紙の本
成功の秘訣
2021/03/01 19:43
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安売り王のドン・キホーテの成功の秘訣が、分かりやすく解説されていてよかったです。成長していく企業の参考になりそうです。
紙の本
挑戦すること
2016/06/18 15:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
整然とした経営理論ではなく、もっと泥臭さや追い込まれた時からの脱出経験を多数持つ著者の経営姿勢が書かれている。
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もうちょっと待っていれば「私の履歴書」に登場でき、この本の内容が書かれるのかと思う。まあ、昨今、いろいろ騒がれているが、だから、この時期に出版したのかと勘ぐってしまうが。以前にも、騒がれたことがあり、そのあたりについての胸中の思いも綴られている。6月末で現役を退いたカタチになっていて、学生の頃から、現在までを振り返る、強烈な人生だと思う。このカリスマ性がドンキホーテをここまでにしたのだろう。
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結構ストレートに失敗談含めて話しているとは思うけど、あのドン・キホーテなんだからもっといけるやろ、とも思わんこともない。気付けば実家の近くにもドン・キホーテできており、普通に50のおばさん(母)が利用しているという浸透っぷりはすごい。次はどういう手がでてくるのだろうか。
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とにかくお客様を見るというのが正解なんだろう。
ただ均質化した販売方法ではなく、アドベンチャー的な要素を付加価値として追求していることが右肩上がりの成長が続いてる具体的な要素。
現場への権限移譲は自分自身試しているが、強いリーダーシップなくしては各店舗が好きなことをやるだけの結果になる危険性も高くて高度な技なのは間違いない。また煮詰まったらとにかく外界を遮断して引きこもるという安田さんの方法は驚いた
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ドンキホーテ創業者である安田氏の伝記的な本。
自身の波瀾万丈な人生と、常識を持たない所からスタートするがゆえの「逆張り」戦略が一貫して語られている。
ドンキ愛にやや偏重した印象を受けるが、頷ける箇所も多い。
徹底した権限移譲の重要性や、それがゆえの合成の誤謬。or でなく andで考えアポトーシスが行われる健全な組織になる事が大切。
など、サラリーマンをしていると毎日感じるような、本質的な組織の問題へ切り込み企業を育て上げた著者の迫力を感じる。
どれだけ考え方が異なっても、異なるジャンルでも、あらゆる偉人から必ず語られるのは、「リスクを取ること」と「行動すること」。本書も例外にあらず。
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下手な経営書よりもよほど為になる本。
著者の、試行錯誤を繰り返しながら会社を築き上げた苦労の
跡が、鮮明に記述されています。
本書の中で、著者は「常識に囚われない」「素人だからこその発想」という点を強調していますが、次第に会社が大きくなるにつれ、他の成功企業と同様の所謂「ビジョナリー・カンパニー」となっていきます。やはり、成功企業に共通した普遍的な法則はあるんですね。
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経営者が自らの半生を綴った書籍は多くありますが、こちらも読んだ感想は損なしという印象です。そもそも、現在では名も知らぬ企業になっていますが、そもそも初めから順調に行く訳ではなく、紆余曲折も。サラリーマンからすれば、その大変さの違いは知りえないかと思いますが、それ故にこのような物を読むことで、間接的に知ることが出来るのではないでしょうか。
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「ドン・キホーテ」の生い立ちを創業者の安田隆夫氏が綴った一冊。停滞する流通業の中で、上場以来26年連続増収増益と唯一気を吐き成長を続けるドンキ。が、当然この成長の裏には様々なドタバタ劇あり。深夜営業反対住民運動にあったり、連続放火の標的に合い圧縮陳列を否定されたり等々、様々な事件が赤裸々に綴られると共に、その時々に何を思いどう対処したかが具体的に語られます。
・「はらわた」で考える。考え抜く。苦しんで苦しんでうんうんうん言った先に光が差し込む。その生みの苦しいはまさに「はらわた」から絞り出すイメージ。
・後発参入は真似ては駄目。常識とは先行して地位を築いた者の考え。先行者を追い越すのに常識の世界で戦っては潰されるだけ。逆張り等、素人だからこその非常識を大事に。
・業態コンセプトはCVD+A。コンビニエンス、ディスカウント。そこにアミューズメント要素が加わることで可能性が広がる。日本人は夜祭好き。あのテンションを小売りに持ち込む。
・徹底した権限移譲。ワークではなくゲームにする。ゲームを行うためのシンプルなルール・評価を決める。人は自分事になることで見違えるように働き始める。
・徹底した権限移譲の先には、個人同士の利益のぶつかり合いが生まれるが、そのバランスを如何に取るかが強い企業になる為に重要。
・orではなくANDで考える。意見の対立を昇華させより良いものに仕立て行くのが仕事。
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月並みな表現だが「裸一貫」でディスカウントストア「ドン・キホーテ」を大成功させた著者の一代記。無学のたたき上げの人だと思っていたが、意外なことに慶應の法学部卒業だった。もっともその学歴がビジネスに役立ってはないが、ビジネスの原動力となった「嫉妬心」を燃え上がらせることには役だった模様。一方で生粋のギャンブラーでもあったようで、その時に磨き上げた勘がその後に商売を始めた時に大いに役立ったとの事。自分が産んで大企業に育て上げたドンキを世襲させないところに好感を持った。
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ドンキ一号店が1989年開店。
それが今では全国区。すごいね。
ただ個人的な意見ではドンキが好きな人は偏っていると思う。
安いのが好き、夜中の買い物が好き、雑多なのが好き、という人達だろうか?
