の清次そして彼らの裏のかお、取り巻く面々…と良質の時代物シリーズに期待がもてる。
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水戸黄門の脚本?書いてる人
なかなか読みやすかった
基本的にハッピーエンド調なのもよい
ものすごく“正義”がなんでもありすぎるけども。
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目黒不動の近く、「酒・飯」の幟(のぼり)」の居酒屋が! 大したものがなくても、店に酒と飯があれば客はいつでもほっとするもの(笑){白い飯と鰯の目刺しを炙ったものに香の物と豆腐の味噌汁 十二文}(朝粥、団子汁など・・・}因業婆ァと陰口をたたかれてもびくともしない女将のお夏、そして同じく腹の据わった料理人の清次。偉そうな客は死ぬほど嫌いなくせに遠慮すると咎める・・・そんなお夏の複雑な情。
あるときは居酒屋の女将、またあるときは御高祖頭巾を被った年増女、そして仕置き人・・・。第2弾が待ち遠しいです!(笑)
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短編連作
口が悪いお夏という女将がやっている居酒屋にくる、様々な客の人間模様の物語
時代小説にはありがちの、実は…というのもあるけど、そうじゃないのもあるし、なかなか面白かった
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以前「すずらん本屋堂」で紹介されていて気になっていた本です。
本編にはないネタバレが裏表紙にしっかりと書かれていて「それは言わないお約束」と胸にしまって楽しく読みました。
さすが脚本家さんらしく皆キャラが立っています。
ドラマにするとしたら誰がいいかな、と考えてしまいます。若村麻由美さんなら婆ぁに化けてくれるかも・・・。
私としては「おちゃけ」は声に出して言ってみたい日本語のかなり上位に位置します。どちらの意味にも使えていい言葉です。
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内容(「BOOK」データベースより)
目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があった―。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。
平成29年5月14日~17日
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目黒不動で居酒屋を営むお夏が活躍する、人情小説シリーズの最初の作品。
読後に爽快感がある。
目黒不動は、江戸五色不動(目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動)の一つ。
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口の悪くれくそ婆ァと呼ばれる居酒屋のおかみは仮の姿で、正体は妖艶な凄腕の仕事人。かつ表の顔の時も実は人情味があるお夏さんはなかなかよく出来たキャラクターです。
清次の正体やお夏との関係にまだ謎があるので、この先に期待しよう。