紙の本
このラスト…
2024/01/24 15:37
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストがこんな形に…
突然行き場がなくなった主人公と無理に出家させられる梅の対比が切ない。
あれだけ躍動感があった主人公が使い手がいなくなった操り人形にさえ見える。
このラストには脱力感さえ覚えた。
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伏線がいろいろあったはずなのに、ほとんど伏線のまま終わってしまったなというのが正直な感想。
あんまり受けがよくなくて途中で打ちきりになってしまった感じが否めない。。
ちょっとがっかりでした。あんまり感じることがなかったな。
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上巻の続き。時代によって必要とする人物は違っていき、人斬りも幕末では活躍しても維新後には必要とされない。人が時代を作るのか、時代が人を作るのか。人の存在意義というものを少し考えさせられた。時代に見合う才能を伸ばしていきたいね。
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架空の志士が主人公だけに、思う存分活躍させることができますね。「竜馬がゆく」など他の幕末ものと併せて読むと、もっと面白いです。
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赤根武人への視点ががらりと変わってしまいそうな、司馬史観の目の付けどころに感服するばかりでした。嫌う人も多いですけど、やっぱり歴史の隙間を埋めるような、司馬先生の小説が大好きです。あくまでも小説なのに、本当にあったことのように感じてしまう、そんな不思議な作品でした。
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高杉さんとか龍馬さんとか近藤さんとか土方さんとか登場。
面白くてサクサク読めたけれど、なんだか最後が…。
初版/2010.2.28 購入/2010.3.3 読了
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なんだったのだろう。
一人の天才に、あまりに自然に生き方を作られた。
抗えない、見えない魅力に憑りつかれる感覚を、感じてみたいような、怖いような…。
改めて、私の中の高杉さん像が得体のしれない、でもどうしようもなく魅かれる人になったかも。
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主人公の天堂晋助は架空の人物と。おそらくモデルもない。一子伝承の二天一流の継承者という。土の岡田以蔵、薩の田中新兵衛、肥後の川上彦斎(げんさい)、長の天堂晋助で人斬り四人男だなと龍馬に述回させている。
周りは司馬さん馴染みの実在千両役者の総覧騒乱。主人公が架空で自由であるから、物語はそれは自由自在だ。高杉、桂、龍馬、西郷、伊藤俊輔、井上聞多、勝海舟、近藤勇、土方歳三、小栗上野介、さらには剣祖としての宮本武蔵。
面白くないはずがない。虚構の中で実在役者に与える台詞に、司馬さんのそれぞれを主人公とした物語には書けなかった、推量の部分での本音がずけりと現れている様な。
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面白かった。登場人物がいちいち大物だらけで「それは出来過ぎだろ」と思うところもあったけど、そこは司馬エンターテイメント。
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晋作リスペクト。
上巻に引き続き面白いんだけれども、どうにもラストまで盛り上がりが持続できていない。尻切れ感がある。苦笑
これが時代劇だったら、見てみたい。
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司馬遼太郎は、久しぶりに読んだ。別の作品の「人斬り以蔵」より面白かった。この作品の上巻は、アニメ「るろうに剣心」の追憶編に似てる。どこまでが史実でどこまでがフィクションか分からないところが、さらにすごい
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とにかく晋介かっこよすぎる。
ぜひ映画化とかしてほしい作品。
ただ最後までキッチリ感がないのが残念…まぁ晋介はまだまだ続く!という感じでしょうか。
しかし女性とどこまでも絡むなぁ晋介。
そして斬って斬って斬りまくる晋介が凄い。
ラストでは高杉晋作との別れもあります。
途中では坂本竜馬との出会いもあります。
あ、あと個人的に小栗上野介との戦いが見たかったなぁ。
ということで星四つ。
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天堂の読者が知る得る最後の仕事が儚い。壮大な死を予想していただけに空虚であった。勇ましい剣豪は時代に作られた化身で、元来、根は優しい人だったのかと下巻を閉じ思った。
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虚実織り交ぜての大胆でテンポのいいストーリー運びは流石司馬遼。ただ、後書きは蛇足だったのでは。。。解説も本編と関係なく、お国自慢に終わっている
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上巻に続き、天道晋助。実在しないだけに自由に維新の要人との関わりを書けるのは読んでいて痛快。西へ東へ姿を変えながら暗躍する姿は現在でいう諜報工作員ってところだろうか。実在しない志士を描いた作品を読むのはこれが初めてだった。
飽きることなく読了。こういう視点もいつもとは違ってまた面白い。