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作者の努力も狙いもわかる。わかるし実際すこし面白いと思わなくもないんだけど、この一年半ほどしたらほとんどのネタが死んでしまうようなネットスラングとパロディだらけのギャグパートはあまりにもきつい。挿絵の使い方はああ確かにラノベの挿絵が真っ当に進化したらこうなるだろうなと。ギャグパートだけに使われるのはちょっと残念。
しかしこの手のヒロインと主人公がちょっとヒネリの効いた会話を繰り広げる文化が化物語で加速したというのなら、西尾を恨むしかなくなります。
それから気になるのはネタ消費の速さ。2011/8/31発行(奥付では)の本に「生存戦略、しましょうか」って小ネタが入ってるのはなんかもうやばい。なんでもネタ化して消費に走っている気がするよ…。
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師匠にあたる更科更夜さんが
「イマ、「のうりん」がトレンド!」と断言されていたので読んでみました。
普通におもしろかったです。
パロネタ成分多めのわりに、タガが外れた感が少ないのは
作家の人間性でしょうか?それはそれでアリな気もしますが
個人的には「人としてお近づきになりたくない」タイプの真性の変人が
書いた「ような気がする」作品の方がハマり度が高いように思います。
まあ、個人的な趣味の話なので…
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パロディーネタが多くてそういうのが苦手な人は好きになれなかったりおいてけぼりにされるかも。
逆にそういうのが好きな人なら楽しく読める本。
詳しい感想はこちらのブログの記事に書いています
http://librarianimpressionk.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
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農業高校を舞台に、農業体験を通じ少年少女達が織りなす汗と涙のトンデモラブコメディ。
パロディの応酬から溜めにかかっての一発ギャグを芸風に、その幕間を転校生ヒロインの視点を交えた農業高校の蘊蓄であっさりと埋める作風としている。
笑わせる技術については、特に際どい方面でかなり読み手を選ぶものの、シンプルかつ巧みな文体が描き上げる強烈なまでの瞬発力が持ち味か。
フォント芸や体裁を効果的に利用しているのも今風ではある。
目に付く大文字については、あるべき視線移動を阻害しネタバレ暴発するのが難点。
本作では過剰なギャグとコメディ要素ばかりにとかく注目されがちだが、取材に基づいていると謳われているとおりリアリティがないがしろにされているわけではなく、意外な事にほんのうっすらとだがアニマル・ライツ的な畜産と倫理問題の関わりや自然との共存関係までも一応触れている。
ただそれが本筋の、特に唐突に顔を覗かせるシリアスパートに強い交え方をさせているのが、それ以外の愉快な側面との折り合いも踏まえると、なんというか……読み手の誘導・牽引的にあまりお行儀が宜しくないと感じてしまった。
そのうえで、本来居るはずの大人達の不在と妙なモラトリアム色が、劇中でやや危うい空気感を醸し出してしまっているようにも読めてしまい、最後まで引っかかりが残った。
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色々おかしい。
挿絵や大文字表記など、使えるものは片っ端から使って勢いでギャグをもり立てようとしている感じがする。
最近のラノベはこういうのもありなのかー……、と驚けばいいのか呆れればいいのかよくわからない一品だが、笑えるのは間違いない。
農業高校を舞台とした話なのだけれども、サンデーの漫画「銀の匙」とはまったく異なるテイストで、農業をネタにしたギャグ連発という体か?
最後何故か「いい話」でまとまってるのは、驚き。
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農業高校が舞台の超ハイテンションコメディ。
まず、このラノベを読むことの注意事項を2つほど。
・下ネタがダメな方は控えること
・電車の中で読むときはにやけてしまうこと
私は下ネタがOKなので最後まで楽しく読めましたよ。
ってかこれ以上ハイテンションなバカな奴らは他のラノベにはないです。
ホントに電車の中で笑いをこらえるのが大変でしたよ。
キャラ、笑い共に最高レベルのラノベですね。
ケチをつけるならストーリーがないところですかね。
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読んだよ.
そこそこ面白かった.
もやしもん的な雰囲気を醸し出しつつも沢木のような菌が見える特殊能力者は居ない.
というわけで普通?の農業高校のラブコメディ.
―――ガイアが俺にもっと耕せと囁いている.
林檎ちゃんが可愛いね.
クールで無表情キャラでございますよ.
で,元アイドル.
