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<目次>
序章 成熟社会では本を読まない人は生き残れない
第1章 本を読むと、何が得か?
第2章 読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
第3章 読書は私の人生にこんな風に役立った
第4章 正解のない時代を切り拓く読書
第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
付録 藤原和博の「これだけ読んでほしい」と思う本50冊
<内容>
リクルートから東京の中学校校長となり「よのなか科」を創生したり、校内で塾講師が補講したり、という活動をしていた人の「読書」の勧め。斎藤孝や成毛真などとそんなに違うことは言っていない。ただ教育畑にいただけに、私のココロには響く言葉が多かった。本を読むことは「みかた」を増やすこと。読書は「ロープレ」だ。読書体験のアウトプットは「読書を自分の意見までつなげることができる」から。
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物事に対する自分の見解が持てるようになりたい。
本を読む私の一つの理由はこれです。
勉強になったらところ抜粋
「自分の意見というものは、書いたり話したり繰り返すうちに次第に強固なものに進化していくものなのだ。…意見は繰り返し聴かれないと筋道が通っていくものではない。逆に何度でも自分の意見を書けば書くほど論理的な整合性が深まってくる」
やはり読後でも繰り返しのアウトプットが必要なんだなと思いました
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読書の習慣はないが無関心というわけでもないというレベルの自分にとって、丁度いい内容だった。
現代で必要とされる生き方・考え方を築くために読書が有効であると、様々な事例を交えてわかりやすく説かれている。
推薦本の紹介もあり、読書ビギナーにはありがたい。
読書を習慣化できた自分からどんな発想が生まれるか、どんな視点で物事を考えられるか、楽しみになった。
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立ち読みで30分で読了。ジグゾーパズルとレゴの対比は、そうだなと納得。藤原氏は読書習慣を33歳から始めたとのこと。自分もまだ間に合うと一安心。藤原氏と同様、純文学にはこれまで手を出してこなかったので、チャレンジしてみたい。子どもにも読書習慣を付けさせようと思う。この類の読書啓蒙本がいつも指摘することであるが、アウトプットすることで、読書の質が上がるという。その通りだと思う。
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パチンコ、スマホゲームやらず、読書をするだけで、8人に一人の人材になれる
→改めよう、確かに、スマホゲームをし始めてから、読書量が圧倒的に減った
一時間に稼ぐ力は、飲食業で800円くらい、マッキンゼーのシニアマネージャーで80000円と百倍の開きがある
→稼ぐ力を増やすには、本を読み、他の人のリアルな体験を疑似体験すること
ピーターの法則というオススメしてた本が気になる
本を読んで、その人から発せられる脳のかけらを自分の脳につける
→文学だとしても、著者が取材した何十もの本を自分が体験できる
乱読がオススメ
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すごくよかった。無根拠に読書を礼賛するだけじゃなくて、実体験として、読書しなきゃヤバいと痛感した著者の思いが伝わってくる。読書以外にも、ちょこちょこ気になるトピックがあったので再読したい。
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レビューに惹かれて衝動買い。
思ってた内容と違って少し期待はずれでした。
最後の本の紹介もなかなかハードルが高いものばかり。
でも、昔読書が嫌いだったことや
純文学の話など心に留まる内容も多かったです。
こどもと読みたい本の紹介の部分は
将来、親になったときに思い返して読み直したいです。
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本の捉え方がとても良かった。というのは、本をその著者の「脳のかけら」として考えて、そのかけらを自分の脳と結びつけて脳の拡大をして行くというイメージが自分にとってとてもしっくりときたからだ。
もともと本を異世界への扉であり、新たな味方を生み出すものとして考えてた自分にとっては、本は「召喚獣」の様なもので、他者という感覚が強かった。
しかし、まるで攻殻機動隊の様に脳が他の世界とネットワークで繋がるイメージを本を読むことの効用として取り上げる著者の捉え方は新鮮でもあり、自分の読書体験を見つめ直す良い機会になった。
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著者のメッセージはシンプル。一貫して読書の重要性を説いている。時々脱線もあるが、そう感じたのは私の読解力不足のせいだろう。大筋で一貫性がある。以下は私が受け取ったメッセージである。
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価値観の多様化した成熟社会においては、正解を当てることではなく、それぞれの納得解を作り出すことが求められるようになっている。
そのためには知識の塊である本を読むことを通じて自分の意見が言えるようにならなければならない。
ただし少し読んだだけで自分の意見が出てくる訳ははない。様々な事柄について自分の意見が溢れ出てくるのは読書300冊を超えたあたりから。乱読がオススメ。
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それは、なんだ?と思わせる。
まぁ、そんなもんだ。読めたらいいよね。
試し読みも必要よね。
納得するところも。
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『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』『昭和史』(上・下)『あの戦争は何だったのか』『敗戦真相記』『東京プリズン』『頭のよい子が育つ家』『ペテン師と天才』『奇跡のリンゴ』『手紙屋』『いのちのバトン』『自殺予防』
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成長社会から成熟社会への移行に伴い、各自が自分で幸福論を見つけなければいけない時代になった。
そんな社会の中で幸福論を見つけるには読書しかない。
読書をすることは著者の脳のかけらと繋がることといった視点がおもしろかった。
巻末の「これだけは読んで欲しい」と思う本・50冊はビジネス書から絵本まで幅広く紹介されており、特に子育て世代にはありがたい。
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他人の脳のかけらをつなげることで脳は拡張する。
ジグソーパズル型思考とレゴ型思考
つまりは本を読めってこと
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この本は誰に向けて書いているのか途中までよくわからなかった。
最後まで読んでみて、「図書リスト」に絵本が入っていることから、子供に本を読ませたい大人(親や教師)向けなのだと気づいた。
それゆえ、ビジネス書ではなく自己啓発本に近い内容が多く、「自分の脳のかけらと他人の脳のかけらが結びつく」などと学術研究を引用しながらも胡散臭い言い回しが随所にみられる点は残念である。
たぶん、子供に読書をさせたいときにはこの本に書いてある内容を説明してあげると(鋭い子どもでない限り)納得するでしょう。「脳科学によるとね~」なんて言った日には一発で。
ところが、同僚が読書したいと言っているときに引用するような箇所は見受けられなかった。
まさにこういう本を通して日々の批判的思考、つまり本サイトのような場での批評活動は有益なんだろうなという示唆を得た。
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このところ、本を読むということはどういうことなのかを考えながら、読書しています。
読書によって身につく「集中力」と「バランス感覚」の大切さ・・「想像する力」が磨かれる事・・
ただ読むことだけではなく、「読書」と「自分なりの意見」との、相関。
意識が高まると、引き寄せる力も強くなる。これは、実感として、いつも感じていました。
一つ一つ書かれていることに頷きながらの読書となりました。