投稿元:
レビューを見る
あまり読まないライトノベルの分野。比較的人気と言うことでこの1冊を選んでみた。あくまで初心者のレビューとして受け取っていただきたい。
主人公は農業学校の生徒であり、そこに転向してくるアイドルと幼馴染のドタバタコメディだ。農大系のお話としては「銀の匙」や「もやしもん」といった重鎮がおり、比較的高いクオリティを保っているので、切り口が問われるところだ。
という以前に、なかなかこのラノベのノリに慣れるのはラノベ以外しか読まない門外漢には時間がかかるように思われる。
巨乳やお嬢様やアイドルが記号として描かれているのでお作法通り吉本新喜劇のような予定調和の中に収束していく(きっとこれでよいのだろう)
「ライト」なノベルなのだからストーリーの深みやキャラクターの掘り下げという期待はしてはいけないのだが・・・。おそらく自分はすでに読者の対象からは外れているのだろう。なるべくなら読み方を学んでまたこのジャンルには挑戦したい。
投稿元:
レビューを見る
バカ小説。素直に面白い。
しっかり調べてあるし、エンタテイメント性はもちろん強めているけど、農業高校の生活ってものをちゃんと届けられてる。
くすぐるシーンって興奮するよね。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに手を出しました。ラノベ(><)
学生が読むには 単純で面白い作品。
正直私のような親世代だと・・・う~ん。
農業高校の恋愛モノです。
先日の新聞地方版に掲載されていて、地元の人が地元の農業高校を一年間取材して作品にしたとのこと。
しっかり取材されているから 農業や酪農のシーンは面白い!
銀の匙を思い出させてくれる。
言葉も 地元な分少々抵抗ありなようななしなような・・・
話の内容よりも 方言などで楽しめる作品です(笑)
ちなみに 高校生の息子は 爆笑しながらで読んでいました。
投稿元:
レビューを見る
下ネタで笑いを取るのは反則です。
だがしかし面白かったww
下品ではあるんだけど、一線は引いてる感じ。
だからまあ、許せるかなって感じです個人的に。
農業高校のお話ってよりは、
農業にまつわるトリビアとちょっといい話を交えた、
下ネタ多めのギャグネタラノベってのがホントのところ。
まあでもこなものなんかなラノベならw
ホントは星3なんだけど一つは若旦那にささげて☆四つw
投稿元:
レビューを見る
農業学校モノということで銀匙系かと思ったらSKET DANCEだったでござるの巻。いやメインの主人公含めての三人組がボッスン、ヒメコ、スイッチをかなり彷彿とさせたんだよね。
内容の方は見開きのイラスト使ったアレを筆頭にちょっと漫画及びアニメネタ盛りすぎだろと思いつつもいまどきのラノベ展開&最後はまあきれいにまとめて悪くなかったです。ただあのフォント弄りはちょっと趣味じゃないなー。
ちなみにアイドルっ娘が主人公を好きな理由が結局語られなかったんだがやっぱ野菜送ってたからってことでいいんかね。
投稿元:
レビューを見る
まるでコントの台本。またはVIPのSSスレかと思うほどの勢いMAXなぶっ飛んだ文章。
時事ネタ・・・というより、最近のネットスラングに疎いとネタについていけないかもしれない。下ネタも自重しないし、その性質故に極端に人を選ぶけど、受け入れられる人にはかなり面白い。
投稿元:
レビューを見る
のうりんは、農業学校での日常を描くほのぼのした物語ですね。最近では、もやしもんや、銀の匙など農業系の漫画も目が当てられてきていますし、読んでみると、とても面白い!
まだ今回では、アイドルの林檎が高校に突然やってきて顔合わせをするだけで、彼女がなぜ転校してきたのかぐらいしかわかっていません。
まだまだ、序盤なので2巻に期待して行きましょうといった感じ。けれど、つかみはいいかと。パロディネタも豊富なので、ネタの賞味期限もあるほどの細かいネタまで・・
どうなってんだよ!
