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紙の本
だからあなたはここにいて
2015/09/01 15:42
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
神殺しの罪で魔山を追放された古城ホテル「マルグリット」の女主人の少女の一人である煌き魔女ピィ・キキラーチェの許に、二組のお客様がやってくる。一組は異界の伯爵エン・デュペ率いる見えないお客様たち。そしてもう一組は、魔山からピィを捕らえに来た兄弟子たちだ。彼女を魔山に連れ去り、精神と肉体を切り離して、結晶体というエネルギー源にする目論見らしい。
“神”を殺したことに罪悪感を持つピィは、素直に彼らの虜囚となり、マルグリットを静かに去る。だが残された女主人の少女たち、お姫様リ・ルゥ・アヌ・アル・ラサ・ファン・チゼ、花の妖精フェニアーノ・クロージニー、男装の軍人ジゼット・ロドマンは、ピィのその行動を許さなかった。
ピィを救出するため、フェノンとジゼットは、魔山への潜入を開始する。そして一度はホテルを守るために残ったリ・ルゥは、憐れな犬ヘンリーちゃんに留守を任せ、青銀の賢者サフィールに下げたくない頭を下げ、ピィがもてなしたお客様の言葉を携え、魔山へと向かうのだった。
ピィ以外の女主人から散々な扱いを受けるヘンリーちゃんの姿を見ていると、なぜか癒やされる。ヘンリーちゃん、いじめられて実は喜んでるんじゃないだろうな?
そして物語は、女主人たちの過去の負債を片付けるエピソードへと入っていく。表題作の他、フェノンに関するエピソードである中編「これがわたしのたからもの」も収録している。1巻よりもずっとパワーアップして、面白さが増している気がする。
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