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やっぱり面白かった!!
「生きている人達の話」
「違法な国」
「必要な国」は楽しかったです!!
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あいかわらずキノとエルメスの気の抜けた会話に癒されます。
キノの反応がだいたいわかるようになったためか、あまり意外性は感じませんでした。
でも、おもしろいものはおもしろい!
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いまいち?
"必要な国"'なぜ?'がオチでうまく結している、のと、最後の審査官との会話、が良かった。
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ストーリー 2 登場人物 3 言葉遣い 3 描写 3
伏線回収率 2 感情移入 2 熱中度 2
また印象に残らない巻。読み直しても1話も覚えていなかった。
「あとがき」が一番面白いのでは?
他の人の評価は良いようで不思議。
私にとってはキノ史上最もつまらない巻。
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このシリーズも登場人物が増えたなー。
師匠とハンサムな弟子の話が好き。
相変わらず、現代の日本や世界のおかしなところを最大限に誇張した国がいっぱいでてきて、ブラックな感じのオチで終わる。
なんだかんだいって、やっぱキノの旅のシリーズは好きです。
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「嫌いな国」
いくらでも見つかる嫌いなところ。
口ではなんとでも言うが、実際に行動には起こさない。
きっとこういう人は世の中にたくさんいるだろな。
「凄い国」
誰にでも出来る事。
このお姉さんの言い分は凄く分かる。
だけど、もし続けていたらこの国の伝統とかになっていたんだろうなと思うと少し残念。
「生きている人たちの話」
生の終わりを感じる夜明けに。
その日の朝に今日だと分かったら、どんな一日を過ごすだろう。
「この世界の話・b」
サバンナで生きていくには小さな事でも命取りになる。
ただ、平坦な場所でこの小鹿はなぜ怪我してしまったのだろう。
「昔の話」
とある国から逃げ出した政治家。
逃げ出した時の状況が彼を変えたのだろうか。
そうだとしたら、師匠たちが彼を逃がす為に立てた作戦にも何か意図があったのかな等と考えてしまった。
「家族の国」
嫌いになれば直ぐにでも。
ある意味羨ましいかもしれない。
だが同時にそんな簡単に離れてしまって良いのだろうかとも思った。
「違法な国」
架空の物語でも…。
結局は事件を起こす人の考えや心理状態に意味があると思う。
いくら禁止しても人が変わらなければ、なにも変わらない気がする。
「旅人の国」
探し求めていた彼の家族は。
本名を名乗らないという時点で訳ありなんだろうなと思ったが、さすがにその正体は予想外だった。
「必要な国」
訪れた旅人を見極め適正と判断したら。
ある意味自分勝手な国だな。
自分達がやりたくないと感じるなら、余程変わり者じゃなければみんな同じ事を考えるのに。
「この世界の話・a」
生きる為には必要な事であるが、この後起きる事を考えるとな…。
タイミングが悪かったのもあるけど、なんとも言えないな。
「いろいろな話」
・仲のいい国
輪を乱したら即…。
こんな状態なら、嫌でもみんな仲が良いわけだ。
ただ凄く疲れるだろうな、いつも気を張っていなきゃいけない気がする。
・与える国
入国の際に記入した書類に書かれた事。
いくら大切な人を助けたくても、その為に誰かを殺したらダメでしょ…。
・輝いている国
我が国が全ての始まりで。
なんだか凄く聞いた事のあるお話。
現実でもあるよね、こんな国。
・売っている国
タイトルの通りすぎて驚いた。
まさか本当に国を売ろうとしてるとは。
一体なにが目的なのだろう。
・都会の国
文明に頼りすぎたあまり。
旅に憧れるのはいいが、なんでそんな無謀な事をするんだろう。
そして、まさかの夢オチ。
しかも旅に出る前のキノの夢という不思議なお話。
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昔の話
お師匠様の話。人の犠牲の上に今の自分はあるのだということをかなりえぐいかんじで実感させるお話。
家族の国
家族でも法的に縁を切ったり、新たな家族を形成できる国の話。一理あるかなっておもうものの、さすがこの世界観ってかんじでその原理が突き進むとこうなるんだってしみじみ思ったりもした。
違法な国
危ないことだらとなにもここまでしなくてもとあきれてしまう。
旅人の国
自分の国の英雄がその祖国で犯した犯罪に愕然とする話。
必要な国
旅人にこのようなことを押し付けるなんでなんとも勝手な国民だなって思ったりもした。
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キノの旅13作目。 オススメの話は「違法な国」。 法律で禁じられている行為の描写がある本は全て発禁扱いになり、回収する法律ができたばかりの国の話。 国掛かりの大馬鹿な話にしか私は見えないが、ネット規制とかゲームが子供に犯罪性を付与するとか言っている現代に通じるものがある。 それを抑制するのは、教育や本人の経験なのか、原因そもそもを断ち切ることなのか。
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表紙が変わっている?
