自分で治せましたよ
2016/01/14 13:42
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らくこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分を醜いとばかり思っていました。それで病気になりました。
この本を読んですぐに自分の考え方が悪いと分かりました。
30年の悩みがなくなりました。
本当に自分を変えたい方なら自分で治せる本です。
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投稿者:angel3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方法で解決しようと思ってもずっと無理だったことが、この本を読んで思考パターンを変えることができてやっと解決しました。うつ病だけじゃなく、わりと軽い問題なども例になっているので、仕事でストレスを抱えている全ての人にお勧めしたい本です。
認知療法とは何かというものに触れる1冊
2017/04/07 22:11
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
事例を交えながら認知療法を体験してみる1冊です。
本書に記載されているように、難しそうと思ってしまうところがあり、また私はこういったシートを埋めるのが苦手なので、1人で認知療法を完遂することは非常に困難なことであると感じます。
特に解決目標を設定する際、自身に重要で解決可能であり具体性があって将来につながるものが良いとのことで、事例も載っていますが、そんな簡単にそのような目標を立てられるなら、そもそもそれほど問題が重大になっていないのではないかとも思います。
コラム法は有効かもしれません。問題となっている状況を1欄に記載し、不安が80%といったように気分を2欄に記載し、瞬間的に浮かんだ考えである自動思考を3欄に記載します。そしてその自動思考の裏づけとなる事実である根拠を4欄に、自動思考と矛盾する事実である反証を5欄に記載します。最後に根拠と反証から導き出されるバランスの良い考えの適応的思考を6欄に記載して、それによって心の変化がどうなったのか、たとえば不安が50%などと7欄に記載します。
ここで認知のゆがみが生じているのではないかと振り返ることもできます。根拠のない決め付けや物事に白黒つけすぎる思考、べき思考や極端な一般化などです。
問題を解決していく方法についても記載があります。これは5W1Hを利用して問題を明確化し、ブレインストーミングによって解決法を考え、その利点欠点を考慮してどの行動をとるか決定し、実行して、その結果を評価するという流れです。これはブレインストーミングによって案が出れば有効ですが、ここで何も案が浮かばないとなかなか解決に向かうことは難しいでしょう。
総じて素人が1人で自身の問題と向き合うのは難しいのではないかと感じます。カウンセラーなど専門家の方の助けを借りるなどして認知療法を実現していくのが現実的かもしれません。もっとも専門家の考えを知ることはできるでしょう。
合う、合わないがあるかも…。
2015/12/26 22:03
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投稿者:soranoao - この投稿者のレビュー一覧を見る
勧められて読んでみたのですが、読んでいると逆に鬱々としてしまったので、「合う合わないがあるかも…」と思った一冊。事例も多く、段階を踏んでいる点は良いと思いましたが、試しにワークをしてみてもあまりピン、とこなかったのも有り、その感覚が強まりました。また、その感覚が何か気になったので、アプローチが違う別の認知療法に関する書籍を読んでみたところ、受ける感覚がまるで違ったので、「合う合わないがある」で結論を出したいと思いました。
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誕生日プレゼントに頂いた本。
特に現在思い当たるような状態でもないものの
自分を見つめて、知ると言う事は
人生における重要なポイントである事は確かであると思う。
そういう意味でも、一回目を通してみるのも良いかな、と思う。
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大野裕博士の本。かなり実践しやすい認知療法のノート。書き込み式。
少し考え方が偏ってきたらやってみても可。うつ以外にも使える。やると少し気持ちが軽くなっている自分に気づいてちょいと驚き。
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今、もっともうつ病などの「認知療法」についての著作が多く、「認知療法」の第一人者であるのが、この大野裕氏であるように思う。
グリーンバーガー氏の「うつと不安の認知療法練習帳」の訳者の一人。
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「仕組みなんかどーでもいい、とにかくすぐに取り組みたい!」という方にはこれが効果テキメン。
HOWTO的性格が強い本書は、自己啓発なんかにもお勧めです。
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人気なだけはある。
