紙の本
作家さん買いでした
2015/08/22 01:07
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおたつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
チャラい男とだメンズに弱い男のかるーいお話かと思ったら、とても素敵なちょっとせつない純愛物でした。
読んでるうちに段々と真実が明らかになっていくのですが、チャラ男君がとても純粋で不器用で。
読んだ後心がほっこりするお話です
やはりこの作家さんは間違いありません。
紙の本
初読み作家さんでした。
2016/04/10 23:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもすんなり読める文章で、翌日が仕事なのも忘れて、夜更かしして読み終えてしまうくらい、内容にも引き込まれました。
自分の気持ちより、相手の気持ちや事情を先に考えてあげられる成田くん。その懐の深さに涙が出ました。
紙の本
おじいちゃんと孫が幸せになる話。
2016/06/25 22:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一冊読み終えてみると、おじいちゃんと孫(みたいな存在)が幸せになる話でした。家族愛に溢れた素敵なお話ですね。メインカプも二人の周辺の家族なしでは進展しなかったと思います。メインカプのいちゃいちゃはなかったけど、おじいちゃんと孫のほんわかやり取りがとってもいい感じです。
電子書籍
面白かった
2021/12/24 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読了後に「ここで待ってる」というタイトルがピタッとくる話。
凪良先生は細かな描写が本当に美しい。
BL沼にハマっていないかたにも良んで欲しい。
電子書籍
切ない
2020/09/08 17:25
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分で決めたことだからと、惚れた男と約束したからと、何があっても家族を守ると決心していたのに、どうにもならないもどかしさに胸を痛めた
守られるばかりの女性の辛さも分かるし、誰も悪くないのに身動きのつかない状態になったのをおじいちゃんの一声で見事に解決
みんな幸せになって良かった
くそビッチと真面目なお兄ちゃん系イケメンのありきたりな話かと思ったらとんでもない
切なくって温かい優しい気持ちになれる話だった、受けと彼女のエピソードは少年漫画にありそうなヤンキーものっぽくてBLでは異色で新鮮に感じた
血が繋がっていても寂しい関係もあれば、血が繋がっていなくても温かい関係は築ける
自分の幸せを子どもの幸せより優先する人間もいれば、自分より人を優先する人間もいる
この話の中で、子どもの幸せより自分を優先した母親たちに天罰が下ればいいと思ってしまった
電子書籍
家族について考えさせられる
2020/05/23 08:52
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投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めが小悪魔ビッチが好きという、わたしには縁のなかったタイプだったので話に入れるか心配でした。
ですが読み進めていくうちにそんなことは気にならなくなり、一気に読み進めてしまいました。
家族について考えさせられるシーンが多く、親に連絡を取りたくない理由とか見返りがなくても一緒にいたいと思える人の話とか、共感できるシーンも多く心に染みるものがありました。
最初は攻め視点で進み、途中で受け視点もあるので、どちらの気持ちもよくわかり感情移入しやすかったです。
お互い好きなのがわかっているのに、素直に結ばれることが許されない関係というのがこんなにもどかしいとは……。
最後は大団円でよかったです。
素晴らしい作品でした。
電子書籍
周りの反応
2019/04/28 11:13
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投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもおもしろかったです。
が、祖父や、受けの嫁などの対応に疑問は残ります。
フィクションだから、で片付けられることですが、
子供にどんな影響を与えるのか・・・など考えてしまいます。
そもそもの家庭環境が複雑なわけですが。
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大好きな凪良先生の新作です!
いつものように、なんの情報も入れず、あらすじも一切読まずに読み始めました。
以後ネタバレです。
小悪魔系の男の子が好きな空手道場の師範代、成田(攻)がゲイバーで出会ったのは、恐ろしく綺麗な男、飴屋(受)。
成田は一瞬で恋におちていくけれども飴屋には妻子がいて……と、泥沼感たっぷりでスタートする今回のお話。
何となく「もしかしたら論とは…?」とは思っていたものの、拓人とのばらの血の関係までは予想してなかったので「おおおお…」となりました。
ただひたすら飴屋を想って自分が居た、というあとを残さない成田の気遣いにはヤキモキしつつも感服。
飴屋の、「のばらと論から離れず、拓人との約束を守ってふたりを護りぬく」という強い決心から、成田の気持ちにはこたえないし自分の想いにも気づかないふりをして拓人を想いつづける、という飴屋の想いにも再びヤキモキしてよいスパイスとなりました。
個人的に残念なのは、草間先生が描く「綺麗な男」からはそれほど”綺麗な”という部分が伝わってこなかったこと。これが前作「美しい彼」の作画をされた葛西リカコ先生ならば その飴屋朋という男の”綺麗さ”が読み手にも伝わってきたんじゃないかなぁと思いました。草間先生の絵は好きなんですが(表紙も素敵でした!)、人物の「綺麗さ」を出そうと思うと合わないかなと思いました。
それにしても爺孫の関係、それにのばらを加えた関係はとっても和みました…。
凪良先生はまた来月別レーベルで新刊でるので超楽しみです!!
