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大好きな辻村さんの作品
途中までは、よくある展開かなー
と思ったけど
震えた。久しぶりに、衝撃を受けた作品。
泣いた。
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辻村さんの新刊。それも不妊治療、特別養子縁組など今までになかったテーマを扱った内容。とあって、珍しくハードカバーで本を購入してみた。
不妊治療の末、養子を迎えることを決意し、一児の母となった佐都子と、事情で産んだ子を育てられないため、産まれてすぐにわが子を養子に出した、本当の母親ひかり。佐都子が養子を迎えるまでの日々。そしてひかりが妊娠~出産し、その後の苦労の耐えない人生が両面から描かれていて、とても考えさせられる1冊だった。自分が、佐都子だったら、、ひかりだったら、、ひかりの親だったら、、と、様々な人物の視点から、考えさせられながら読んだ。ひかりの人生が良い方向に向かってくれると、いいな。
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保育者を目指す中で、特別養子縁組のことは勉強していました。でも、その時は、たぶんなにも"わかって"いなかった。
ふたりの母親が幸せになれば良いと思う。
心の底から、思う。
辻村さんが描くこのストーリーは、モザイクがかけられたお涙頂戴のドキュメンタリーより、よっぽどリアルだ。
この本は、たくさんの人に読まれるべきだ。
たくさんの人に読んでほしい。
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子を産めない人と、産んだ子を育てられない人とを繋ぐもの‥‥佐都子さんと清和さんが良い人すぎる気もするけれど、その二人に出会えたことはあなたが自ら引き寄せたことだと思えますよ、ひかりさん。あなたにもちゃんと朝が来ますように。
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内容紹介
出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー
親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた一本の電話。電話口の女の声は、「子どもを返してほしい」と告げた――。
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不妊治療と特別養子縁組というテーマ。
リアルで痛々しくて…色々考えさせられる作品でした。
章ごとに視点を変えて、最後はすっきり収束。
読後感も良かったです。
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ノンフィクションみたい
育ての母のたくましさ
産みの母をも包み込んでいる
育ちゆくもののパワー
「生きていて」
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育てられない母親と子供を授かれない夫婦のお話。どちらの心理描写も素晴らしく共感し心を揺さぶられた。家族とは親子とは血縁とは考えさせられる作品。朝(斗)が来るのタイトルに相応しい清々しいラスト、面白かった。映像化して欲しい。
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特別養子縁組という題材は面白かったが、二人の主人公を軸に展開される物語の結末が、やや中途半端。
著者が何を伝えたかったのかがよくわからず、色々と煮え切らなさが残る作品。
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子供のできない夫婦が養子を迎え家族になろうと、子供信じ理想的な家庭を築こうとしていた。そこに現れた産みの親は中学生で出産、親に信じてもらえず、親の考えを押し付けられる。子供というだけで親の考えを押し付けてしまう、自分にもちょっと思い当たるとこもあり、血がつながっていても人と人は相手を尊重して家族をつくらなくてはいけないと思った。
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嫉妬深い隣人の話や、身勝手な男達の話とか、自分が望む姿を押し付けてくる迷惑な家族・親戚の話など、読んでいて陰鬱な気分になるエピソードが多すぎて、正直辛い気持ちになってしまいました。
特にひかりがトモカに勝手に保証人にされてしまう話。自分のせいじゃないのに、この子はなんでこんな目に遭わないといけないんだろう。そして、現実にもこういうことがまかり通っているんだろうなぁと思うと、この世に絶望しそうなほど気が沈んでしまいます。
どうしようも無いほどどん底な気分になりましたが、最後の最後でようやく小さな「ひかり」が見られ、ほんのちょっぴり希望が見られる終幕に少しだけ安心できました。
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読んだら気が重くなるだろうと思いつつ読んだらやはり重かった。
人の人生が崩れていく様を見ているのはものすごくしんどかった。
そんなにあっという間に崩れていってしまうものなのか?と思う私はたぶんとても恵まれた側にいたからなのかもしれないと思う。
苦しい中で最後にほんの少しだけ希望を感じられるのが救いだった。
ひかりが幸せになっていってくれることを願う。
家族ってなんなんだろうか。
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不妊治療の末に養子をもらった夫婦と、望まない妊娠をした女性の物語。子どもを授かれないのがどんなにつらいことなのかが、リアルに胸に迫る。子どもを手放した女の子の方は、家族に対して息が詰まる感覚が共感できた。
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ノンフィクションではないかと思うような、きっと似たような境遇を持つ人がいるんだろうなと思うような話でした。
子どもを産み、育てるために佐都子とひかりがそれぞれ歩んだ重く、苦しい時間。読んでいて私もとても苦しく感じました。
最後は、すっきりとしたラストで救われました。
これから佐都子とひかりが幸せになってくれたらいいな、と思いました。
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子供を産んだけど育てられない母親と、特別養子縁組でようやく子供を授かった母親。両者のサイドから物語はつづられていく。文章は淡々と語られており、分かりやすく、この作者さんは学園物のイメージが強いだけに意外だった。
ただ、「子供を返してください」のキーワードに自分が勝手に振り回されて、ミリテリーだと思っていたので、終わり方はちょっと微妙・・・