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シリーズ34作目 外伝・四話詰め合わせ
2020/09/29 11:26
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『恋人を悪漢からまもる十一の方法』は、圭がいくら恋に目が眩んだとは言え幼稚すぎる思考で興ざめ、正直くだらなく感じた
『三悪人・五暇人』は、今後あり得る事件を思わせる
『三つの愛の変奏曲』と『三つの愛の変奏曲』は、これからの二人にも関係する過去との決別をも含む未来への光
圭と悠季の関係が大人として一層深まる序章という風に感じた話だった
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フジミシリーズの外伝ですよ。
守村くんが家出して、ブリリアントオケがあった頃を中心に、圭の母親の話とか、フジミのおせっかいオヤジとかの話。
…エロくないww
一体、どーしたんだ秋月こお。
年齢を重ねて、色欲が消えたか? と思うような感じです。いや、全くないわけじゃないけどね。
圭の母親の話がよかったですよ。
双子の姉が産褥でなくなったあと、その後入りとして入り、圭の義母となるのだけど、昔のしきたりとか色々で上手く母親になれなくて…。
でも、圭が守村君というパートナーを得たことで、やわらかくなって、それをきっかけに関係が修復していく。
うん、こういうのって意外とよくあるよね。
結婚とか、出産育児を経験することで、親の苦労とか切なさとかを共感するようになって、それまでのわだかまりが消える。
…共感する、ってことは人がやわらかく温かく生きているために大事な要素なんですな。
しかし、なんだかんだと守村くんに振り回されている圭が可哀想っすww
越後の頑固者と表記されることが多々あるけど、頑固にもほどがあろうと私は思うんだけどね。
つか、やっぱ空気抜き、ストレス抜きがへたくそなんだよ。
ま、圭はそんな守村くんの不器用なところが好きなんだろうけどさ。
……ご馳走様でしたm(__)m
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シリーズ第6部10巻目(外伝)
『恋人を悪漢からまもる十一の方法』
メロメロな悠季をいろんな悪から守ろうとする圭の奮闘(笑)
『三悪人・五暇人』
トランペットの三人娘たちとリタイア組の壮年の男性たちのそれぞれの話。
――5人に悠季たちのことがバレたけれど何事もなく過ぎた、という話。
『真紅の翼』
ブリリアントオケの公演が盛況に終わり禁欲の封印を解いた悠季と圭の話。
――悠季がひと皮剥けたようです。
『三つの愛の変奏曲』
奇しくも悠季が家を出た当日、燐子の視線から見た諸々。
――燐子のことが育ちぶりも含めて分かった。