『人は、他人の残酷さにはよく気づく。』
面白かったのは、「嫌いな国」、「昔の話」。
師匠とハンサムだけの少し背の低い男の話は、いつも意外な落ちで終わるのでとても好きだ。
今回もイイ裏切られ方のオチでした。
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第四話「旅人の国」は、外国で医者として人びとを救い死んでいった男の故郷を、シズ様たちが訪れる話。個人的には、安心して読めるものが多いこともあって、シズ様一行の旅が気に入っています。師匠と相棒の旅にも、ある種のカタルシスがあじわることは事実なのですが。
なお、巻末のスペシャル収録「いろいろな話」は、PS2ゲーム『キノの旅Ⅱ』の付録として出された物語で、著者自身によるセルフ・パロディ的な内容の作品です。
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「なるほど。ーでも、すぐに国を出た師匠は、そうなったのか確かめることもできず、得をすることもないですよね?」
「そうですね。でも"そうなったらいいな"と思ってしたことですから、それでいいんですよ」
「そうでしょうか?それに、逃げた政治家さんの家族も、無事に逃げられたんでしょうか?」
「さあ、どうでしょうかね。私には、もう確かめようのないことですよ。自分の行動の結果がどうなるか、ほとんどの人は見ることはできないのです」
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離族はもしかしたら必要なのかもしれないけれどね。
離れた後もしっかりと国が生活を保障してくれるなら。
血のつながりは血のつながりでしっかり記録されているのかなあ。
離れて暮らす実のきょうだいと恋仲に、みたいなこともありそうだけど。
そして違法文章。
違法文章がない物語なんてまずないですもの。
どこまでも厳密にすればするほど。
物語は物語、現実は現実。
それをごっちゃにしたらどうなるか実験できるのも、物語だからこそ。
物語の中の話だけで済めばいいのだけど、すでに現実になってるんですよね。
「こんな話は子供に読ませられない!」
とかね。
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キノの旅を読み始めて初めての五つ星。
独特の世界観で感動や爽快感が強いわけではないけど、何故か読んでしまう作品。
そのシリーズの中で最も面白かった!オススメ!
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注:残酷・暴力的な描写が(少ないが)あるので、学校図書として置くかどうかは慎重に(例:人間の頭部に銃弾が当たり、顎から上だけが吹っ飛ぶ、脳が飛び散る等)
内容:
「「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノたちが訪れる国は個性豊な人たちが暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく。」
ベストセレクション、コミック・アニメもあり。
第13巻:
「人は、他人の残酷さにはよく気づく」 -It's Hard to Say, But We Are Wrong.-
発売日:2009年10月10日
登場人物:キノとエルメス、シズと陸とティー、師匠と弟子
もくじ:
目次
・百年後に本作品を読まれる方へ
●プロローグ「この世界の話・b」
●第一話「昔の話」(複数主人公)
●第二話「家族の国」
●第三話「違法な国」
●第四話「旅人の国」(シズのお話)
●第五話「必要な国」
●エピローグ「この世界の話・a」
●スペシャル収録「いろいろな話」(複数主人公)
●あとがき