シカゴ　２ みんなのレビュー

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投稿者：qima　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

娘が田村由美さんを大好きで、私が引っ越しなんかで手放した作品をまた集めているようです。母娘でお世話になっています。

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投稿者：smile　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「BASARA」で有名な田村由美さんの近未来もの。主人公のレイは、かわいらしい外見をあざむくように、自衛軍のレスキュー班に所属する女傑。不思議な感覚を持つ「戦う女」が、強く、ひたすら強くあろうと必死で立っている様子には、痛々しさすら感じられる。そんなレイがひそかに想う相手は、レスキュー班で相棒の魚住。いいかげんで軽い魚住だが、レイに対する態度だけはきっぱり「拒絶」を示していて…。田村さんが得意とするアクション＋ラブストーリーものの新連載！　と、かなり期待して見守っていたが、残念ながらこの２巻にて完結とのこと。しかしながら、かなり過激に「滅悪」の方向に行きつつあった本作だったので、ここで終わってほっとしているというのも正直なところ。試行錯誤中の著者の次作を期待したい。

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

２巻で終わりなの？　というのが読後一番の感想。
勝手に長編物と思い込んでました。
でも、まだ先が続きそうなエンディングに、そのうち続編も？　との期待も。

話は主人公レイの暗い過去にもさかのぼります。
なぜ、命を危険にさらしてまで、人を助ける仕事をしているのか、彼女は何を憎み何を抱えて生きているのかが明らかに——。

それなりの迫力に、それなりの展開。
面白かったけれど、今までの田村作品からすると、勢いが落ちてきた感も。
なんでしょう。キャラクタにパターンが生まれているんでしょうか。新鮮味が薄いような、キャラクタが生き生きしていないような、個性が薄いような……。
以前の作品ほど、ほれ込むキャラもなくなった気がします。