未解決の「リーマン予想」について、この機会に考えてみませんか?
2020/02/05 11:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、学際的な知識を分かり易く教示してくれることで好評の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は「リーマン予想」について解説された書です。この「リーマン予想」というのは1800年代の後半に生まれた数学の問題で、未だに解かれていない問題なのです。この未解決の問題というのは、「リーマンのゼータ関数と呼ばれる複素数の関数の値が、どのような場合に0になるか」という内容です。この問題を考えたリーマン自身もそれを解くことはなくこの世を去ったので、この問題が後世の数学者たちに委ねられたというわけです。この未解決の問題を、この機会に考えてみませんか?
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多分,構成が良くない気がする。
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リーマン予想が,いまだ解かれていないのは,究極まで考え抜かれた問題だったからなのです。このことは,この問題を考え出したリーマンが,大変に優れた数学者だったことを物語っています。(p.5)
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まだざっと読んだだけだが、面白い本でした。今まで読んだリーマン予想の本の中で一番判りやすい気がします。
複素関数論の基礎から解説しているので、複素関数論の入門としても良いのではないでしょうか。リーマンは複素関数論で出てくるコーシーの積分定理、留数定理、偏角の原理、解析接続などを駆使してゼータ関数を研究していたことがわかり、複素関数論の威力を感じられる本です。ゼータ関数に興味がわいてきました。
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この本に掲載されている数式の理解が全く進まなかった…。
一応、大学で理系の勉強してててこの理解度。でもリーマン予想が解決されると応用が一杯効きそう。
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一応、理数系大学出身ですが、全く理解できませんでした。とても評価のできるようなレベルに読み手がなっていないため、評価はなしです。
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興味がありつつもなかなか手を出してこなかったリーマン予想ですが、この本でどんな感じのことかが少し分かったような気がします。
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リーマンのゼータ関数と呼ばれる複素数の関数の値がどのような場合に0になるかが分かれば、「全ての素数を完全に知る」ことができるのです。
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理解できない箇所もあり読み飛ばしながらだったので一旦評価なし
また興味が出たら類書とともに再読しよう
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素数定理が証明されているのにリーマン予想は証明されていない,という不思議な状況にあることがわかりました.若くして亡くなったリーマンは古い時代にすごいことを考えていたものです!
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リーマン予想を数学的な内実も含めて、新書で理解できるなんて、素晴らしい著書だ。
ほぼつまづくことなくスピード感を持って読み進めることができた。