突如始まった療養生活を当初は断固拒否したため、やる羽目になった認知療法。
アマゾンで人気なだけはある。
実践的な一冊です。
別にうつや不安に留まらず、日頃思考がまとまりにくい人や悩み多き青少年など、心身の健康不健康とは無関係に知っていて損は無い。
人は病に罹ると困惑-怒り-悲しみ-諦め-受容の5段階を経ると聞いたことがある(信憑性に自信ナシ…スンマセン)
自分のように降って湧いた現実を受容するのにも効果的だ。
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認知療法の入門編、みたいなもんでしょうか。
この本を読んだからこころが晴れるってわけでは決して無い。誰でもチャレンジ出来そうな切り口で、自分の考え方のクセを自覚して、コントロールしようっていうトレーニングを積むことが出来るみたい。
例題の後にはありがちだけども、読者がトレーニング用に書き込みができるようにノート欄が設けられている。
シンドくって最近なぁ~んにもする気が起きないんだよね。って人から、ちょっと精神的に追い詰められちゃってる人には是非読んでみてもらったら良いんじゃないだろうか。
勿論、効果の程は定かでないが。
それに、特に精神的にシンドいなんて事は無い、って人でも読む意味はあるとおもう。流石にメチャクチャ忙しい毎日の中で、これに全身全霊を掛けることは出来そうもないけども、一読の価値はあるんじゃないだろうか。
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つまみ読み中。
アサーションができるといいね、と2年ほど前に言われた言葉を思い出した。
幼児と同じく、同じ目線に立って話すこと。それがアサーション(自己表現)なのではないかと思った。
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とにかくわかりやすい。
うつに関する基本的な情報と
一人で取り組めるワークブック形式が
お手軽さを増している気がします。
最近なんだか少し調子がおかしいけど
まずは自分でなんとかしてみようという気がある人、
うつって何かわからない人、
どんなふうに向き合えばいいのか関心がある人、
認知行動療法がどういうのか知りたい人、
いろんな人に読んでもらいやすい一冊です。
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偏った考え方の癖を変えることで、気分がマイナスにならないようにする方法。
憂鬱になるのは、自分が悪いのはなく、考え方の癖が悪いという論理に沿って、癖を矯正(?)する自習帳。
でも、考え方の癖=アイデンティティーと思うと、人格変わっちゃう。
ちょっと嫌だよ!
お手軽に書いてあるけど、内容は重い。
こういう理論と実践法があるのを知っているのは、有効だと思うが、
実行するかどうかは各人の自由。
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薦められて、購入してみました。
認知行動療法は、精神疾患の治療として有効であるとされているため、いくつか本を読んでみたけれど、ほとんどが難く、その時は理解できても実践向きではなかったり、なにかが欠けていると感じることがほとんどでした・・・
この本は、理解しやすく説得力もあり、ノート形式なので書き込めるため、手軽に取り組めます。またジャンルも幅広く、目標設定した後どのように不安に呑まれずに行動に移していくか、問題解決のヒントなども取り上げられていたりと、サポートが行き届いています。どれも変に繕わずに練習に入っていけるため、自分の思考に正直になった後、自分で分析するものばかりなので、その目標もまた実践しやすいです。
付録には、薬の服用についても触れられていたり、患者さんの不安な気持ちに対して、細部まで汲まれているなぁと感じました。。
いい本に出会ったなぁと思います。この本と主治医の先生の力を借りて堅実に治療を続けていこうと思います。
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認知療法の基礎が買かれている本。
カウンセリングをはじめに受けるときに、本書のような内容を、今後対話形式で少し崩してやっていきますと言われたので買ってみた。
そのまま積ん読していて、最近になってやっと読んだんだけど、確かに今カウンセリングでやってるようなことがいっぱい書いてあった。
カウンセリングでやっていて、実際うつ病の改善に効果を上げているようなことの例が。
認知療法は必ずしもカウンセラーと一緒にやらないといけないということはなくて、勿論第三者目線があるとはかどるというのはあるのだけど、ひとりでもやってみたいって人は、この本を買って実践してみるのもいいと思う。
タイトルにノートとあるように、考えたことや感じたことを書き出す形式になっている。
ある程度フォーマットがあるので、紙のノートに書いてもいいけど、認知療法専用のスマフォアプリを使って記録するのもいいかもしれない。
認知療法は、単に気持ちの問題や、心の持ちようというだけでなく、うつ病の原因となっている脳の扁桃体の暴走に対して、科学的に効果が証明されているようなので、もし薬だけが頼りで治すのに苦労してる人がいたら、やってみる価値は十分にあると思う。