言い方が悪いが少数派?的な消費者をターゲットにしている?
ただ行き場のない少数派がドンキに集まれば、とんでもない需要を生む。さらに少数派は逆にドンキにしか行かなくなる?
ドンキでは両替サービスや、外国通貨での買い物も行っている。これは海外の少数派も取り込む作戦なのか?
と、考えてもこれはドンキの勝った図式であり、すでに少数派はドンキというグループに取り込まれている。
これからのターゲットは、さらにグループ化されていない少数派を探すことではないのだろうか?
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ドンキホーテ創業者の安田さんの自叙伝。
無一文からはじまりドンキホーテをつくりあげるお話。
というと、また創業経営者の自慢話か、とおもわれるようだが、一味違うのが自分の内面のドロドロなところも含めてかたっている点。
権限移譲だったりナイトマーケットへの注目だったり素人発想を大事にするといった、どうやって成功したのか?の話もおもしろいのだが、なぜそこまでがんばれたのか?の心のエネルギーのほうが興味深かった。
で、安田さんの場合は、自分のコンプレックスだそうだ。
田舎から都会にでてきて自分はどうしようもない田舎者だ。でも自分はやれるという自尊心があってそれをもてあまして、煮えたぎる情熱のやり場にこまってるからこそ、こういうことをやりとおせたと。
「はらわた」を絞りだせ、「はらわた」を絞り出して考え付くせ、というのは安田さんの名言。
不運の最小化と幸運の最大化、(採用に関して)人は人のことはわからない、だから時間をかけてテストがいる、一定かつ適切な距離感をもって接するのが成功の極意、すなわち主語を転換せよ(お客様を主語にという意味)、真のCEOというものが存在する、それが企業理念集の「源流」、自分で権限を自身で剥奪し部下に与える、権力と権威は似て非なるものであり、はっきり峻別など名言多数。
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1949年うまれ。天の邪鬼なのである。
つねに、逆ばりをすることが、ルールのように
自己暗示をかけて、邁進した。
泥棒市場から、ドンキホーテに発展した。
バッタもんから始まるが、お祭りのような圧縮陳列。
「ひょっとしたら書けない10円のボールペン。」
という ユニークなポップ。
それは、自分が ではなく 権限を委譲して始めてできた。
とにかく、人に命令されて 売るのでは 売れないのだ。
自分の売りたい物を 売る事で はじめて 小売りが成り立つ。
そこから見つけ出した 独身の人のための ナイトマーケット。
それが ドンキの一番大きな 優位性だった。
それが、騒音反対の住民運動に会う。
夜に薬を売る時に 薬剤師がいない事で売れなかった。
テレビ電話での販売。厚生労働省との闘い。
圧縮陳列であるが故に、放火に 弱いところがあった。
それを、克服する。
問題に対して、真正面に立ち向かう。
そして、一代限りとして、引退する。
みごとな退き際である。
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なるほど!あの「ドン・キホーテ」はこうやって生まれたんだな!ってことがよ〜くわかる一冊。やっぱりリアル、流通って好きだなあ。それにしてもドンキがこんな売上のある会社だってしらなんだ。。。7&iやイオンにも匹敵するくらい。そして、利益率が半端ない!
でも、実はほとんど行ったことない。。。笑 今度、改めて行ってみよう!
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1978年に東京の杉並にオープンした18坪の雑貨店を、今やイオンやユニクロと肩を並べるほどの大企業に育て上げた「流通界の風雲児」・安田氏による一代記。少量多品種の商品を安く仕入れ、デフレ経済のもとで「低価格」「圧縮陳列」「深夜営業」を武器に急成長した同社だが、その設立から現在に至る経緯は順風満帆とは真逆で、失敗と苦難の連続であった。経営者である自分の想いが伝わらない従業員たちとの葛藤、「住民団体」と自称する怪しい活動家による営業妨害や、時代に逆行して理不尽な規制をする役所との闘い、さらには万引き犯が起こした放火事件による従業員の「殉職」...。逆境に遭うたびに常識とは反対の「逆張り」を仕掛け、不可能を可能にしてきた男は2015年に引退し、「我が子同然」と公言するドンキとその社員を見守り続けている。