できれば全部、順番に
2016/01/17 15:59
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投稿者:浦本 康之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだけ読んでも面白いんですが、できれば、「焔」→「ラストダンス」→「20」と順番に読むとさらに楽しめると思います。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察小説とスポーツものが、堂場氏の二本柱。駅伝を書いて一躍、名を売ったが、団塊の世代にとっては矢張り、野球である。ドラフト2位と5位で入団した2人が40歳を迎え、引退を表明。バッテリーを組む。ラストに至って、だから、このタイトルかと納得。野球の技術や精神力に加え、駆け引きの妙が見事。
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解説にも書いて有るがど真ん中の野球小説。一気に読める!!
2012.6.8
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丁度息子が少年野球チームの退団を決めた時期によんだので、感情移入もあり、より楽しめました。本格的な野球小説だと思います。
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ブロ野球のバッテリーが主人公。
ドラフト同期で共に40歳。
いよいよ引退が目前に迫ったシーズンに突入し、ブロ入りして二回目のバッテリーを組んで臨む最終戦が見せ所。
堂場さんの作品は刑事ものしか読んだことがなかったけど、スポーツ小説も得意なジャンルとのこと。
わくわくして読み切りました。
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引退を決意した同期入団のベテラン選手2人、エースと1軍半のキャッチャーが、リーグ優勝をかけた最終戦で十数年ぶりにバッテリーを組む。
なんやかんやの伏線があった後、これ以上ない最高の舞台で十数年ぶり2度目の(実質初めての)バッテリーを組んで最高のプレーをするのですが、この試合の描写がなんとも良い!
試合中のバッテリー間の、無言の会話のやりとりが、良い味を出していてスバラシイ。
堂場さんのスポーツ物は、やっぱ良い。
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堂場瞬一のスポーツ小説コレクション最新刊。
野球をテーマにした作品は、舞台がプロ野球に始まり、
高校野球・メジャーと移り変わってきましたが、
再びプロ野球に舞台は戻って来ました。
今回は、プロ入団同期の三人の選手が絡んだ物語です。
一人はスター選手、一人は監督、そしてもう一人は一軍半の選手。
彼のスポーツ小説には、いつも傲慢で我儘な登場人物が出てきます。
今回も、我儘な選手は出ていますが、これまでの作品に比較して、
マイルドな我儘さ(笑)。
って言うか、他の作品に比べると、全然どうってこと無いと思います。
いつもは、結末がハッキリとは書かれないんですが、
今回は、結末も、後日談も描かれています。
こういう感じに終わると、ホッとします(笑)。
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初めての堂場さん。警察ものがお得意みたいですが、野球もお詳しい。バッテリーが主役の話なので、配球とかバッター心理とか投手や捕手の体の様子とか細かく描かれてるけど、私のような野球マニアが読んでもほとんど違和感なかった。捕手好きにはたまらない本です。ま、最後は出来過ぎですけどね。。。
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最高。試合の描写もさることながら、捕手目線での野球と投手目線での野球が克明に描かれているところに感心。今年読んだ中でもトップクラスの作品。
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堂場俊一の野球小説はやはりおもしろい!
今回の小説は日本のプロ野球が舞台。
引退目前の二人の選手の話。
1人はスター、1人は脇役。
この二人の関係性がおもしろい。
野球の展開は本当にあつい。
まあ最後だけは物語すぎた気がしますが、おもしろいのでいいでしょう。
いい野球小説でした。
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本格スポーツ小説(と言うカテゴリーがあるのかは知らないが・・・)は初めて読んだかもしれない。
社会に出て約20年=40歳付近と社会的な立場が似ていて共感できる部分も多く、楽しく読めた。
欲を言えば、樋口の息子との話題をもう少し掘り下げると良かったかなと思う。
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いやー、ベタだけど、こういうの大好きです。
最後なんか・・・。漫画でもやらない。でも堂場さんやってしまう。
いいね!
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ちょっと最後は上手く行きすぎの感もなくはないが、一球毎の描写は、昔野球をやっていた者としては、面白く読めました。
やっぱ、野球はイイワ!
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堂場瞬一というと警察小説の人、というイメージがあったのたけれど、スポーツ小説も多く書いているようだ。
主人公は二人のベテラン野球選手。二人は同じ40歳の同期入団。かつて一度だけバッテリーを組んだこともあったが、二人は若かった……
ドラフトでの指名順位と反比例するように明暗別れた選手生活を送っていた。二人は、それぞれの理由で引退と直面することとなり……
試合展開をしっかり描いてくれるのは勿論だが、ピッチャーとキャッチャー、両方の視点から描くというのが面白い。エゴとエゴのぶつけ合いだ。
また、個人的には、樋口のようなキャラクターにはとても弱い。的確なリード力を持ちながらも一軍に定着することはできず、しかしながら若手からの信頼は厚く……といった人物はもう設定だけでキュンキュンしてしまう。
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初めて、堂場さんの作品を読んだ。
もともと、スポーツ作品は、好きなのだが、
どちらかというと作家としては、
「山際淳司」「二宮清純」
雑誌では「Number」のようなノンフィクションが自分の好みえある。
まあ、小説という枠では、そのようなことは関係ないと思うが、
スポーツを題材にすると、ノンフィクションに近いほうが、純粋な気がする。
この作品では、ちょっと大げさな部分やら、いらない部分が多く、
ぜい肉があり、無駄な分量があった。
もう少し、そぎ落とせば、根幹はいいので、
それが光ったのではないかと思う。
本当に、作者は野球が好きなことがわかるので、
ちょっと、もったいなかったかなと。
まあ、野球に限らず、スポーツ全体にいえることだが、
やはり「気持ち」が大事ですよ。
「気持ちは伝わる」(伊坂風にいうと「気持ちは伝染する。」)
秋の野球大会、ソフト大会を通じて、改めて、自分も感じました。