投稿元:
レビューを見る
ラノベの存在を知ったのは3年ぐらい前だった。やる夫シリーズを読んでいて元ネタとして使われるので、こういうジャンルがあるのだと思っていた。で、一度読んでみるかと思ってハルヒの第一作を読んでみた。ふりがながうってあるのが衝撃的だったが、それ以外は、普通に面白かった。でも一冊読んだらまあいいかって感じだった。
その後は、サマーウォーズとコードギアスを読んでみたけど、どちらも途中で挫折した。
今回は4回目のチャレンジ。通読できた。
感想は、うーん、この内容ならマンガのほうがいいんじゃないかな。ビジュアルで説明したほうが分かりやすいし、見栄えがする。
見栄えを整えるために文章表現の遊びに頼りすぎていてバランスが壊れていると思う。
ラノベ道もなかなか険しいな。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと気になったので、買ってみた1冊。
農業高校の日常生活を描いている。
くだらなさすぎて好きな1冊です(笑) 今まで読んだラノベよりも読みやすい。
投稿元:
レビューを見る
身の詰まった良い作品である。パロネタエロネタが多く、ギャグ小説としてノリは軽い。しかし物語はよく描かれているし、キャラも立っている。
白鳥さんの作品は蒼海ガールズも読んだが、本当に丁寧に下調べをする方で、しかもそれがよく物語に昇華されている。
エロネタ抜きのシンプルな作品も読んでみたいものである。ライトノベルの枠を踏み越えて作品を生み出せる人だと思う。
悩んだが、星五つとした。
こうしたギャグ小説はわっはっはと笑って消費するのが望ましくて、こう、本来は星五つで「名作だ」だなんて大上段に評するものではないと思う。
もちろん、よくできた作品で、星五つで当然だとも思うが。
投稿元:
レビューを見る
農業高校ってこんなかんじのかなぁ、少し通ってみたかった!
ちょっとやりすぎぐらいのからみや喧嘩もスパイス。
投稿元:
レビューを見る
普段あまりライトノベルを読まない成人女性のレビューです。長いです。
私は少年サンデーで昔連載されていた「ワイルドライフ」や白泉社の「動物のお医者さん」などが大好きな子供でした。
動物が好きでしたし、それらに影響されて獣医になりたいと本気で夢見ていた時期もありました。
それらの連載が終わった頃、ちょうど「銀の匙」が連載開始し、話題の漫画ということもあり拝読しました。銀の匙は北海道が舞台ということもあり、どちらかといえば畜産という主題に重きを置いていると思います。
「銀の匙」は畜産のことを多数取り上げていますが、果たして少年サンデーの本来の読者層である中高生の少年達はこの物語をどう受け止めているのでしょうか。もちろんこの作品の主人公は同じ高校生ですし、同じ世代としてきっと共感できる感情がたくさんあるでしょう。
けれど、それはあくまで成人した女性である私の予測に過ぎません。実際高校生の弟に話を聞いてみると、一応読んではいるけれども「自分の中で忘れられない作品になった」レベルの感想は得られませんでした。
高校生一人ひとりの感想は勿論違いますし、うちの弟はどちらかというとオタク寄りの人間なのであまり興味が沸かなかったのかもしれません。
そんな層の興味を引きつつ、真面目に農業についての理論を展開していくのがこの「のうりん」ではないかと思います。
今やごくふつうの高校生ですらライトノベルやアニメ、ニコニコ動画に親しむようになり、私が高校生だった5年以上前よりも格段に「オタク」の地位は彼らの中で向上しつつあります。そんな層にぜひこの本を読んで欲しいと思います。
個性豊かなキャラクターを立て、様々なパロディや下ネタを織り交ぜつつも最後には必ず真面目な話へと持っていく。
それは現代の農業が抱える高齢化や農業従事者数の問題だけでなく、時には東日本大震災の家畜について、高齢過疎化のすすむ地域の村おこしについて、GM作物やTPPなど多岐に渡り、大人でも目を背けている諸問題と、登場人物の高校生達は真摯に向き合っていました。
正直「ライトノベルだから」と軽く見ていた部分があり、猛烈に反省しました。思わず考えさせられる内容にうんうんうなりながら、時には涙をにじませながら、夢中になって既刊を読みました。
