紙の本
不安症や恐怖症などの心理的病を物質的に究明し、その治療法を教示してくれる書です!
2020/02/26 09:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが時に感じる不安や恐怖はどうして起こるのか、ということについて最新の科学の知見をもとに物質的な原因を究明してくれる一冊です。不安や恐怖というのは、その場の一瞬の心の動揺で、その後はすっかり消えてしまうこともあれば、これがもとで心身の障害を長らく患ってしまう人もいます。いわゆる、不安症やパニック障害というものです。複雑化した現代社会ではそうした不安症やパニック障害を抱える人の数は増加傾向にあります。実は、最新の研究では、こうしたことは脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになってきており、治療方法も各段に進んでいるようです。同書は、こうした最新の知見を分かり易く解説し、その治療法についても詳細に述べていきます。
電子書籍
パニック障害の仕組み
2023/03/24 18:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
パニック障害や病的な不安症が脳内物質がどう関係して引き起こされるのか、その治療法はどうしているのかなど興味深かった。
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体をリラックスさせると、精神交互作用によって、心もリラックスします。心のリラックス状態と不安が同時に存在することはできません。ですからまず、はじめに不安と相容れないリラックス状態を作ると、不安を引き起こす刺激を与えても、不安反応は起こりません。
心の持ち方を変えることにより脳内で昨日する物質の動きが変わることが分かり始めている。
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[ 内容 ]
病的な不安・恐怖は心理学的カウンセリングを中心に治療が行われてきたが、現在ではいくつかの脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになり、治療法も変わりつつある。
本書では不安・恐怖症とパニック障害の物質的原因を新しい知見でさぐり、効果的な治し方を紹介する。
[ 目次 ]
第1章 正常な不安と病的な不安
第2章 不安と恐怖は身体症状に現れる
第3章 不安・恐怖を起こす脳内物質
第4章 不安・恐怖症と脳のメカニズム
第5章 不安・恐怖症を診断する、治す
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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自分の高所恐怖症(観覧車に乗ると手すりから手が離せない)について、なにか面白おかしい知見でもあるかと購入。
思ったよりはるかに専門的な本で、目的にはかなわず。ただし面白い本ではありました。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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「漠然とした不安を感じている」ときに脳ではどのようにシグナルがやりとりされているのか、というあたりを中心として、不安を「病的な不安」と「正常な不安」とに分け、不安の度合いや身体反応によって「不安を分類」し、その各不安について説明がけっこう詳しく書かれていて読んでいて楽しくはないがためにはなる。