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投稿者:ken1966 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生でトップテンに入る良書です。何のために仕事をしているかを若い人に感じて欲しい時に薦める一冊となっています。
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元日産自動車、ボディショップ、スターバックスコーヒージャパンCEOによる一冊。
日産自動車時代に先輩から示されたという「この工場が価値を生む瞬間は鉄板を溶接するあの火花が散っている瞬間だけだ」の逸話から、本書を通じて企業が価値を生む瞬間を「火花が散る瞬間」と表現されており、その感覚がスターバックス本社CEOハワード・シュルツと(シュルツの場合は「ビジネスのスメル」という表現で)
共有されていた、という記述が印象的でした。
この、火花が散る瞬間というのは、企業ごとに違う訳ですが、そこで顧客の体験を中心とした定義がなされているかどうか、が企業が成功する条件だとしている点、アップルのあの、iPod開封の儀wなんかはまさに火花が散っているなー、と。
また、ボディショップ元CEO故アニータ・ロディックのプレゼンテーションに感銘を受けた著者が投げかけた、どうしてそのテンションが維持できるかと質問にした際の回答として紹介している「アンガー(怒り)があるからよ」には、企業こそ、世界を昨日と違うものにする術たるべし、という著者が辿り着いた哲学を垣間見た思いがしました。
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近々ご本人の講演聞く機会があり手に取った。
最初の5章は自分なりの「Mission」の作り方。ご自分の経験、ボディショップ、スターバックスにまつわる具体的・感動的なエピソードは説得力がある。第6章は「リーダーシップ」、第7章は「時間術、勉強法、読書術」について。
・ご自分が「リーダーシップ教育」をしたい
と考えて本を執筆されているのが良い。
また
・野球部の補欠の話、失敗経験の共有、参りそうになった時代
の話にも触れ、痛みが分かる人だというのも伝わってくる。
個人的には
・原理原則が大事
・Enpowerment(権限移譲)が大事
・企業の目的は「株主価値の向上」という考えに疑問を呈する
3点に大きくうなづいた。価値観がかなり似ており、ご本人にお会いするのが楽しみ。
読書時間:3時間半
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いわゆるルールで縛らず、ミッションを作り従業員の意識を変えれば多くが解決する系の話。
企業の存在意義や、提供価値の定義の話など、腹落ちして語れた方が良い事が非常に分かりやすい語り口で書かれている。
ミッション設定などが仕事で必要な人以外には、なるほどねー、で終わってとくに学びがないと思う。。
一方ミッション設定が必要であるなら、基本的な考え方理解としては参考になると思う。
表紙とかも、それっぽい感じ/流行りに乗った感じで嫌な感じであるが、内容は割とまとも。
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価値を生み出す一瞬は何なのか?それが自社にとってのミッション。スターバックスとボディショップというファンの多いブランドでありながら拡大政策によって失われたモノを取り戻した経験を書かれています。マニュアル化ではなく、理念を浸透させる事が何か起きた時でも自分で考えて感動を産む対応が出来るようになるというのはその通りだと思いました。
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スタバ、ボディショップの元CEOの岩田さんが書く本。
岩田さんいわく、人にはミッションがあり、そのミッションは好きなこと、得意なこと、社会に貢献できることが重なりあう所であるとのこと。
スタバはコーヒーを売っているのではなく、活力や栄養を売っている。来た人がすこしでも元気になって、リラックスできるようにすることが目標なようだ。お腹を満たしているのではなく、心を満たしているのだ!
何度も書かれていることは、スタバはお客さんを満足させる。コーヒー屋さんではなく、満足させることが第一。それがミッションだからお客さんが長居しても何も言わない。結局は長期的に見るとそれが利益になってくる。
リーダーについての言及もある。怒りかたや、誉めかた、時間の使い方などの工夫ややり方も書かれている。
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日々の仕事の原点を気づかせていただいた本です。このようなことを分かりやすく著述することは、簡単そうに見えて難しいことかもしれません。
しかし、スタバの接客に対する期待値が上がってしまって、現場は大変かもしれません(^^)
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私自身、「社会人として、早くビジョンを持たなければ」とこの数年ずっと考えていました。
その前にミッションを持たなければ始まらないことに気づかされました。
本書にある「企業は世の中を良くする為にある!」。この言葉を聞くと、スティーブジョブズを思いだしてなりません。
初心に返って、「世の中をよくするために、自分が何をしていきたいか?」を考えてみたいと思います。
本書を読んで、益々スターバックスが好きになりました!
