未来版“ノアの箱舟”といった内容でした
2016/11/26 10:38
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来版“ノアの箱舟”といった内容でした(概要は文末に一括)。標題の「ウール」とは、サイロから外界を観察するための監視窓の清掃(窓拭き)に出される清掃人が持つ“布きれ“のことらしい。
今のところ、この作品が何故ベストセラーなのか理解できない。未来世界像の描写も、事件の描写も淡々としており、今一燃えない。更に、翻訳の問題なのか、意味不明の文脈が幾つかあり、何しろ読みにくい。上巻の終わり近くなってやっと少し面白くなってきたが、文章はやはり冗長で今一乗れない。
下巻に期待。
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世紀末SF。有毒ガスに覆われた世界で人類は地下に144階建てのサイロに暮らす…何とも奇抜な設定であり、ゾクゾクするような展開が続く。
帯に『世界が注目&大絶賛!』の文字が踊るが、そこまでとは思わなかった。
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世界終末後、地下で暮らす人類の話。外の世界に出たら死ぬと信じられている。外に出た主人公は、別の同じ地下施設を見つけて人間と出会い、自分が出てきた施設と連絡をとろうとする。なんとも不思議な話で、おもしろいかよくわからないかまだなんともいえない。第二弾がでるようなのでそれまで読んでみようと思う。
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噂の「サイロ三部作」序章。
これは面白い。読みだすと止まらなくなりますねー
次作はまだ邦訳前。いや~ホント待ちきれません。無謀にも原本チャレンジしたくなる、それくらいオススメ(^^)。
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ウール、シフト、ダスト三部作の導入編
最初の展開が極めて遅く、ヒロイン・ジュリエット登場までの半分までが読みづらい。登場人物も少ないし、さほど無駄なシーンもないと思うんだが、なぜこんなにトロイんだろう? ここで挫折する人多そうだ。
残り半分も、やたら死人が出る割には展開は遅く、上巻はヒロインが別の世界に到達する直前で終わる。ここまでは、SF という感じはあまりないな。下巻に期待しょう。
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人類の終末後のSF小説は陰気なので今まで読まなかったけど、この作品は面白い。
最初の100ページを読めば止まらないという解説の言葉は間違いない。
緻密な設定と謎に包まれた世界観。
一気読みしてしまう。
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おもしろい!
ジュリエットが出てくるまでややスローペースだけど、ミステリーな要素もありどんどん読み進められる
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久々に読んでみたい!と思った作品。
最初はサイロの外の未知なるものが恐怖の対象で、途中からは裏でサイロの人を欺く権力者が恐怖の対象で。市長が亡くなってしまったのがすごく残念だった。
考えてみればあり得る話だけど、まさかサイロが他にもあるだなんて。。。やられたー。先がすごく気になる。
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こういう未来観もあるのかということで読み始めたが、冒頭の描写が重々しくはなかなか物語に馴染めずにいた。しかし、中盤からはテンポよく進み、おもしろく読み進めた。下巻の展開に期待するが、上巻以上の驚きと喜びはもたらされるだろうか。
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これは面白い!久々にページを繰る手が止まらない本に出会えました。
通勤中に読んで、うっかり乗り過ごしそうになってしまったほど^^;
全ての生き物が死に絶えた未来の世界。
汚染された外気、荒れ果てた大地。外に出る事は死を意味する。
生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らす。
主人公ジュリエットが良いキャラしてます。
サバサバした強い女性は大好きですが、この子は機械にもめっぽう強い。
おっとりとした青年ルーカスとの恋愛にもドキドキしっぱなしです(笑)
「清掃」(=死刑)に出された人間は、決して戻ってくる事はなく、
外の世界に疑問を持つ事自体がタブーであり、死刑に値する。
外にはどんな秘密が?このサイロの存在目的とは?
面白い!下巻に進みます!
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荒廃した世界、サイロの中以外の外の世界は毒の風邪が吹き荒れる。サイロのレンズを磨く清掃人が時々送られ、彼らは帰って来ない。清掃を言い渡されるのは罪人だから。サイロの中は階段で行き来する100階からなる構造で、市長は最上階に住んでいる。数年前、保安官の妻が清掃人として出て行き、保安官もまた、妻の後を追う様に自ら清掃人となる道を選ぶ。次期保安官職に絡み、密室殺人とも呼べる事件が起こり、最下層の機械部でその熱心な仕事ぶりで仲間内から絶大な信頼を得ている若い女性・ジュリエットが次期保安官に選ばれて…と言う、死滅した世界の後で建物に押し込められて狭い世界を築いている人間の物語。加え、閉鎖空間であるからこその陰謀・謎などミステリ要素も加わり、序盤を抜けると人間社会の凝縮した物語がじわじわ湧き出してくる感じで、ジュリエットはどうなってしまうのか、彼女はどんな行動を取るのか、と考えるだけで面白い。
『土星マンション』と設定は似ているのだが、土星マンションの「それでも人間は生活を営んでいる、と言う希望に向かっている感じは皆無なので、とにかく読み始めから「灰色」と言うイメージがまとわりつき、陰鬱な話だなぁ、と思って読み進むのに気が重い感じがしていたのだが、上巻の後半部分からそれがするっと抜けて、俄然面白くなって来る。
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地表は有毒ガスに覆われ、人類は地下144階建てのサイロに暮らしていた。このサイロには何か途方もない秘密がある・・・機械工から保安官に任命された直後、陰謀にはめられたジュリエット。「清掃」の刑を科せられ、外に出た彼女の見たものは?
沢山の名前が出てきて、頭を整理するのが大変でした。上巻は、清掃の刑がどのようなものなのか、外に出ると本当に死んでしまうのか、誰がそのような刑を科せるのか。なぜ、そのように残酷なことになってしまうのか。
本当の悪は誰なのか。それが分からないので、ドキドキ感が募りました。下巻へ続く・・・
他の人のレビュー見て、
全ての生き物が死に絶えた未来の世界。
汚染された外気、荒れ果てた大地。外に出る事は死を意味する。
生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らす。
↑あっ、こういうことだったのね・・・とやっと理解する私(笑)
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1407 上巻も終わりに近くにつれ盛り上がってきました!いろいろ謎ばかりで先が気になります。とりあえず144階も階段は登れません!
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SFながら、設定の説明は主人達の行動や会話の中から少しずつしかわからないようになっている。読者はそれで物語の背景、そして異様なサイロ暮らし、そこに潜む陰謀の断片を複数の主人公の行動を通して知ることになる。文章は丁寧で読みやすいが、しつこい描写が多くてだんだん飽きてくる。設定は緻密でリアルだから映像化に向いているかもしれない。要約すると数十行で終わりそうな内容で上巻は終わった。果たして後半は?
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SFってほとんど読まないけれど、新聞のレビューにつられて手に取った。
面白い!早く下巻を読みたい。