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紙の本
我が家にも猫村さんにほしい
2023/06/30 12:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこりんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
旦那様と奥様。ボタンの掛け違いが大きな歪になってしまったのか、近づこうとしても離れてしまう二人の関係性はどうなってしまうのか…
それに振り回される猫村さんがかわいそうだけど面白いです。
紙の本
昭和の匂いのする、スルメ的味わい。
2010/12/03 21:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまさらながら、1巻から4巻をまとめて読んだのだけれど、
こんなにじわじわと笑わせてくれるまんがだったとは。
読んでみると、一見雑(ごめんなさい!)
に見える絵が、なんと味わい深いこと。
これは、「サザエさん」の長谷川町子や
「小さな恋の物語」のみつはしちかこを
思い出させる。ほのかに昭和の匂いもする。
犬神家のご主人の哲学チックなせりふ。
長女の尾仁子とその友人たちの
ユーモラスすぎるやりとり。
村田家政婦の奥さんの、味のあるひとこと。
ツボにはまるところがたくさん。
なんといっても、猫村さんが
時折見せる(素の?)猫っぷり。
あの、見せ加減といい、
うまく生態をとらえているところといい、
猫好きにはたまらないかも。
作者は長年猫と暮らし、観察してきたのでは
ないだろうか。そう思わせる描写が多い。
猫イコール家政婦という設定を、
ふつうに受け入れさせて、なおかつ変わっているところも
アピールする。その絶妙なセンス。
猫村さんがいとおしくて、エプロンのたてむすびを
なおしてあげたくなってしまう。