特に私は、詳しくはぜひご自身の目で確かめていただきたいのですが、5巻のボイン良田が代表として発した、『「殺す」ことと「食べるために命を奪うこと」の違いは、私達が作っていかねばならないのです。』という台詞に心打たれました。
例えば私は、鯨は神聖な生き物だから殺してはいけない、という欧米の考え方に対して、生態系を崩さず、かつおいしく食べるためなら別に捕鯨をしてもいいのではないかとずっと考えていました。その疑問に対し、ボイン良田の台詞は答えを教えてくれたように思います。生命の大切さをいたずらに訴えるよりも、食べ物として肉や野菜を大切に自分の血肉の糧とすること、確かにそういった教育を施すことがなにより生命にとって尊い考え方のではないかと同意します。
「ライトノベル」というジャンルはあくまでエンターテイメントの側面が強いと思います。
もちろんこののうりんも例に漏れず、ギャグや個性豊かなキャラクターの織り成す会話劇など、「娯楽小説」として十分に楽しめる内容となっています。
ですが、その一方でやはり、「ライトノベル」の主なターゲットである10代~20代のもっとも農業に対して関心の薄い層へ訴えかける側面も併せ持っています。
問題をはなから知らないことと、認識はしていても詳細を知らないこと、よくわからなくてもとりあえず関心を持ってみること、これらは全て異なります。様々な刺激を受け、ぐんぐん吸収していく繊細な思春期において、こういった「楽しみながら勉強する」小説に触れておくことは必ず将来どこかの場面で役立つことと思います。
具体的に何か行動を起こせるわけではない、けれど認知して知識を得ておくことで自分の考え方や生き方は必ず変化していきます。
私は農家の子供ではありません。ですが、ごはんつぶを残してはいけない。食べ物を残しては罰が当たる。食べる前にいただきますを必ず言う。そういった最低限の躾は施されてきたように思います。
では、何に対して「いただきます」をのか?成人した今では「生き物の命を奪い、食べ、自らの血肉にする」という行為に対して「命をいただきます」という言葉で感謝の意を示すということを理解しています。
そういった自身の行動を振り返り、そして「銀の匙」や「のうりん」を読んで、いただきますは生命に対する感謝の意は勿論のこと、もう半分くらいはこうして食物を作ってくださっている農家の方々へ感謝の気持ちとして口にしても良いのではないかという気持ちが加わりました。
そういった思考の変化が他の誰かにも訪れたらいいなと思いつつ、この本を薦めさせて頂きます。
下ネタが苦手な人にはあまり薦めたくはありませんが・・・
真面目なことをおいといて単純に評価をするならキャラクターが魅力的です。
みんないいところがあって、ひとつも無駄なことがない。
主人公もよくあるやれやれ系なぜかハーレムでなく、ちゃんとした考えを持っている魅力ある男です。
ヒロインもかわいく、私は農推しです。
どんなシリアスな場面もぶち壊してくれるベッキーには頭が上がりません。
投稿元:
レビューを見る
もっと軽く笑いながら読めるかと思ったが、結構読み続けるのが苦痛だなぁ、エピソードが細切れだからかもしれない。あこがれの(元)アイドルが、そうであった過去を隠した形でクラスメートに、という設定だけで一作品の企画が上がりそうなもんだが、それとぜんぜん関係ない、特殊な舞台由来のエピソードをてんこ盛り、加えて、地の文でも台詞でもお笑いをまき散らすというハイブリッドな話だけれど、微妙にばらばらなんですよね。
まあ、農のしゃべりは癒し系だけれど。
投稿元:
レビューを見る
エロとギャグのてんこ盛り感は半端ないほどだが、その中で挿入される重い農業の現実(178頁、277頁以下)。これがあるから、この作品は唯のラブコメディ作品とは異なる位相に位置づけられるものなのだろう。なお、所々「銀の匙」を意識した描写もある。
投稿元:
レビューを見る
今の仕事に繋げるために農業の本を貪欲に読んでいこうと手を出した(って方向が間違っていないか?<自分)農業高校を舞台にしたエログロナンセンスなライトノベル。下ネタの中に農業のウンチクと哲学をさり気なく入れてくるので嫌味なく読めた。自分が10〜20代だったら間違いなくはまっていただろう。2巻を読むかは検討中だ。