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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的に著名な源氏物語を寂聴さん独特の見地により現代語訳化。原文では難しくてもこれならよく伝わってくる。初めの代一巻。
電子書籍
付録の家系図見ながら
2022/03/18 20:27
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むと分かりやすいです。源氏物語は、他にもたくさんの方が訳されていますから、他の方の訳で一度、読まれた方、ぜひ、瀬戸内寂聴さんの源氏物語も読んでみてください。分かりにくい役職名とかの説明があります。
紙の本
光源氏っていうのは、とんでもない女たらしである
2017/12/05 18:17
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本最古の小説と言われる源氏物語の第1巻。光源氏っていうのは、とんでもない女たらしである。同時に何人とも関係を持ち、それぞれが真剣なのである。そのような女性遍歴が描かれている。この巻では夕顔の章が一番良かった。
紙の本
平安時代に誕生した不朽の名作。
2010/08/21 01:38
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投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典の授業では、何度か現代語訳に苦労した古い古い長編小説、源氏物語。学生だった私が光源氏に抱いたイメージは、女性好き。平安時代では当たり前だったのか、帝や貴族が幾人もの妻を抱える世。瀬戸内寂聴さんの手によって、不朽の名作として長年伝えられてきた長編が現代語訳されたものなので是非読んでみたいと思って手に取った一冊です。
光源氏の誕生から描かれている。授業では、どの章をやったのかは全く覚えていないけれど、光源氏がなんとも美しい容姿を持って生まれた事を思い出した。そうだ、美男子なんだ、とページを捲る手は早まった。けれど、物語の中に数々登場する短歌だったり、絶対敬語であったり読みにくさも感じられる。表現が大げさだな…と、正直思った箇所もいくつかあった。
光源氏が度々使う、前世からの縁、という言葉。出会う女性出会う女性にそんなふうに感じられることが真剣である表現なのかもしれないけれど、それがかえって滑稽にも映ってしまったり。妻がありながら、他所の幼き可愛らしい姫を理想の女性に育て上げたいという発想もちょっと引いてしまう。現代を生きる私から見ると、異常さを感じずにはいられない流れもある。
これだけ年月を重ねても伝わっている小説なのだから、何かしら絶対的な良さがあるに違いないと思うけれども、巻一では光源氏の女性に対する真剣さや母親の面影を追う姿などがちょっと滑稽に映ってしまって評価は低めです。現代の小説を読む感覚で読み始めたことの結果だと思うので、巻二からは文学に触れる心境で読み進めたらいいかもしれない。古典文学の面白さや魅力が分かっていれば違った読み方が出来たかもしれない。古典文学も楽しみたいという気持ちもあるので、色々と次への対策を考えています。
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今まで源氏と言えば田辺源氏でしたが、瀬戸内さんの描く日本語の美しさに惹かれ、購入。今まで読んでいなかったのが悔やまれました。
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読みやすいうえに、しっかりとした訳なのでおすすめです。
綺麗な日本語で訳されているので、現代文ながら『源氏物語』の雅な世界に入りやすいと思います。
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恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!
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・・・こ、これは面白い。
平安時代の女も平成時代の女も素質は一緒なのか。ウブだねー!
瀬戸内寂聴さんの日本語の雅やかさと美しさも良い!
紫式部と友達になりたいなぁ
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…おもしろいと言えばおもしろい。
すごく平坦な文章で、たんたんと物語が進んでいくので、途中で読むのを止めると、内容を理解できなくなりそう。
突然話の内容が変わるし、直訳だからなのだろうけど、いや、昔の人ってすごいなぁと思いましたね。
最後の各章の解説を読んでから読めば読みやすいですよ。
夕顔さんが個人的には好き。
直訳の源氏物語なら、これがよいかと。
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光は、私の中では永遠の犯罪者。まさしく、女の敵。顔がよくって、教養があるからって、何やっても許されるのか?(時代背景はこの際おいといて、道徳的観念に則って)義母と通じ、知り合いの奥さんを無理矢理…その義娘を間違えて(ここ強調)、まぁいっか感覚で…その上、幼女を誘拐。誰か、叱ってやれよ。まぁ、でも、作品自体は好きですね。光の母君が、私好きで、彼女の「限りとて…」の歌も好き。光がお母さんに憧れる気持ちもわからなくはないですが…。
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学校で習わされた源氏物語のあじけなさはなんだったんだろう。
ていねいな現代語訳。流暢ではないが、昔の言葉や文化の雰囲気がある。
人の心も。人形みたいにつまらないと思っていた登場人物が、実は笑ってしまうくらい繊細だった。よく泣くし、なかなかわがまま。人間は変わらないんだなあ。
ひきつづき、巻二以降を読書中。
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やっぱり瀬戸内さんのは読みやすい。そして、日本語がうつくしすぎて、くらくら。
絶世の美少年、ただし、妾腹の光源氏。
元服するとあっと言う間に超絶プレイボーイ。女のことしか考えてません。
「やっぱ女は言うこときくほうがいいよなー」
「ブサイクでも気のきくやつなら許せるな」
全国の女性を敵に回す発言多々。
自分のお父さん桐壺帝の奥さん藤壺ちゃんがたぶん本命なんだよね。だけど、さすがに手に入らないから、いろんな女に手を出しまくる。一応奥さんがいるんだけど、全然無視。
昔関係のあった女がさみしがると「うぜえ」と思う。
夜這いかけたら違う女に触っちゃう。「ん?ちょっと太ってない?こんな胸でかかったっけ?」
あ、俺、まちがった(゜∀゜)隣の女だった。
ま、いいや・・・・いただきます。
ついに我慢できなくなって藤壺ちゃんに手を出す。あっと言う間に冷泉帝となるお子様が生まれる。親父(桐壺帝)に自分(光源氏)の子だってばれないかとヒヤヒヤしまくる。
いや、ヒヤヒヤすんなら、手出すなよ。おい。
あげくの果てに、マラリアになって祈祷してもらいに行った田舎でまだ小さい女の子(紫の上)を気に入って、
「うちでお人形遊びしましょうよ」とおもちゃで釣って、無断で強奪。自分の家に連れ帰る。
18歳にして、光源氏、誘拐犯★
やたら「これも前世からの宿世」と言って口説き倒す光くん。
さて、パパの女に手を出して子供作っちゃったよ、親父まだ気づいてねえよ、どうしよう。
ここで一巻はおしまい。
日本って実は卑猥だと思ってしまう、最高のダメンズストーリー。
日本人なら、読むべきだよねと思います。とっても面白い。
シニカルな目で見たら、笑える。
だけど、どうしようもなくうつくしい。
これは、光くんがイケメンだから、ではない。
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瀬戸内寂聴訳の源氏物語です。何度読んでも色あせない源氏物語の魅力ってすごいですね。原典にかなり忠実に訳してあるという印象。この巻一は夕顔の話がやはり印象的。解説に、「男性に源氏物語で好きな女性は?と聞くとほとんどの人が夕顔と答える」とあるのですがそれもなんか納得。女性から見ても魅力的です、夕顔。
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頑張って全10巻読みました。
「美しい日本語で…」ってキャッチフレーズだけど、現代語訳でもきついものがある。
特に古典常識知らないときついかも。てかきつい。
源氏いいなあ。とか、自分の性格は誰に近いかな?とか思いながら読んでました。
自分では夕霧っぽいかと思うんだけど…はい、すみません。
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古典が苦手すぎるので寂聴さんの訳された本でお勉強。
苦手な割には楽しく読めましたv(よかった・・・)
そして表紙がかわいいv