投稿元:
レビューを見る
人それぞれにドラマがある。この人においても、成功と挫折。色々な出来事を繰り返しながら、それでも進む姿は悩んで行動出来ない人に刺激になるかも。
読んで感じた事は、やはり自分が思う事は実行に移す。それが上手く行くかは行動して見て分かる事。悶々とした日々を過ごしていると感じたなら、ちょっとした進むヒントが得られるのかと感じます。
投稿元:
レビューを見る
家入さんの『こんな僕でも社長になれた』に続くこれまでを語った自伝。今回も文章の至る所に家入節が盛り込まれている。
家入さんと聞くだけで、その後につながるワードとしてこんなものがある。「ひきこもり、逃走、ベンチャー、IT、連続起業家、居場所」。その中には一見正反対のものが含まれているように思われるが、波のように行ったり来たりしながらその時々で光と影が交互に見え隠れしている。
20代の頃の家入さんは、自分の心にしたがってまるで無邪気の子どものようにやりたいことを求めていたことが分かる。だからこそ、その姿勢や魅力に魅了され、こんなにも多くの人が家入さんの周りに集まってきたのだと言える。
自分が行動し言葉を発した分だけ、その周囲の環境は僅かながらでも変化する。家入さんの逃走力はまさしくホンモノだし、それと同じ分だけ与える影響力も甚大だ。
この本を読んで、家入さんは『愛されるべき痴れ者』だと感じた。これまでもこれからも、どれだけの期間どれだけ遠くに逃走しようと、後ろを振り返ればそれに続く人がきっといる。そういう人柄を、家入さんから、また本書から多くの人が感じとることだろう。
投稿元:
レビューを見る
家入さんの不器用で憎めない振り幅の大きな人生と彼の感謝がたくさん詰まった一冊
弱いけど強い彼のエキスがたくさん入っています
投稿元:
レビューを見る
これ、口述筆記なんだろうけどすごい取材大変だったろうな…。大金を使わなければ得られない失敗を追体験できるお買い得な本。
投稿元:
レビューを見る
歓喜、転機、不安、絶望、葛藤、出会い、別れのすべてが詰まってる。
サービスを展開するのも早いし、こけるときはそれも早い笑
その節々で出会う人との関係性も泣けます。
逃げながらもこんなにサービスを展開できるなら、自分も頑張れるんじゃないかと思えてくる。
勇気をもらえる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
家入さんすごい。こんな僕でも社長になれたも良かったが、家入さんの人間臭さが溢れていた。
やりたいと思ったことを恐れずにやる方が人生楽しいんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
2014年の都知事選に出馬した家入一馬さんの自叙伝。
IT起業家として成功し、お金に糸目を付けずにどんどん新しいことに挑戦していくあたりの話は、読んでいて快く思えなかった。その後、お金を失い転落していった話も、当たり前としか思えなかった。
IT業界をますます信用できなくなった。
でも都知事選に出馬を決めた後の話は、読んでいてなぜか涙が出た。
家入さんという人は、自分を着飾らず、本当に人が良くて、自分の弱さを隠すこともできない人。
自分が人のためにできること一生懸命考え、弱さを見せながら、自分に利益がなくてもそれを実践していく。
そして大勢の人を巻き込んで緩やかに周りを変えていく。そういう力のある人なのだと思った。
今後の活躍が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
語り口はとてもライトでマイルド。しかし描かれる文章はとてもヘビー。本人は飄飄と気の向くまま、おそらく自負していない抜群の行動力で次々と人を採用し事業を立ち上げる。しかし数字は伴わない。そして突然引き籠ったり遅刻したり引退したり。周りの人は相当苦労したんだろうなぁと思う。本人も人に恵まれたと言っているが、昔から付き合いある人はいいけど、信頼関係がない人はどうであったのだろう?それでも人が慕ってくるのはやっぱり愛されているんだなぁと思う。
傷が癒えぬまま自分の転落人生を吐露する勇気とシリアルアントレプレナーとして次から次へと事業を生み出す情熱は素晴らしい。が、円満に「いまに至る」風に書かれているものの、パーティカンパニーの社員など巻き込まれ人生を振り回された人々のことを考えると、、、複雑な気持ちになるし家入さんはちょっとずるいなと思う。
投稿元:
レビューを見る
人間ドックの診察待ちで読了。
もう、胃カメラ2度とやりたくない。
それはそうと、「こんな僕でも社長になれた」に続く家入さんの手記。
細かいことや経営に詳しいとかじゃなく、センスとか機動力持ったひとがトップにたつと会社はこうなるんだなあと。
ベンチャー気質、アットホーム、なんかこういう仕事もいいよね。
投稿元:
レビューを見る
良かった。この人は本当に等身大の人だ。最後の方になるにつれてますますおもしろくなってきた。おすすめ。
投稿元:
レビューを見る
あまり家入さんを知らない私はおもしろく読めました。こういった慣性をもった経営者が増えるとおもしろくなると思います。
投稿元:
レビューを見る
けっこう分厚い自伝。労作。これ読んでも、逃走っぽくはないなぁと思った。確かに、人間らしくはあるけど。でも、やっぱりまだまだすごいひとやでこのひとは。あと、関係ないけど家入さんの初期ってもっとかっこいい写真が使われてたように思うねんけど、ほんまに同一人物なのか? って思うほど別人に見える。
投稿元:
レビューを見る
転落人生への回顧録と副題がついてもおかしくないぐらい
カフェ会社解散、離婚、クラウドファウンディング炎上、ペパボ勇退
など様々な鈍痛を味わってきた著者
それは著者が熱しやすく冷めやすい
日本的に言えばB型体質なのである。
だからこそ次から次へとスクラップアンドビルドを繰り返す。
走りながらコンセプトや理念を決めたり
人員配置をしたりしている。
周りの人は堪ったものではない。
迷惑をかけまくっている。でもこんなことを思う。
家入!!逃げて、逃げて、逃げてくれ!
その先に何があるか見せてくれ!!
彼がのたうちまわりながら見つけた何かを見たくなってしまうのである。
投稿元:
レビューを見る
ペパボで成功した後、カフェなどを大量につくった結果大きな赤字を出してしまった。その後、BASEやcampfireを立ち上げるところまで書かれている。このへんの話は身近なので関心が持てて良かった。
投稿元:
レビューを見る
一気に読んでしまった。ちょっと泣きました。
なんというか、こんなに等身大(に感じられる)エッセイは初めて。こんなこというのはちょっと恐縮だけど、不器用でぜんぜん周りに溶け込めない自分が、なんでこんなに自ら組織に飛び込んでいくのか、組織や社会を作る立場にチャレンジするのかがわかりました。
自分も、居場所が欲しかった。中学校の時はいじめも受けたし、小中学校はゲームばかりでその時の友達はゼロ。当時好きな女の子に話しかけることもできなかった。高専に入って音楽や寮生活で仲間を作ることもできたけど、結局自分のことしか考えられていない自分はどんどん孤立していって、誰も相談できない状況が続いていました。難しいなら逃げて、またやり直して、失敗してまた逃げる。その中で自分にしかない成長もある。そう素直に思える、勇気が持てる本でした。家入さんのことは全く知らず、話題になってた本だったので手に取っただけなんですが、まさかここまで引き込まれるとは思いませんでした。今は、尊敬する人です。誰が何と言おうと。応援します。