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ちょこちょこと直されていて、web版読んで気にいった人は、読み直す時には書籍版を読んでも楽しいと思う。
マインとルッツに会ったベンノとオットーがコリンナと会話するところまで。
web版の第1話〜第26話の範囲。
書き下ろしが、2つ。
・マインのいない日常
マインが寝込んでる時のルッツ達が森に行ってる時の話し。シュミル狩りでシュミル登場と一般の子供視点代表としてフェイからマインの印象が語られる。
・変わらぬ日常
転生前の麗乃と修ちゃんの話し。最後のセリフはお約束。
あと、
生活改善中
と
冬の甘味
は、
第6話 閑話 変になった妹
と
第13話 閑話 オレの救世主
の視点変更でなかなか興味深い。
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読んでみようと思った動機は図書館でこの本のシリーズがずらっと並んでいたという単純な動機。手に取ってみると、普段ちょっと毛嫌いしていた「異世界転生もの」だったので、「はずれかも」という不安を持ちながら読み進めた。最初、転生した主人公の麗乃(マイン)の性格の描写でちょっとイラっとする部分もあったが、読み進めていくうちにそんな気持ちは消え本を作るために色々悪戦苦闘するマインの姿に共感した。年齢の割に聡すぎるマインにこの後色々な出来事が待ち受けると思うが、マインの本懐が達成できるのか。続けて読んでいきたいと思う。
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本好きの主人公が、本が全くない世界で生きることになって……という設定がおもしろい。
何とか本を作ろうと、いろいろな紙を作ろうとして失敗するところも、おもしろく読んだ。
ただ、いろいろ設定で気になることもあったりして。
とにかく、こんな幼女がいろいろなことを知っていて、かなり不自然! それと、今までいた世界といろいろ違うみたいだけど、言葉は通じるの? とかね。少しご都合主義的かな?
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病的に本が好きな大学生だった主人公は、突然の地震で本に潰されて死んでしまう。
次に気づいたら、本どころか字もない土地で、病弱な幼女になっていた。
本を手に入れるために奮闘するマインの物語……なんだけど、可愛くて面白いところがありつつも、なんかマインが好きになれず……もう少ししたら慣れるかな?!
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大好きな、本当に大好きな本です。
読み始めたら、書籍版に追いついちゃったので、ウェブ版を読破しました。
すごい。とにかくすごい。
出てくる人物が多すぎて、混乱しても、
完結までがずいぶん遠くても、
それでも読む価値があります。
テンポが良くて読みやすいから、長くても重さを感じなくて、どんどん感情移入してしまって、何度も泣いた。
家族愛を感じたい人。ファンタジーが好きな人。物作りが好きな人。恋愛小説が好きな人。そして、本が好きな人。そんな全ての人のための物語。
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変態レベルに読書好きの女子大生、麗乃が、識字率の低い世界の少女、マインに生まれ変わった!
どうしても本が読みたいマインは、自分で紙から作ろうとする。
今は無限大にあるかのように思える本は、大量の紙とインクがあって、本を書いてくれる人がいるからこそ、存在するものだよね…と改めて、いまの幸運に気づかされる。
ネットが普及して、文字に対する有り難みがどんどんなくなっている気がするけれど、字が稀少な世界に入り込んでしまったら、つまらないだろうなぁ。麗乃のように「命をかけてでも、本を読む!」とはならないけど、いまの一番の楽しみがなくなることへの恐怖は共感できる。
6歳にしては知識や態度が大人すぎるマインに、周りの大人が「普通じゃない」と気づき始める第1巻。これからどんな展開になっていくのか、楽しみだ!
それにしても麗乃、パピルス(紙)やシャンプー、鉛筆の作り方を、実際に作れるレベルまで知っているのは、只者じゃないな…。
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主人公と家族との愛情がとても感動的です。また、主人公とまわりの日常をかいてあるところもとても面白いです。ぜひ読んでみてください。
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ネット小説が紙の本に再編されて出版されたらしく。
たまたま古本屋でコミカライズを手に入れ、原作があると知って、図書館で借りて読んでみました。
現代の日本の女子大生麗野が就職を目前に本に押しつぶされて死んでしまう。(のか?)