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うーん…「父親」するなら、息子に恥じないような慎みを持って欲しい。セフレどころじゃないし…。
テーマがテーマだけに、貞操観念が低いとなんだかアンバランスさを感じてしまう…。
攻めがビッチ好き、という感覚が分からないので、受けのどこに惚れたのか分からない…見た目?性欲?貞操観念どっちも低い。。攻めは仮にも空手の「先生」だし、受けは「父親」なんですから…。
そもそも高校生で妊娠とか、ちょっと地雷。産まないという選択肢も、よく考えても良かったんじゃないかな…。もちろん考えた末なら産んで良かったし堕胎なんて可哀そうだけど、今回は特殊な子になってしまう本人のことも考えてあげないと…。
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センセ初の子連れもの。今まで子連れものって無かったのが不思議なくらい板についた話で、ほのぼのさせられました。
胸が痛くなったり切なくなったりする場面もありましたが、なんででしょうね…おじいちゃんと子供が登場するだけで、微笑ましくて和みます。
人妻ホイホイと呼ばれてるけど実はガチゲイの空手道場の若先生×元ヤンで実は妻子持ちのびっちゲイ。
というcpの、いろいろなしがらみに縛られた恋模様…のはずなんだけど、どう見ても
「成田家×飴屋家の人情ファミリーもの」
でした!!
もちろん、成田と飴屋の好きでも一線を超えるわけにはいかない事情というのが切なくて、二人が結局どういう関係に落ち着くのか最後まで焦れ焦れさせられました。
…でも、それよりもおじいちゃんと論の相思相愛ぶりが微笑ましくて…!
○子ちゃんと友蔵に負けてないですww
二人の交流のほうが成田と飴屋より真っ直ぐでラブラブで上手くいってて、主役を食ってましたね~
そんな祖父と小さな子供のおかげで、成田と飴屋も幸せをつかみとることができたんですよね。
皮肉だけど、本当の家族よりも擬似家族の愛に恵まれたところに胸が熱くなります…
飴屋が過去の恋から踏み出せなかった一歩を、成田だけじゃなくおじいちゃんや論そしてのばらまでも後押ししてあげたところがよかったです。
成田もずっと周りを大切にして、優等生でお人よしで自分の自我を押さえつけて生きてきたからこそ、こうして理想の相手を手に入れることができたんじゃないかとつくづく思います。
エロ的にもすごく萌えました。Hシーンの描き方がやっぱり上手いです。
おじいちゃんのおいしそうな手作りごはんとか、のばらの残念なごはんとか、そういう場面もよかったです!
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家族愛!のお話でした。攻めも受けも思いやりにあふれてて、ほっこりあったかくなるお話。BL的に色っぽいとこが少なめですが・・・。
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単純に子連れBLが好きなので凪良さんの子連れBLだワーイ\(^-^)/などと軽い気持ちで手を出して驚きました。
勿論イケメン二人が出会って恋に落ちてお付き合いするようになるのですが、BLらしさはない。
一般書籍ではないけれど、BLとしての萌えに重きを置いていないような印象を受けました。
飴屋の家族と成田の家族の物語だと思います。
読了後には成田と飴屋の恋より、飴屋家族の真相とお互いを思いやる深くて不器用な愛が頭に残っていました。
設定が現実では有り得ないのに、何故だかとてもリアリティーを感じてしまい、解決しない問題もあるのに
「まあまあ、現実はそんなになんでも片付いたりはしないよね」なんて自然と考えていた自分がいたり(笑)
ただイケメンが二人イチャイチャしていれば良い!という方には向かないと思いますが、重めの家族愛の物語が好きな方には読んで損のない作品ではないでしょうか。
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今までツンデレ受は好みじゃないと思ってたけど、決してそうではなく、むしろ好きなんだと自覚したのがこのお話。受の芯の強いところ、突っ張っていながらそれを周囲に悟らせずにちゃんと父親しているところなど、ビッチ受でもなお余りある魅力的な受でした(それに言うほどビッチでもない)。そんな受を絆していくのが包容というかオカン攻。期待しないようにしながらも、つい受のためにまめまめしくしてしまう男前なんて素敵すぎて、心から応援したい二人でした。
子供とじいじの描写も心温まる。恋愛もだけど家族愛もあって読み終えてしまうのが本当に惜しい本でした。
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成田と飴屋、そして論とお爺ちゃんとのばら、5人の家族の物語。
全員が前向きに一生懸命真面目に生きていて
そしてみんな優しい。
読み終わってほぉ、っと息をつくような素敵なストーリーでした。
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二度と会えないと思っていた相手に再会できた成田。恋人じゃなくて友達でも。と、飴屋と論の側にいようとする。みんなでワイワイしているのは楽しそうだけど、成田を見ていると、自分の想いを伝えればいいのに。と言いたくなる。成田にとっては周りのことを優先するのは自然なのかもしれないけれど、今後は少しずつでも自分の気持ちを口に出せるようになれるといいな。