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スターバックスの日本法人とボディショップの日本の総代理店で社長として働き、今はリーダーシップ教育に情熱を注ぐ著者が、読者に対して、自分のミッションを探して、それを追求しようと熱く語っている。
そんな本をスタバで読んだ。夜のスタバは、勉強する人、パソコンする人、読書する人、おしゃべりする人など様々。思い思いに過ごしていて、自分も快適な空間で読書に没頭していた。読みながら、人々の心に活力と栄養を与える、というスタバのミッションを改めて意識した。顔なじみの店員がかけてくれる一声や気遣いの訳も、このミッションが共有されて浸透しているからと考えるとよく分かる。
そんなミッションを持つ企業やその創業者、また、そこに雇われて経営を任された著者のビジネススタイルが、心暖まる多くのエピソードとともに語られている。読んでいて、とてもポジティブな気分になれる一冊。
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ドラーカーのマネジメントと同様、経営計画の策定に役立ちました。
マネジメントとは違い日本人が書いたもんだから、日本人的な思考も根底から感じることができてよかったです。
経営のみならず、教育関連の書としても評価できそうです。
Passion!
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本棚に置いておき、時々読み返したい一冊。
主にスターバックス、ザ・ボディショップの2社でのCEO経験が書かれているが、たくさんの本が出版されているスターバックスでのことよりも、ザ・ボディショップでのことの方が新鮮で印象に残った。
全体の中では第4章は「ミッションとは」といった内容が書かれていて、第5章では「ミッションをどう構築するか」が書かれている部分が印象に残った。
経営者だけに必要なものではなく、企業で働く一般の社員を含め、仕事に悩んでいる人、仕事だけでなく、様々なことで悩んでいる人、自分がどう生きていくべきか、といったことで悩んでいる人にもヒントになる内容が書かれていると思った。
就職活動中やこれから就職活動をする学生が読んでも、どんな会社を選ぶべきか、自分がどのような姿勢で仕事に臨むべきか、を考えるヒントになる良い本だと思う。
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これから就職活動を考えている人には特にオススメです。
僕自身も、企業選びの基準に「自分の理念とマッチするか」を置こうと思っています。もちろんこれは自分のアイディアではなく、他人のアイディアを拝借したモノですが…
ミッションは重要だと考えています。それは、本書を読めば分かりますが、単になりたいものではなく、やりたいことだからですね。
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元スターバックスCEOである著者の自己啓発本。以前から気になっていたけれど読むチャンスがなかったが、講演を聞いたその日に、本屋によって購入。講演では時間が短く話されていなかった内容も含まれており、読んで良かった。
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スターバックスを特別な存在にしているのは、
スターバックスと、そこで働く人たちに、
こうしたミッションが深く浸透しているから。
(中略)
ビジネスなのだから、
ミッションのようなきれいごとの前に
利益を出せなければ意味がない、
とおっしゃる方もいます。
利益は大切です。その点は、私も同意します。
ところが、多くの人がそこで考えることをやめてしまう。
確かに、どんなによいことをしても、
赤字では企業活動は持続できません。
では、何のために利益を出さないといけないのか?
それは企業が永続して、
自分たちのミッションを達成し続けるためです。
(『ミッション』 著/岩田松雄 P24-P26より引用)
http://www.tv-aichi.co.jp/bp/wadatti/?p=8776
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涙もろい私は、何度も目頭が熱くなりました。不覚にも、電車の中で、目が真っ赤になったと思います。そうそう! 企業はそうでなくてはいけないと感じました。頂いたエネルギーで頑張っていきたい。