高い熱にうなされて目を覚ますと、5歳の幼児になっていて、まったくわけのわからない世界の見ず知らずの他人になっている。おぼろげながらにそこに生きる家族や友達の記憶を持ちながら、麗野の記憶と経験はそのままに。
本に囲まれて本を読むことが当たり前の、それなしには生きられないと思っていた主人公が、本がない(全く存在しないわけではないらしい)ファンタジーの世界で、本を獲得すべく奮闘するストーリー。
書いた本人の思いが溢れ出していて発想は面白い。
設定や文章がまどろっこしくて、なれるまで読むのに時間がかかってしまいましたが、半分くらいから登場人物も増えて、物語が動き出しおもしろくなってきました。
なんか、ものすごく長くて、まだ完結してないのか?
最近漫画の方は第1部というのが完結したらしいので、買ってよんでみます。
小説は図書館で借りながら、だらだら読みしてみようと思います。
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またしても異世界転生モノかっていうのと、あまりにも日常過ぎて半分くらいで飽きてしまった。。女性向けなのかも知れないですね。
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ネット小説から、出版されることになった本。
著者がこだわった可愛いイラスト、地図や見取り図、確実に気持ちがぐっとつかまれる。
別の世界ということで文明がまだ発達していない中世っぽい世界のイメージがあったけど、それだけじゃなくちょっと不思議な世界っぽい。
麗乃が事故にあって(本当に死んじゃったのだろうか)、マインに生まれ変わる。本は貴族のもので、文字さえあまり触れられない世界。ないなら、作っちゃえ!でまっしぐら。病弱でちっちゃい身体とのギャップ。
だけど、生まれ変わる前のマインの自我ってどこにいっちゃったんだろう?死んじゃったのだろうか。この先、究明されるのかもしれないけど、気になる。
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読書狂の女の子が本が身近にない異世界に転生してしまって、なければ自分で作ればいいと奮闘する話。
転生後の姿を勇者でもチートでもなく6歳の病弱な女の子にしたところがある意味この物語のミソかな。
少女が病弱な理由とか、異世界の植物とか魔獣とか、いろいろ伏線めいたものもあって、この先どうなっていくんだろうと思わせる。
ただ、この一巻はまだほんの序章という感じなので、面白くなってくるのはもう少し先かなという気がする。
やっぱりこういう転生ものは現代の知識をもとにした痛快な展開がないとね!
期待したい。
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本がなければ作ればいいじゃない。本好きの業に共感しまくりで、読み直しでも楽しい。
チートによる無双が旺盛ななろう系小説の中、病弱で好きな本に辿り着くのに四苦八苦する本書は、昭和の努力型スポ根世代にも読み易くて助かります。
「小説家になろう」で一度読んでいるのですが、改めて読み直すのに本書を購入しました。
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本好きというか活字中毒だな、この主人公。
本好きが転生したら、本はおろか紙もまともに無い世界(文明レベルは古代くらい?)。そこでなんとか本を、活字を求めて奮闘する物語。
普段いわゆる「異世界転生」ものを嗜まないが、やはり本好きとしては気になってしまった。そして主人公のむしろ中毒的偏執感に少し引いたが、それでも、与えられた条件の中で懸命に目的に邁進する姿が面白い。
まだ序盤だが、この先の希望と困難をほのめかして締めており、先が楽しみな物語。
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本好きってか字が好きなだけなのでは、と思わなくもない。
正直、最初は主人公の考え方が受け入れられなかった。熱心なのはいいけど、あまりに一直線すぎて周りが見えていないところが苦手。(特に木簡やら竹簡の時。素材を無駄にできない家庭環境なんだから一言添えない限りは素材にされてしまうような……。なのにあんなに落ち込むのちょっとヤバいと思った。)
それに、本をたくさん読んできたという人物の割には、「そういえばこんな本を読んだ」とか、「本の知識が役に立った」という描写をほぼ見ない。この人、字があれば満足しちゃうんじゃない?という冷めた距離感になってしまった。
「本のない世界で司書を目指す」という設定はとても面白いと思う。
主人公の奮闘もすごい。
最後、友人の背中を上手く押していたところは読んでいて楽しかった。
そして、ようやく「マインの特殊性」への理解者のような人も現れはじめて、最後の最後で物語に安心感が出てきた。
これからマインはどんな行動を起こすのか。
次巻以降に期待。
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けれど、本が一つ手に入ったことで、ここでも大事にしたいものができた。ちゃんとこの世界で生きていこうと思える、自分の生きる道を見つけた気がした。
(P.212)