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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
明代の処世術の本『菜根譚』の抜粋の原文と読み下し文に訳文,解説がついているもので手始めに読んでみるにはよい。全文が読みたい人には向かない。
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やわやわとした内容。
2019/06/18 16:01
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校で学ぶような典型的古典漢文ではない語彙が出てくるが、それもまた一興。儒家を任じていた筆者の思想に仏教や老荘思想、道教的な用語が出てくるのを見ていると、当時の文化思想に複数の宗教が影響を与えていたことがよくわかる。
日本人にはかなりなじみがいい世界観かもしれない。
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今いち
2018/03/12 13:35
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投稿者:Drucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
一言で言えば、常識的な物事の捉え方からの脱却の勧めということで、その例の列挙が続く。
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表装はいまいち。でも、漢文と訳、解説が一緒に載っているところが気に入って購入。
解釈はわたしが考えることと違うところがあるけど、自分に都合よく読んでいます。それでいいよね。
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先日読み終えた「キャッチャーという人生」の中で、川上哲治や野村克也が愛読したなんて書いてあるから気になって手に取ってみた。
「中庸」という言葉に初めて触れたのは三國志Ⅷの隠し武将になっていた楽毅の性格欄で、それ以降その二文字が自分の人生の指針になってるんだからゲームも捨てたもんじゃない。
今でいうTwitterなんかで、それっぽく立派なこと言ってる人を見るとなんだかこっちが恥ずかしくなるんだけど、それに通じるものがあったような、なかったような。何かにつけて「熱すぎてはダメだけど、冷たすぎてもダメ」とか「強すぎてはダメだけど、弱すぎてもダメ」みたいに、「丁度良い」塩梅を見つけなさいと執拗に説いてくる。それこそが菜根譚の核心の一つでもある中庸の精神ってやつで、それを心掛けることは簡単なようでいてとても難しい。天秤を等しく保ち続けることより、どちらか片方に傾ける方がずっと簡単ってことです。
全部で300条以上もあるんだから、絶対どこかに「さっきと言ってること違うやん!」みたいなのがあると思うんだけど、そういうのも含めて洪自誠の言葉に右往左往させられながら、自分にとっての真ん中を見つけるための本だった。
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標題、現代語訳、訓読、原文
人は常に菜根をよく咬んでいればあらゆる事はなしとげられる(野菜の根は堅くて筋が多いけれど、それを苦にせずよく咬めば、世の中の真の味を理解できる)
C0198
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現代にも通ずる考え方や立ち振る舞い、己に焦点を当て律することの必要性、外の不可避な状況への日々の対処法といった多くを学べます。論語や孫氏の兵法、武士道や宮本武蔵の五輪書を再読したい気持ちになりました。
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以前からちょこちょこつまみ読みしていたが、ここにきて一気読み。逆境にいる人には刺さる言葉が多いらしい。
何事もほどほどに、中庸が一番。
入門編?もっと突っ込んだ菜根譚も読みたくなった。
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読みやすい構成だったが、解説が学術的(この文章がどこから発想を得ているか、どこから引用された故事かなど)だった。わかりやすい現代語訳からさらに自分の身近な例に引き寄せるには自分の頭を使って変換しなければいけないということだろう。