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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (2件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

稗田礼二郎は単にカツオ君タイプのキャラなのか,それとも!?

2006/07/03 11:38

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ひさびさに稗田礼二郎が活躍する連作本。やっぱりモロボシさんはマンガですよ。……妖怪ハンター・稗田礼二郎は,後輩の考古学者・赤井を伴い,出羽,熊野と並ぶ修験道の山である御霊山系・魔障ヶ岳にある「天狗の秘所」を探していた。先祖がその場所から持ち出したという「天狗の宝器」を持つ女・翔子,そして途中で出会った修験者・信田と共に探し当てたその場所で,彼らは謎の女に「さぁこのモノに名前をつけてください」と言われるのだが……。数年後,その時の面々を訪ねてあるく稗田の前に次々と展開する不思議な事件が……。
これはスゴい。全シリーズを通しても,こないだ「奇談」という題名で映画化された「生命の木」(「海竜祭の夜」所収)や「天孫降臨」に匹敵する傑作ではなかろうか。特にいつもは傍観者というか観察者として一歩ひいたところにいる稗田が事件の当事者になってしまう展開は出色の出来。しかし1974年のデビューから30有余年,この稗田礼二郎ちゅうヒトはまったく歳を取らない。……単にカツオ君タイプのキャラクターなのか,それともいずれこのヒト自身の謎の出自があきらかになったりして?

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紙の本

名も無き存在に名前を付けたら、それは……

2005/11/16 14:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 妖怪ハンターとはいうものの、御大水木しげるが描くような可愛らしくも恐ろしいという、そういった妖怪は出てこない。奇妙で不思議で訳が分からないモノ、それをこのシリーズでは妖怪と呼んでいる。シリーズの主人公である稗田が今回遭遇するのは、古い山に棲む名も無き存在だ。
 世の中には神懸かりという言葉があり、人間離れした技や能力をこう呼ぶ。今現在において、仮に100メートルを8秒ジャストで走りきったら、仮にLOTO6の1等ナンバーを一ヶ月間連続して的中させたら、それは神懸かり、尋常ならざる何かの力が働いたとしか思えない。では、もし自らに神懸かりの技を行使する権利を与えられるとしたら、それを素直に喜ぶべきだろうか。
 トールキンの『指輪物語』やエンデの『果てしない物語』と並ぶファンタジーの傑作に、グウィンの『ゲド戦記』がある。この中で主人公の魔法使いゲドは、魔術を行使するために、あらゆる存在の真の名を覚えさせられる。親や他人から与えられた名ではない真の名を知れば、その者や物を自在に操ることができるようになるからだ。これは言葉が力を持つということの表れであり、日本にも古くから伝わる言霊思想とも共通する。本書『稗田のモノ語り』に登場する名も無き存在が名を欲するのも、その名=言葉の力によって確かな存在になるために他ならない。
 稗田をはじめ遭遇した人々がどのような怪異を体験するのかは、ここでは語れない。ただ、登山を経験した人なら分かるように、魂の集う場所として古くから信仰の対象となってきた山々には、清々しさとは別になにか霊的な気配を感じることもある。そういった神々しさにも通ずる“山”という存在と人間の欲望、神話、修験道などが結びついた末の奇怪な出来事、とだけ言っておこう。まずは手に取り、そして言葉の力を目の当たりにするべし。

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電子書籍

妖怪ハンターって妖怪はでてこない

2019/02/24 14:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アサコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

もしかしたらこの本は出てくるのかもと思っていたけど、出てきませんでした。でも古代の不思議なものたちの話は読んでいてドキドキワクワクが止まりません。

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電子書籍

妖怪ハンター!

2016/01/24 08:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あさひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

稗田のモノ語りとはよく云ったもんだ。長編だけど人物パートにより少しずつ明らかになる謎。天狗の宝具や、邪馬台国、古事記など散らば目ながら最終は現在社会への警鐘で終わる連作集

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2005/11/29 01:18

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2005/12/05 17:42

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2006/09/11 00:15

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2009/02/26 01:30

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2011/12/11 14:18

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2016/07/01 09:34

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