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紙の本
楽しく生きよう、いくつになっても
2015/12/28 07:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の著者保坂隆さんは聖路加国際病院のリエゾンセンター長をされている。
「リエゾン」のことは、聖路加国際病院のホームページにこう説明されている。
「「リエゾン(liaison)」とは「連携」を意味するフランス語です。内科や外科など各診療科との連携のもとチーム医療の一員として加わり、心も身体もトータルで診ていく機能のことです」。
そういうところで働いておられる先生が書いたということで、この本の性格がわかってもらえるだろうか。
「お金をかけずに老後を楽しむ」と副題にあるとおり、シニア向けに書かれてはいるが、この本はマネーの本ではない。
あえていうなら、生きる知恵の本だ。
そうはいいながら、この本に書かれているお金の話を少しいう。
「お財布を上手に使う方法」という章もあるのだから。
老後にはどれくらいの資金が必要かということを保坂先生はこう書いている。「年金の範囲内で生活すれば、貯蓄がなくても何歳まで生きようと心配はありません。」「いたずらに数字に躍らされて「足りない、足りない、どうしよう」と思い悩むのは賢明ではありません」
そんな先生が薦めているのが、家計簿。
そして、「収入に合った自分なりのライフスタイル」を提唱されている。
「自分なりのライフスタイル」のヒントがこの本には満載。
「生活不活発病にならないために」「外に出て元気をチャージ」「人づき合いの知恵」といった各章が、生きる知恵を教えてくれる。
各章には小さな項目がついていて、第1章の「生活不活発病にならないために」であれば、「毎日の予定づくりをしよう」「新しいことに挑戦してみよう」「身だしなみは基本中の基本」「朝の体操で1日をスタート」といった項目が続く。
お金がないと楽しい生活を過ごすことができない、なんていうことはない。
シニアの人たちにはこれまで生きてきた知恵がある。その資産を生かさないなんてもったいない。
この本が教えてくれるヒントからあなた自身の知恵を工夫すれば、なんとも楽しい老後生活ができるはずだ。
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