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このシリーズ、作者の他の作品に比べて妙に読みやすい。
ストーリー的には、ココに来て遂に属性反転とかすげー展開になってきた感じ。
ようやく敵が誰なのかはっきりしたし、クライマックスに向けて盛り上がっている。
キャラクターもマキシム・Gやフェイ・リスキィなど魅力的な新キャラも出てきたし、釘斗博士が何かみなぎってきていて良い。
個人的には釘斗博士もMPLS化して世界の敵になるんじゃないかと期待していたけど、最後の最後で小物的にやられちゃいそうな気もしてきた。
引き続き、彼の運命に注目していこうと思う。
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深みに嵌る第3幕。
凪、綺、正樹の3人が別々の立場に分かれる。
自らの意思など皆無に。
ブギーポップとは違って外伝の話は熱い!
"炎の魔女"ならぬ"氷の魔女"となった凪と合流した綺、凪に殺意を抱き始めたビートと合流した正樹、ヴァルプルギス率いる統和機構の集団。
あー次の最終巻が気になる!
ただし今回はここまでー
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ブギーポップシリーズで好きなキャラが“炎の魔女”こと霧間凪。彼女の中にいた本当の“炎の魔女”ヴァルプルギスと、宿敵の“氷の魔女”アルケスティスとの熾烈な「魔女戦争」もこの巻で急展開を迎える。敵も味方も正義も悪も、過去と未来までもが渾然一体となって突き進むこの物語はまだ続く。形勢逆転し、意外な展開で一区切りつけた魔女たちの物語、果たしてどんな結末をつけるのか?
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話のスケールが大きくなってくる。ブギーポップは出て来ないが、もう出てこなくて良いのではないのだろうか。
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2023/04/23 読了
私は置いてかれてて訳わかんないままとりあえず読んでいます。しかしオチはちゃんとしてた。他の人の感想見て4巻どうなるか気になるけど、やっぱり置いてかれるんだろうなって思ってる。
出版順に読んでる上遠野浩平作品の数を数えてみたら、後20冊ぐらいある。でも置いていかれがちだからもう読みたくない…。たすけて…
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急速に世界のバランスが変化していくなかで、統和機構の中枢の座に就こうと画策するマキシム・G(ゴーリキー)は、事件のカギとなる綺にねらいを定め、彼女の身柄を捕らえようとします。しかしビートと朝子の反撃を受けて、マキシム・Gはいったん手を引くことを余儀なくされます。
ビートたちは、凪の身体に打ち込まれた杭をとりのぞくため、統和機構に所属する研究者の少女フェイ・リスキィのもとを訪れます。そこへ、綺を追ってきたアルケスティスが登場し、奇蹟の能力にめざめたフェイとの戦いがはじまります。
どんどんストーリーが壮大になっていって、スピン・オフ作品ながらむしろ本編よりもこちらのほうが「ブギーポップ」シリーズの世界観の中軸にかかわる物語になってしまっている印象がありますが、著者がどのようなしかたでこの物語の結末をつけるのか、興味があります。