何故引退したアイドルが農業高校へやって来たのか.
なんとなく耕作が関係している雰囲気ですぞ.
そういえばアイドルって「偶像」って意味の英語なんだってね.
十戒では偶像崇拝(アイドルの崇拝)は禁止されております.
そしてやっぱり幼馴染キャラがテンプレ通りの行動ですね.
「幼馴染のシャツとかパンツでハァハァしている」と言われて
「パンツではやってないもん」的な返事をするくらいに変態です.
…シャツではハァハァやってんのかよ.
そんなこんなで「のうりん」を読んだよ!
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2巻の帯で興味を持ち購入。ああ、こういう話なのか……。農業高校を舞台とした、下ネタ多めのギャグ小説。挿絵を効果的に使っている。購入に迷ったら、一度実物を確認してみることを勧める。私には合わなかった。
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前半エロ、後半まじめ。
元ネタを知っていると、つい笑ってしまうパロディがエロを絡めてちりばめられていたのは面白かった。
一方で、農業に関する取材がしっかりしたものだとよくわかる、専門性が感じられる内容でもあった。(私は農業については素人なので感じただけです。)
ただ、面白かった=よかった、というわけではないと思っている。
多分、パロディが多すぎて、純粋によかった、と感じられないのだろう。
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とある田舎の農業高校に都会から美少女がやってきたら、というお話。
コメディとして面白かった。テンポもキャラ立てもいいねえ。メイン3人のノリつっこみのテンポがいいんだが、それに加えてベッキー先生がやべえ。しかもアラフォー。普通超えない一線をさらに超えてくるこの作者のセンスがよい。
それにイラストもかわいいんだよねえ。今後もがんばっていただきたい。
この作品の見所としては、都会からやってきた林檎がこの高校にどうやって馴染んでいくか、そしてどうして普通高校ではなく農業高校を選んだのかって所になるんだろう。まず1巻目としてはつかみはOKじゃないだろうか。2巻以降に期待。
難があるとすると、字体装飾がちょっとうざいところだろうか。よりポップな感じを出そうとして実験しているんだとは思うが、素の文章が面白いんだからそこまでしなくてもいいのにとは思った。
あとは、お話がパーツ毎に組み立てれている印象が残った所だろうか。ちょっと林檎絡みの所に違和感を覚えた。たぶん、「はがない」のように最近よくある日毎に記述をばらしているからなのかもしれないけれど。
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笑った笑った。バカテス並みに笑えました。展開が読めなさすぎて、バカ。もうバカ。ほんとバカ。でもいい話。実によかった。
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農業高校を舞台にしたコメディ。
農業ネタがしっかりとした取材に基づいていて描写されている。
時事ネタもけっこうクスリとくる。
あとリンゴかわいいw
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評判が高いけど、反発も多いから悩んでたけど
読むのがなくなってきたのでこれにも手を出す。
反発が高いのがわかった・・・。
文字が大きくなっているところがひどい・・・。
頻発しすぎ。
最近のに多いのかエロがひどい。にも拘わらず全然エロくないのがひどい・・・。なくても楽しめそうなのに。
星3???だと思ったけど後半はまじめに進んでなかなか良かった。
文中にも出てくるけど 銀の匙 に雰囲気似てる。
エロ70% 恋愛20%の銀の匙。
続きを読むかは検討中。
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#novel
1〜3巻読了。
最近流行の農業学校系ラノベと聞きゲット。
どの巻も導入から終盤まではもの凄いというか酷いパロネタとシモネタのオンパレード。登場人物も変態ぞろいで…特にアラフォーシングル先生がぶっ飛び過ぎててむしろ大好き。
だがしかし、ただのおバカ小説かと思いきや、必ず一つ二つは真面目な農業、食料問題に関する提言もあり。農業高校や各関係機関への取材の成果が確かにある。その熱さに胸を打たれる事も。
そのギャップがむしろ魅力か。
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挿絵とフォントを効果的に使っていてライトノベルらしくサクサク読めた。
本当におバカな感じで読んでいてくすくす笑ってしまった。
ただ、エロ要素が結構含まれているので人の多いところとかではちょっと読みにくいw親の検閲はいる学生も注意。
作者が農業高校を取材しただけあって業界用語とかも多いがすんなり頭に入ってくるので新鮮で面白い。
オススメ。そしてリンゴがかわいい。