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投稿者:ごう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本への愛情が感じられる一冊。本の使い方もわかります。
電子書籍
優等生的ですが
2015/12/16 13:16
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投稿者:トモモモモ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教養人になるための良きガイドブックです。日本の社会を背負うリーダーたちは、誰もがこれぐらい名著を読み込んで教養を備えていていてほしい。そう願うのは無茶でしょうか。でも本来はそうあるべきなのです。
この本が面白いかと言われると微妙です。出口さんは活字中毒を自認してらっしゃるそうですが、本来、活字中毒者というものは本を数えきれないほど読んでいるので本を数えている暇などないのです。「一万冊」だなんていちいち数えているところが怪しい(編集者の意図かもしれませんが)。旅行した国の数を語る人に面白い人はいないのと同じように、読んだ本の数を語る人に面白い人はいないのです。
有名人で例えると、蛭子能収さんの対極の位置でしょうか。クリエイティブな人たちの個性に比べると、出口さんの視点は優等生的でちょっと退屈。でも会社の上司がこんな人だったらいいだろうなと思わされます。
高い志を抱きつつ何をどう読んでいいかわからない。そんな人に良いと思います。
紙の本
本は楽しむためにあります
2018/05/05 22:16
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
BSテレビの「久米書店」という番組で紹介していたので、読みました。ライフネット生命の経営者である著者は、話し方に説得力がある。
本の方は、ふむふむと読みながら、いや~ちがうな~とか、何もそこまで……というところもありました。
しかし、「本は楽しむためにあります」という断言には、100%賛成です。
紙の本
「本の使い方」ではなく、考え方についての本です。
2016/10/23 06:53
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投稿者:ペリクレス - この投稿者のレビュー一覧を見る
職場の上司に薦められ、気が進まないまま読み始めました。
なぜ、気が進まなかったかというと...
- 本の読み方なんて、他人に決めてもらうものなのか? その人なりの方法でいいじゃないか。
- 「本から何かを得てやろう」「教養人になってやろう」という発想が浅ましい (笑)
- 気軽に読んで、「あ~おもしろかった」で何が悪い。
と、思ったからです。
茶道や華道のような「読書道」を提唱する本だと思い込んでいたんですね。
ですが、本著を読み進めるうちにそうでないことが分かりました。
「知識や経験が詰まったものなんだから、読まないともったいないよ」「じっくり読んで、その本の旨みを味わいつくそう」という著者の声が聞こえてくるようでした。
電子書籍
著者の心意気に感動
2015/08/31 09:46
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投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「一行たりとも読み飛ばしてはいけない」という著者の心意気に感動しました。私はしょっちゅう飛ばし読みしていますから…。
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今まで読んだことがない面白い本を紹介してくれる人が
書いた、本を読みこむための工夫を紹介した本。
ノンフィクションのオススメサイトのHONZでも気になる著者ですが、この本で初めて知って読んで、今の夢中になって読んでいるのが、塩野七生の『海の都の物語』。
全6巻をまとめ買いして、時間を忘れてよんでいる。
この本で共感したのは、新しい知識を学ぶ時は、7冊から8冊を図書館で借りて、読む。
読む順番が大切。
厚い本から読み始めるという。
なぜかと言うと、厚い本は出版社も売れるように、実力のある著者に書いて、内容が濃いものが多い。
だから初めての知識としては、十分に得られて、
その後に薄い本を読んで多角的な視点でラクに読めるという。まあ、理屈は分かるが普通の人は逆で、まずは簡単な内容で薄い本で入って、それから厚い本にいくような気がする。
まだまだ、内容が濃い本である。
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「経営者が選ぶ100冊」というような冊子を読んで知った、ライフネットCEO出口治明さん。本との向き合い方が素敵。読みたい本が軽く20冊ぐらい増えた。
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おもしろかった。やはり本をたくさん読んでいる人の文章は一味違う。わかりやすいし読みやすい。本を1行1行丁寧に読むことでいいんだなと思った。とにかく習慣づけること。というか本を好きになること。好きなことの楽しみ方はけっこう何でもありだったりする。
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本を読んで学ぶことが1番効率のよい方法。教養を身につけるためにも本を読むことは大事。教養がなければ新たな発見も生まれない。改めて読書の大切さをしることができた著者。
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教育ではなく教養のために本を読む。
「人間はちょぼちょぼ」で、人の能力は大差ない。そこに教養(インプット)を加えることで、アウトプットが多くなり、生活が豊かになるのではないか。その教養が多いからこそ坂本龍一は素晴らしい音楽家になれたという。
教養は、人、旅、本から仕入れる。その中でも本から仕入れることがもっとも手っ取り早いために著者は読書をするという。
この1冊の中にたくさんの本が紹介されていて、とくに古典は読んでみようと思った。ヨーロッパ史の紹介にかなり偏重していた印象。
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さすが出口社長。読みやすく、語りかけるような本。
本を読むのは人の話を聞くのと同じ。速読なんて、ありえない。というスタンスに共感。
古典をしっかり読みたくなった。
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この人は、本を読むにも、人の話を聞くにもメモなどはとらずに集中して読み、聞く。本は繰り返し読まない。前から集中して読み、わからないところは繰り返し読む。図書館の本もよく使う。アウトプットは人に話したり、書いたり。
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2014年87冊目。
これまで1万冊以上の読書暦があるライフネット生命CEOの出口治明氏による読書論。
この方の読書は速読なしの1冊1冊真剣勝負。
かつて講演を聞いたこともあるが、非常に幅広い分野において関連本がパッと出て引用がスラッと出るあたり、本物の読書家で教養人だと思った。
■1冊1冊の本に、自ら思考することを忘れずに真剣に向き合う
■難しさに毛嫌いをせず古典をしっかり読む
■インプットしたもののアウトプットを欠かさない
■読書を歯磨きやお風呂と同じくらいの習慣にする
を意識しようと思う。
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フォトリーディング&高速リーディング。以後熟読で読了。
本への態度をまず反省させられた。早く多く読むことを主眼にしていたが、著者の主張ではそれでは得るものも逃してしまう読書態度であるとの事。
読書も人との会話と同じで、著者との会話であるというのが著者の主張。また名作や古典をしっかり読むようにとの主張。
今までの私の読書は、自己啓発書や話題の本など、広く沢山読むことを心がけていた。自分でも感じていたその読書姿勢への疑問に、著者はしっかりと答えてくれた感じがする。
それら著者の読書観は星五つ。その後中盤より、本の紹介に入り、著者の書評も楽しめた。
しかしながらやはり著者が主イエスを主眼にした世界観が無いために、本の種類がこの世的退廃的なものもあって「さもありなん」と思わされた。
その点が星を一つ減らした理由。
でも非常に面白い読書論であった。お勧めの本。
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「教養」とはなにか。
自分の頭で考える材料。そしてそれが生き方になり、人生となる。
とても大切なことを教わりました。
「花には香りを 本には毒を」というように、この本に毒されました。
「今のあなたが、残りの人生で一番若い」素敵な言葉です。この本を血肉にして、心に刻もうと思います。